月別アーカイブ: 12月 2013
エリーゼとベートーヴェンの恋
発表会で 演奏希望者が多い人気の曲です。
来年はYちゃんが弾くことになり、
この曲についてなんでもかんでも
調べてノートに書いていこう、と
二人で決めました。(この話については、以前の
このページをご覧ください)
さて、今日はその話の続き。
<エリーゼとは誰だったのか?>について。
依然としてミステリーには違いないのですが、
Yちゃんの中では、はっきり結論が出たようです。
エリーゼとは、すなわち<テレーゼ・マルファッティ>のこと。
当時、ベートーヴェン40歳。テレーゼは18歳。
年の離れたお弟子さんに恋をして、プロポーズしたベートーヴェン。
「エリーゼのために」の楽譜が、彼女の手紙箱から発見されたのが
何より証拠だ、とYちゃんは力説。
でも…と、Yちゃん。
どうしてもわからない。ふしぎ、ふしぎ。
テレーゼは(想像するに)、絶対に優しくてお上品な女の人。
ぼさぼさの髪で、いつも怒ってるみたいな顔の、
いかついベートーヴェンをどうして好きになったの?
こんな正反対の二人がどうして恋に落ちるのか。
私にはさっぱりわからない…と、腑に落ちない様子。
うーん・・・そうね。でも、そういうことはあるかもよ。
ベートーヴェンには、肖像画のイメージとは違う、素敵な面が
きっとあったんだよ。エリーゼさんは、それを見つけたんだね。
エリーゼ調べ帳、これからも続けていこう。
ベートーヴェンについて、知らないことがきっと見つかる。
まだまだ探究は続くよ!(^_-)-☆
哀しみのモーツァルト~オペラ編~
「フィガロの結婚」が上演されました。
プラハの人たちはこのオペラに熱狂し、
<フィガロの曲以外は何も歌われない>というような
一大ブームを巻き起こしたと言われています。
その後、プラハの劇団からオペラの新作を依頼された
モーツァルトは、「ドン・ジョヴァンニ」を書き上げました。
ドン・ジョヴァンニ(イタリア語)とはドン・ファン(スペイン語)、
すなわち、プレイボーイのこと!
(当時の実在の人物、カサノヴァをモデルに脚本が書かれたとも…)
放蕩三昧の果てに、殺人まで犯しながら、
決して悔い改めることのない男、ドン・ジョヴァンニ。
最後には、殺された男の石像(亡霊)に、地獄に連れていかれてしまいます。
そのシーンの、このアリア!
激しくも恐ろしい短調。怖すぎです…。( ;∀;)
ドラマ・ジョコーゾ ≪ドン・ジョヴァンニ≫ K.527より
絶対音感について⑨
先回の話の続きです。
先回は、絶対音感に対しての、両極端な
二つの見解について書きました。
ひとつは絶対音感に対しての過大評価、
もうひとつは過小評価でした。
ここで結論を先に述べますね。
絶対音感は、あるととても便利なものですが、
それさえあれば音楽的な活動が万能になるものではありません。
また逆に、本来の絶対音感は、いろんな音に敏感になり過ぎて
日常生活に支障をきたすというものでもありません。
どちらの課題も、「相対音感」をしっかり身につけることによって
すっきりと解決することができます。
実は、相対音感は絶対音感と同じくらい大切なものなのです。
まだまだ続きます。
次回は、いよいよその「相対音感」にスポットを当てることにします!(^^)
受験生でもがんばる!
年が明けたら、すぐ受験が待っています。
この一年間は、通常の定期テストのほか、
次から次へと行われる実力テストのための
勉強に大忙しの毎日でした。
でも、ピアノレッスンはお休みせず、ずっとがんばってきたのです。
Kちゃんはいつもニコニコ。(^^)
発表会ではダンスの振り付けを担当したり、みんなの面倒をよく見てくれたり、
教室のムードメイカーとして、年下の女の子たちから慕われています。
「受験生だけど、やっぱり4月の発表会に出たい…」と、Kちゃん。
2学期の期末テストが終わったので、二人で選曲ミーティングをしました。
いろいろ考えた末、今回はエレクトーンでビートルズを演奏することに決定。
カッコよく「GET BACK」で決めたい!ということになりました。
帰り際、いつにも増して晴れ晴れとした表情で、
「さようなら!」と大きな声であいさつしてくれたKちゃん。
受験も発表会も、全力を尽くしてがんばろう。
先生も、全力であなたをサポートするよ。いつも一緒だから!\(^o^)/
断捨離その後
断捨離報告のその後…
みなさんは、年末の大掃除、どうしておられますか?
私は、毎年このシーズンになるとジレンマ発生です。
片づけたい。きれいにしたい。すっきりしたい。
でも、しんどい。時間ない。落ち着かない。
日頃からちゃんとやってれば、特に年末にあわてることもないんでしょうが、
なかなか現実は厳しいものがあり…。(-“-)
幸い、世は片づけブーム。TVでもよく特集をやっていますね。
とりあえずそれを録画しておき、
夜、時間のある時に事務などしながら、それを横目でちらちら見てます。
先日もいいことを聞きました!
