まつもと音楽教室 > 2013年 > 10月

月別アーカイブ: 10月 2013

 

導入期のピアノレッスン⑦

5557467208_6d07e12eaa_m[1]どんな楽器もそうですが、練習なしには

上達しません。

 

でも、年齢の小さい子の場合、最初からバリバリ

<練習>できるかといったら、無理がありますね。

子どもたちは、練習しなければならないと思ってするわけではなく、

「楽しいから弾きたい」「面白いから続けたい」だけだからです。

 

導入期は特に、あるていど時間をかけて見守る気持ちが大切です。

先生も保護者も、自分が願うように 子どもをコントロールして

練習させようとするのではなく、子どものありのままの姿を

受け入れつつ、少しずつ成長していけるように持っていく。

<ゆったりと構え>、<なおかつ焦点を定めて導く>ことが大切ですね。

 

子どもの数だけ、そのやり方はあると思います。

日々これ精進!! つねに模索を続けています。(^^♪

 

 

 
 

一番いい季節!

NS525_pinknobara500-thumb-186xauto-1571[1]近所のお豆腐屋さんに行きました。

お店をのぞくと、おじさんが椅子に座って

コックリコックリ・・・

 

ーおじさん、気持ちよさそうやね。

ーああ・・ええあんばいやわ・・

ー今が一番ええ季節やね。

ーほんま。暑ぅないし、寒ぅもない。

ーずっと続いてほしいねぇ。この感じ。

ーこの夏はほんまにキツかったもんなぁ・・

 

おじさんは、雨の日も風の日もお豆腐の配達に行きます。

暑さ、寒さも一番身にこたえる。

なのに、いつもニコニコお豆腐一丁120円。 頭が下がります。

 

今度の休みには、おばちゃんとどっか遊びに行ってよ。

ほんまにいい季節なんやもん。

たまには羽根のばして、いい目してな。(;_:)

 

 

 
 

「夜の女王」の聴き比べ!

2472051612_3c08889d09_m[1]モーツァルトの傑作オペラ「魔笛」。

今日は、 夜の女王が歌う有名なアリア

復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え>に

スポットを当ててみます!

 

コロラトゥーラと呼ばれる華麗な超絶技巧に加えて、

ソプラノのほとんど最高音である3点ヘ音(ピアノの鍵盤で

言うと、まん中近くのファから2オクターヴ上のファ!)

まで要求される、ものすごく難しい歌です。

 

当時の初演歌手は、ヨゼーファ・ホーファーという、

モーツァルトの初恋の相手アロイジアのお姉さんでした。

(アロイジアに失恋したモーツァルトは、のちにその妹のコンスタンツェと

結婚することになり・・。3人姉妹の、このへん いろいろとフクザツ)

 

つべのこべの言うよりも、とにかく聴いてみましょう。(^o^)

まずは、グルベローヴァから。

ひたすら端正。美しい女王といった感じ。

次は、デセイ

オペラ歌手は女優でもあることを実感。この演技力!

最後はダムラウ

演技を通り越して、怖すぎる・・・。

 

いやぁ、聴き比べも面白いものですね!

くせになりそうです。(≧▽≦)

 

 

 
 

絶対音感について⑦

FSC_ranakyurasuhunndannarennji500-thumb-186xauto-1462[1]絶対音感を持っている人は、ピアノの88鍵すべての

音の高さを正確に言い当てることができます。

 

絶対音感の「絶対」とは、<絶対に良い音感>という

意味ではありません。

 

「絶対」の反対は、「相対」です。

 

ですから、絶対音感とは、耳に入ってきた音の高さを、

<ほかの音と比べることなしに>

それ自体として、言い当てられる音感のことを言います。

 

一般的に言われる「音の高低」ではなく、その音自体の性質

(たとえば、ドはドの音色の性質があるということ)をとらえる

ことができる音感だと考えられています。

 

 

 
 

保育士のためのピアノレッスン②

PP_syashinwotoriau500-thumb-186xauto-239[1]保育士をめざす方のピアノレッスンの

目的は、最初からはっきりしています。

 

とにかく試験に合格するために。

あるいは、大学や短大での音楽授業に

ついていくために。

学内の実技テスト対策のために…etc.

