まつもと音楽教室 > 2015年
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和気あいあいのクリスマス!
今日は、一日かけて子どもたちのための
おたのしみクリスマス会を開きました!
メニューは、
①毎年恒例、ミニミニコンサート。
とっておきの1曲をおたがいに披露し合います。
②ひでこ先生の紙芝居。
「シュークリームのおきゃくさま」と、「わすれんぼうのサンタさん」。
これは小さいひとたち向け。
でも、お話に感動してぐすんとナミダしてしまったのは大人の私でした。(^^;)
③ゲーム大会。
これもまた恒例のキャベツむきむきゲームに、手作りカードの神経衰弱。
坊主めくり。ババ抜き。マチガイさがし。
あまりの熱狂ぶりに、圧倒されっぱなし!
④プレゼント交換。
おなじ年齢のひとどうしで、ハイ、ありがとうと、なかよく渡し合いっこ。
みんな嬉しそう。何が入っているのかな?
さいごに、先生達からもささやかなプレゼント。
ピアノを弾くときに、指のかたちをまるくするためのタマゴ型のシェイカーです。
ちっちゃなボタンを5個ずつ入れて、猫のテープで閉じました。
おうちで使ってくれると嬉しいなあ…
ともかくも、これで今年のレッスンはすべて終了です。
みんな、よくがんばりました!
風邪をひいたりしないよう、一緒に元気で新しい年を迎えましょうね!\(^o^)/
音楽のテスト100点!
ピアノの前に座り、深呼吸して、ひとこと。
「先生、今回の音楽のテスト、100点やった…!」
先週、レッスンの時間を使って試験対策をした
ところがバッチリ出たそうです。
「ありがとうございました!」と、ペコリと頭を下げるMちゃん。
100点と言う点数は、なかなか取れるものではなく、
今回は、学年でたった一人だったとのこと。
嬉しそうなMちゃんの横顔に、こちらもホッとしたり、誇らしかったり。
本当によかったね!
次の瞬間には、難しい課題曲をさらさらと弾く姿を見て、さらにじ~んと来たよ。
成長したね、Mちゃん。
ますますがんばってください。
いつもあなたを応援しています。(^^)
大切なのは自分で考えること
教室に来てレッスンを受けて、
またこれを家に持ち帰って、つぎの一週間練習して…
と、習い事をしているときは、こういうことの
くりかえしになりますね。
それはそうなんですが、それだけでは足りないとも言えます。
「先生から言われたことだけやればいい」というのでは、
いつまでたっても自分の頭で考えようとしないでしょう。
私は、どんなに小さな子にも、
「これでいいと思う?どこか自分で直したいところはある?」
と、訊くようにしています。
すると、必ずと言っていいほど、
「ここがよくないと思う」とか、「ここをもっと練習するべきだと思う」などの
答えが返ってきます。
(心の中で、思わずヨッシャー!(≧▽≦) )
そうそう、それでなくちゃ。
自分で考えて、自分で意識して、自分で自分の演奏を変えていく努力をする。
みんな、潜在的にそういう力を持っているのですから。(^^)
音楽の道
あるいは、進ませるべきか、どうか。
ときどき相談を受けます。
そんなとき、今は亡き江口寿子先生(一音会の創立者)の
ことばをいつも思い出します。
先生は言われました。
演奏家は、他人が「なれ」といって、なれるものではないわ。
そして演奏家になる人は、周囲のすべての人が
「なるな」といったところで、なるわ。
見えない綱で引き寄せられるように、どんどん音楽の世界に
引き込まれていってしまうのよ。
自分でも止めようがないの。
だって、音楽が、他の何より圧倒的に好きなのだもの!!
そして、こうも言われました。
音楽の道なんて、いつやめたっていい。
向いてないことをやり続けるほど苦しいことはないわ。
そしてね…そんなことで音楽を嫌いになったら、それが一番不幸なことなのよ!
とどのつまり、そういうことなのだと私も思います。
だから、江口先生のように私もまた、音楽の道に進むのを
すすめもしないし反対もしない人でおります。
教室模様替え
これは、わが教室のビフォー・アフターの写真。
よおく見てください。
左側の手前の古いエレクトーンを
一台引き取ってもらい、
右側にあった電子ピアノを
そのスペースに移動したのです。
狭い部屋を少しでも広くしたいという一心で…
ほんのちょっぴりの模様替えですが、これでまた心機一転、
レッスンを楽しんでいきま~す!\(^o^)/
久保田利伸ライヴ
来年で、デビュー30周年。
53歳になるそうです。
ソウル・ミュージックやブラック・コンテンポラリーは、
黒人ミュージシャンが演奏して歌うのがいいのであって、
日本人がやってどれだけの味が出せるん?