断捨離のやましたさん曰く、「狭い範囲を少しずつでOK!」と。
そこで早速、今日は本棚のこの段だけ、今日はチェストのこの引き出しだけ…と、
<だけだけ片づけ>をやっている次第。(^_-)
少しずつではあるけれど、毎日確実にスッキリは していってる!
その満足感がたまらなく、また明日もガンバロウ!と思えるのです。
この調子で、ナントカ年末まで突っ走っていきたいと思っております。!(^^)!
一年の締めくくり!クリスマス会
おたのしみクリスマス会を教室にて開催します!
時間割は、
11:00~12:30(中学生&小学校高学年生)
14:00~15:30(小学生)
16:30~18:00(小学校低学年生&幼稚園生・保育園生)
の予定です。
(ちなみに、高校生以上は試験等忙しいシーズンなのでパス(:_;))
プログラムは、
①恒例のミニミニコンサート。この日のために練習してきた曲を
みんなの前で披露します。ふだんはピアノ中心のレッスンだけど、
クリスマス会だけは特別。エレクトーン演奏がドッと増えます。(^^)
にぎやかなアレンジのクリスマスソング。おごそかな雰囲気いっぱいの讃美歌。
みんな知ってる童謡やアニメソング、テレビ番組のテーマ曲に、ボカロetc.
(ただいま猛練習中!(^^;))
②これまた恒例の大ゲーム大会。昔なつかしいアナログゲームで和気あいあい!
③最後は、プレゼント交換。
ともだちのために一生懸命選んだプレゼント。
誰にどれが当たるのか?毎年みんなドキドキわくわく。
今年は、ちょっと新しいゲームもしたいなぁと思ってます。
何かいいアイディアがあったら、どんどん提案してね!\(^o^)/
保育士のためのピアノレッスン④
音楽と向き合うようになるのか。
先回もお話ししましたが、
いろいろなシーンが考えられますね。
その保育所の取りくみの方針によってまちまち
でしょうが、ごく一般的なものについて考えてみます。
まずは、日常こどもたちが歌を練習する際に
鍵盤楽器で伴奏をすること。そして歌そのものの指導をすること。
それともうひとつ、こどもたちに音楽の指導をするシーンは、
「音楽発表会」だと思います。
もっきんやてっきん、タンバリンにカスタネットにミュージックベル。
大太鼓や小太鼓。鍵盤ハーモニカも演奏する機会が多いですね。
場合によっては、キーボードを弾かせることもあるでしょう。
そうなると、たいへん大所帯です。
全体の音のバランスを見なければいけません。
アンサンブルの経験が必要になります。
この続きは、次回のこのシリーズで!!\(^o^)/
夢がかなうノート
来年の手帳のお話は、この前いたしました。
その手帳を買いに行ったとき、実はもう一冊、
素敵な本をみつけて購入したんです。
タイトルは、
『書くだけで夢が次々かなう~わたしノート練習帳』。
(原さとみ 著 (株)アルマット)
内容をかいつまんで記すと、
①言葉を変えると幸せがくる。常によい言葉を意識して発するようにしよう。
②「ありがとう」探しのプロになること。感謝する心が大切。
③小さなものから大きいものまで、思いつく願いはどんどんノートに書くこと。
不思議と かなえられていく。
というものです。(^^)
(書き込みできるノートのページがついているので便利)
実は、この本をみつける前から、中山庸子さんの『夢ノート』シリーズを
読んでいました。その通り実践もしてきたので、書いたことがすべてかなう
というのは つねづね実感している次第です。(^^)
2014年は、新しい手帳とともに、このノートにも
大事に言葉を選んでひとつひとつ書き込んでいこう!
今からひそかな楽しみなんです。(≧▽≦)
Mちゃんのおともだち
ドアを半分あけて、何やらこちらをうかがっている様子…。
ーMちゃんどうしたの?入っておいでよ。
ー今日はおともだち連れてきてん。
ーへえ?誰かな。
ーくうちゃん。
見ると、腕にぬいぐるみのクマをだっこしています。
ー今日は、エレクトーン弾くところをくうちゃんに見ててもらうねん。
ここで、すかさず私はくうちゃんの声に変身!
ーくうね、ここに座って聴いてるから、Mちゃんがんばって。
Mちゃんは、とてもうれしそうに「きらきら星」を弾き始めました。
いつにも増して、真剣な顔つき。
ちょっとミスはあったけど、さいごまで弾き切りました。
椅子からおりて、ていねいにお辞儀。
ーぱちぱちぱち。Mちゃん、とってもじょうず。
ーありがとう。くうちゃんも静かにしててえらかったね。ごほうびに、おやつ。
ーわーい!
Mちゃんは、自分のレッスンバッグから毛糸でできたポンポンを出して、
ぬいぐるみの口もとに持っていき、食べさせるかっこうをします。
ーおいちい。もっと。
ーそんなに食べたらだめでしょ。あとはおうちでね!
急にママみたいな口調になるところがおかしい。
私は先生にもどって、
本番のクリスマス会、きっと大丈夫、と言いました。
Mちゃん、ちょっとほっとした顔をしました。
みんなの前で本格的に演奏するのは、今回のクリスマスがはじめてなのです。
Mちゃん。当日もこんな感じでがんばろう!
きっと楽しいクリスマス会になるよ。
なんだったら、またくうちゃん連れてきてもいいからね。(^^♪