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哀しみのモーツァルト~ピアノ協奏曲編②~

5441648668_464d082b99_m[1]モーツァルトのピアノ協奏曲は

27番までありますが、その中で

短調の作品は二つだけです。

 

なぜ長調の曲が圧倒的に多かったのか。

 

それは、モーツァルト自身の好みでもなんでもなく、

時代の風潮で そうせざるを得なかった・・と

言えるでしょう。

ソリストのテクニックを際立たせ、華やかで社交的な

雰囲気を演出するために作られたもの。

それが当時の協奏曲(コンチェルト)でした。

 

短調のピアノ協奏曲は、モーツァルトにとって、

音楽的な挑戦だったのかもしれません。

暗い激しさに満ちた この二つの協奏曲は、

のちにベートーヴェンも好んで演奏したと言われています。

(確かに、ベートーヴェン、好きそうです・・・(^^;))

 

ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466   第一楽章

ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 第一楽章

 

 

 
 

音楽in絵画⑪

201255111344oj6ti[1]

ラウル・デュフィ(1877-1953)

≪オーケストラ≫

(「天使のコンサート」と名づけられた版画集の中の一点です。

デュフィの作品は、どれも色彩が華やかですね。

見ているだけで、楽しくなってきます)

 
 

大人のピアノレッスン④

N695_bennchiniokaretaringo500-thumb-186xauto-1728[1]歳をとるごとに、からだには変化が訪れます。

 

昨日やれたことが、今日できなくなるんですよ・・

と、テレビで誰かが言ってた。

 

うん。わかる。

昨日とは言わないけど、若い頃は平気だったことが、

しんどくなってきてる。私だって。

 

お年を召した方は、どんなに大変だろう。

うちの母なんて、もうフーフーですよ、毎日。

 

しゃあけど、さんまが言うてますやん。

「生きてるだけでまるもうけ」て。

あれ、ほんまですね。

 

午後のひととき、一人ピアノ弾いて、ああいい曲だなあ・・幸せだなあ・・

生きててよかったなあ・・って感じること。

よくあります。

 

いつからだって始められますよ。

いつからだって、指は動くようになりますよ。

今のこのときを大切に。

音楽を楽しみましょう。(^_-)-☆

 

 

 
 

導入期のピアノレッスン⑥

PPW_atariwokakuninsurumi-acat500-thumb-186xauto-613[1]ある曲が上手に弾けるようになる。

とても素晴らしいことです。

 

たとえば発表会のケース。

 

年齢にしてはレベルが高いなあ!というような曲を

みんなの前で上手に弾けたら、もちろん自分自身に

満足感・達成感があるし、周囲の人たちも誉めてくれるし、

とても嬉しいですよね。

 

だけど、そこに注意点もあります。

たとえ 何か一曲を立派に完成させたとしても、

総合的な音楽の力がついているかと言ったら・・また別問題だということです。

 

打ち上げ花火のように、 コンサート用の一曲をうまく仕上げること以上に、

将来、自分一人で音楽を楽しんでいけるような力を目標にしているか。

 

地道にコツコツと階段をのぼっていくこと。

それを第一に、日々のレッスンをすることが大切だと思います。

(ごく当たり前のことですけどね・・(^^))

 

 

 
 

陶酔の歌声

3545177630_13b22b592b_m[1]いつも行くスーパー。

いつものように、有線の音楽が かかっていました。

 

<うわ、懐かしい。オフコースや>

 

♪あなたに逢えてーほんとうにーよかったぁ~♪

 

<アレ?小田さんの声に合わせて、誰かが歌ってるよ>

 

よおく見ると、すみっこの休憩所に小学2年生くらいの男の子がひとり。

そばには誰もいないので、聴いている人はいないと思っているのでしょう。

大声で熱唱しています。

 

<小さい子が、えらい古い歌知ってるなぁ・・>

 

熱唱。この言葉以外になんと表現したらよいでしょう。

彼は、完全に歌の中に入り切っています。

この歌が好きでたまらないんだなぁ、きっと。

 

♪うれしくてー、うれしくてー、ことばにーできなーいぃ♪

 

陶酔してる彼の姿を遠目で見ながら、なんでか知らんけどジーンときた私。

 

♪らーらーらー、らーらーらー、ことーばにーできなーいぃ♪

 

ほんま、言葉にできんもの、キミからもらったよ。

ありがとうね。(^_^)

 

 

 
 

春の発表会めざしてGO!