ずっと長いこと、そう思われ続けてきました。
生まれついてのリズム感の違い。
これはどうすることもできない、大きな壁であることは確か。
今でこそ、AIや福原美穂、Nao Yoshiokaなど、日本人離れした
センスを持つ若手ミュージシャンが続々と登場してきていますが、
かつて道は閉ざされていました。
が、ソウルミュージックが大好きで、ひたすらにそれを
自分のものにしようと、30年間歩み続けてきた久保田利伸。
右の手のひらを上げて会場全体がいっせいにヒラヒラする、
あのポーズには思わず引いてしまいそうになったけど、(^^;)
大阪城ホールを、普通のおじさんおばさんで二夜連続いっぱいに
している彼の努力と力量に、拍手を送りたくなった夜でした。
若い時より、いい感じに肩の力が抜けたかな?(^^♪
ハネるビート
ロックには、何といっても3連のノリが
大事だねという話になりました。
4拍子の曲を演奏するときに
タン、タン、タン、タン…とリズムをとるのではなく、
3連符の タタタ、タタタ、タタタ、タタタ…の
まん中を休符にして、タッタ、タッタ、タッタ、タッタ…と
感じる必要があるというのです。
このリズムは、ジャズやロックを演奏するときの基礎になるもので
シャッフル、スィング、またはバウンスと呼ばれ、俗に「ハネる」と
言ったりもするのですが、単純なようでなかなか奥が深く、
それを感じて演奏するのとしないとでは、かなり「ノリ」の違いが出てくるのです。
前へ前へ回転していくような感じ…
Deep Purpleのこの曲なんか、まさしく3連のノリ。
どうぞ聴いてみてください。(^_-)-☆
家で練習できない時のレッスン
働きながら子育てしてるママもいます。
みなさん本当に忙しいので、練習に取り組みたくても
じっくりと時間をとるのは至難の業です。
ちゃんと練習できなかった週は、
レッスンに来るのも気が重い…。
私、そういう気持ち、とってもよくわかります!(笑)
気持ちを切り替えましょう。
やり方も、変えましょう。
練習曲がよく弾けていなくても、気落ちすることはありません。
その場でできる練習法に、即チェンジ!
実際に、レッスンの中でよく採用するのは、
★初見。
カンタンな曲の楽譜を30秒ほど見て、その場ですぐに弾いてみる練習です。
★伴奏づけ。
メロディーについているコードネームを見て、ササっと伴奏をつけます。
その他、ソルフェージュや楽典の問題集に挑んだり、音楽史を学んだり、
聴音にトライしたり、作曲家の伝記を調べたり…
いろんなことができます。
レッスンが終ったあとは、充実感いっぱいで帰れるはず。
一緒に楽しみましょう!\(^o^)/
ベートーヴェン講座行きました
先日、ミュンヘン国立音大教授・
今回の講座のテーマは、
<ベートーヴェン作品とその生涯>です。
ともすれば、いかめしく難しいイメージのある
ベートーヴェンですが、「意外にもお茶目な面や冗談めいた面、
信じられないほど優しさに満ちた面など、様々な顔がある」
とのこと。
実際に譜面を見ながら、演奏解説を聴くことのできるステキな講座でした。
ベートーヴェンのピアノ曲は、「激しく強く」の指示があったかと思えば、
そのあと急に「弱く繊細に」なるような、大きな変化に満ちています。
それもこれも、彼が音楽に封じ込めた、生身の感情表現にほかなりません。
フォルテピアノの誕生とともに、それが実現されたのでした。
恋をして揺れ動く気持ち。病気に苦しむ姿。
切ないほど赤裸々に語りつくそうとする彼の音楽に、思わず心がふるえて…。
これを機に、もっとベートーヴェン作品に触れてみようと思いました。(^^♪
目印はト音記号
「近くまで来てるはずなんですが、迷ってしまって…」
「ぐるぐる同じところを回ってるみたいです」
初めて体験レッスンに来られた方が、ウチを見つけられなくて
携帯から電話してこられることが、ままありました。m(__)m
確かに、わかりにくいのです。
住宅街にあるし、入り組んでるし。
これは、なんとかせんといかん!と一念発起し…
ト音記号の目印をつけました。
ひとつは、教室側のベランダに。
もう一つは、裏側の外壁に。
これで、角を曲がるとすぐにわかって
いただけると思います。
どうぞお入りください!\(^o^)/