 

他の教科の勉強もあるし、さぞかし毎日忙しいことでしょう。

 

けれど、あえて一個人として弾いてみたい曲の練習も

入れてみることをオススメします。(^^)

 

音楽はたしかに勉強なんですが、そればかりだと

義務的になり、しんどくなってしまいます。

 

音楽の基本は楽しむこと。

ワクワクする気持ちを大切にしてくださいね!(^_-)-☆

 

 

 
 

音楽in絵画⑫

pic4[1]

グスタフ・クリムト(1862-1918)

≪ピアノを弾くシューベルト≫

(クリムト37歳の時の作品です。1945年の

インメンドルフ城の火災で、残念ながら消失してしまいました。

シューベルトは、イメージの姿そのまんまですね)

 
 

クリスマスミニミニコンサート♪

PPO_monnomaenikazarareuwa500-thumb-186xauto-1030[1]

教室の発表会は、毎年4月に行なっています。

来年の分のホール予約が無事に取れ、ほっとひと安心。

と思ったのもつかの間、

今度は、12月のイベントに向けてレッツラゴー!(古い・・)

 

クリスマスは、教室の中でほっこりと行います。

みんなでお互いの演奏を聴き合い、

和気あいあいとゲームやクイズ、紙芝居などを楽しみます。

一年のしめくくりであり、新しい年に向けて気持ちも新たにがんばっていこう!

という、みんなの決意の場&親睦会でもあるんですね。(^^)

 

この<ミニミニコンサート>と称するイベントは、ひなまつりと七夕にも

しているので、年間を通してけっこうスケジュールに追われているにも関わらず、

このあいだMちゃんが言いました。

「先生、ハロウィーンもしたいよぉ!」

 

あは、そっかぁ。(^^;) そうだよねぇ。

じゃあ、来年はハロウィーンも増やそうね!

思いっきり楽しい仮装たのむよ、Mちゃん。(^o^)/

 

 

 
 

危険信号

thCAPZI0NJ群れるのが苦手です。

 

鵜呑みにするのが嫌いです。

 

みんながおんなじ方向にドーッと行くのを見ると、

 

とたんにドキドキしてきます。

 

 

あかんで、あかん。

 

自分の頭で考えなあかんで。

 

でないと、きっと危険なことが起こる。

 

 

 
 

エリーゼとは誰?

images[7]毎年、発表会で大人気の「エリーゼのために」。

来年はYちゃんが挑戦することになり・・

 

この曲について、なんでもいいから

調べたことをノートに書いていき、どんなふうに

この曲を演奏したらいいか、一緒に考えていこう!と

いうことになりました。(^^)

 

さて、エリーゼとはいったい誰のことだったのか?

 

実は、ベートーヴェンの周囲には、エリーゼと言う名前の女性はいませんでした。

そこで昔から研究がさかんに行なわれてきたのですが、

<エリーゼ(Elise)は、実はテレーゼ(Therese)だった。

タイトルに書かれたベートーヴェンの字があまりに汚かったので、誤読された>

という説が一般的になっています。

しかし、近年は新しい説も出ているようです。

 

ベートーヴェンのオペラに出演していた男性歌手の妹の名が、「エリーザベト」。

彼女の愛称が「エリーゼ」であることと共に、ベートーヴェン自身が、

死の直前にもう一度だけ逢いたいと願い、彼女を呼び寄せたとか。

 

うーん。やっぱりミステリー。真相はお墓の中。(^^;)

 

だけど、これだけは確かです。

ベートーヴェンがひとりの女性を愛し、彼女のことを

ひたすらに想ってこの曲を書いたこと。

 

Yちゃんと話し合いました。

そのベートーヴェンの気持ちを考え、一音一音を大切に、心をこめて弾こうね・・と。

 

来年の「エリーゼのために」もとても楽しみになってきました。(^^♪

 

 

 
 

マイケル・ジャクソン

50313515_55b67454c2_m[1]彼の歌を初めて聴いたのは、確か

ミュージカル映画「The  Wiz」を見たとき

だったと思います。

 

若き日のマイケルをはじめ、ダイアナ・ロス

クインシー・ジョーンズレナ・ホーン・・etc.

黒人アーティストばかりが出演するこのミュージカルは、

「オズの魔法使い」のブラックバージョンでした。

 

その時の彼のソロと、兄弟一緒のジャクソン5のステージです。

彼は、やっぱり小さい時からすごかったんだ・・(-_-;)

あらためて感じます。

晩年のマイコーはすっかりおなじみだけど、昔の晴れ姿もぜひ!(^_-)-☆

 

 

 

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