OJS_hasigonikakaruhana500-thumb-186xauto-1383[1]毎年4月に、ピアノ&エレクトーンの発表会をしています。

 

ホールを借りて行う、年に一度の大きなイベントなので、

選曲をはじめ企画・演出をどうするかが毎年の課題。

 

何をおいても、まずはソロ曲!

(先日もお話ししましたが・・・)

クラシックの名曲を選ぶ人あり、ジャズ風アレンジが

いい人あり、ジブリやディズニー、ボカロも根強い人気です。

それぞれの希望や好み・レベルに合わせて選曲し、アレンジを選びます。

 

今年も、ようやくその作業が一段落しました。

これからは、ひたすら練習の日々。

発表会の曲が最優先になるので、ふだんの教則本は

いつものペースを落としたり、ときには思い切ってお休みしたりも。

 

この時期からみんなの目の色が変わってくるんです。

難しい曲をだんだん弾けるようになっていくのが

嬉しくて面白くて仕方ないんですよね。(≧▽≦)

 

ひとりひとりが最高に輝ける一日になれるように、

本番まで全力を尽くしていくことを誓いま~す!!(^o^)/

 

 

 

 
 

保育士のためのピアノレッスン①

4198220175_34a1626f37_m[1]保育士の資格試験を受けようとする場合、

ターゲットになる課題を練習して準備するのは

一番大事なこと。

 

そして、それと同時に意識したいのは、

「保育士になってから」のことだと思います。

 

たとえば 現場で歌をおしえるとき、コードがわかればとても便利です。

メロディラインとコードだけが書かれている楽譜を見て、ぱっと伴奏が

できたら、指導がとってもスムーズにいくこと間違いなし!

 

ちょっとキーが高いかな・・などと思ったら、その場ですぐに

コードネームを書き直して、臨機応変に対応することができます。

 

楽譜が読め、その通りに弾けるようになるのはもちろんのこと、

コードの勉強は、保育士さんに とても役に立ちます。(^^♪

 

 

 
 

断捨離っ!

thCAYOSCF6日曜日、一日かけて押入れの片づけをした。

 

出てくるわ、出てくるわ・・・

 

もう読まない本。電化製品とかソフト類の空き箱。

前のパソコンの取説やらコードやら。

マイクまで出てきた。これ、確か雑音入るヤツやったかなぁ。

浴衣に、下駄に、永ちゃんのバスタオルに(これは絶対いる!)、

こんぴら歌舞伎に行ったときもらった、記念うちわもあった。

これ、平成11年て書いてあるよ。ギャ、14年も前?

 

なんやかんやで・・もうヘロヘロ。

ゴミ袋もダンボールもいっぱい出したけど、必要なモノを収納して

再び押入れに入れる棚みたいなものが欲しい。ラックというのか。

買いに行かな。どこへ?もう通販でええやん。どんなんにするん?

ひたすら自問自答。

 

頭痛くなってきた。もう動けません。

今日はこれでおしまい!=3

 

 

 
 

絶対音感について⑥

3846701632_fc121478c3_m[1]いま一度、基本的な問いに立ち返ってみます。

<そもそも絶対音感があると、どのように便利なのか?>

 

まず、俗に「耳コピー」と呼ばれる作業が、楽にできます。

楽譜が手に入らなくても、自分の耳で音楽を聴いて

それを再現し、楽譜に起こすことが簡単にできるのです。

 

また、音名がはっきりした状態で曲を記憶できるため、

暗譜が正確にでき、しかも比較的長く覚えていられる利点があります。

 

さらに、作曲をする場合、楽器が手元にない状態でも、

頭の中で音を組み立てて、曲を完成させることができます。

 

このように、さまざまな音楽活動をするときに

絶対音感はとても役に立ち、音楽を楽しむ世界を広げてくれるのです。(^^♪

 

 

 
 

鬼平LOVE

thCA01J1IH「鬼平犯科帳」が大好きで、再放送を毎週見ています。

<鬼平は上司のかがみ>と言われるけど、

まさにその通り。

ご覧になったことのない方はぜひ!

いろんな人が演じてますが、中村吉右衛門が最高です。

 月曜はBS、火曜はサンテレビですよ~(^o^)/

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