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大晦日に中村紘子さんを偲ぶ
追悼番組を見ながら、これを書いています。
音楽の背後にある、その人の精神性。
志の高さ。深遠なる世界。
(どうしてこんなに圧倒されるのでしょう?)
昔、中村さんの講演会に行ったことが
あるのを、ふと思い出しました。
ピアノの演奏についてや、音楽について、さぞかしいろいろなお話が
聞けるのでは?と、講師の友人たちと誘い合わせていそいそと出かけたのです。
ところが・・・
彼女は、まったくと言っていいほど、そういう話はしませんでした。
彼女が語ったのは、当時の国際情勢について。
戦争について。民族対立の問題について、などなど。
まるで、政治家やキャスターの講演会のような雰囲気でした。
そのときは、なぜ彼女がそんな話ばかりするのか、私には理解できませんでした。
お客は、彼女が講演するのだったら、100%音楽の話を期待して来るでしょう。
それに応えようとしない彼女に、どこか違和感を感じていたのかもしれません。
でも、今日の番組の彼女の演奏を聴いていて、なんとなくわかった気がしました。
彼女の関心ごとは、即、音楽へと結びついているのです。
それが「中村紘子」なのです。
常日頃から、世界の情勢のことを気にかけ、人間について深く思索する。
そういう生活の積み重ねが、この音楽性を生み出している。
講演会で語った内容は、彼女の生き方からして、とてもナチュラルなことだったのだ。
そう感じました。
中村紘子さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
ドキドキ!クリスマス会
朝から夜の8時前まで、全部で5クラス、
生徒さんたちが教室に大集合!
くじ引きをして、その順番に演奏する
ミニミニコンサート。
恒例のキャベツむきむきゲーム。
(新聞紙で作ったキャベツの皮をひとり一枚ずつむいていき、
最後の芯のところにあるお宝をゲットできた人が勝ち。
ちなみに今年のお宝は「激落ち消しゴム」でした)
紙芝居を見たり、百人一首の坊主めくりをしたり、
神経衰弱やババ抜きなど、アナログゲームの数々よ。
(昭和っぽいのがまつもと音楽教室の特徴かな。。)
今年はぎっしりとスケジュールをつめてしまったので、ちょっと時間が足りず。
「え?もう終わり?」
「短かすぎる~」
「まだなあんも遊んでない~」
とのブーイングがありました。<(_ _)>
みなさん、ごめんなさい。
もうちょっと考えて、来年はゆったりできるようにしますね。
今回、参加できなかった生徒さんは残念でしたが、またの機会があります。
発表会も、言うてる間にやってきます。安心してください(笑)
保護者の皆さま、今回もご協力をたまわり、本当にありがとうございました!!
愛しのモーツァルト
いえ、正確に言えば、「好き」とか「嫌い」とか
言う次元ではなく。
我が人生に、なくてはならない存在。
大げさではなく、本当なのです。
彼の音楽があったからこそ、今こうして笑っていられる気もします。
あの世に召される瞬間は、やっぱりモー様を聴いていたいなぁ。
しんみり思う、命日なのでした。
師走到来!クリスマス会もうすぐ
今、教室では生徒のみなさんが熱心に
クリスマス会の曲の練習中!
本番は18日の日曜日。
あと何日?あと何日?と言いながら、みんな必死になって。(笑)
クリスマス会では、ふだん会えないお友だちとも会える。
お互いの演奏も聴けるし、ゲーム大会でワイワイ盛り上がれるし・・・
何よりプレゼント交換できる!(コレが楽しみという人も多い)
とにもかくにも風邪をひかず、練習のラストスパートを走りぬきましょう!\(^o^)/
ハロウィンのつどい
先回のハロウィン会から、はや2年。
今年は、1年生と未就学の生徒さんだけで
3クラス、ハロウィンのお楽しみ会をしました。
プリンセスソフィアにエルサに魔女に…
トラの着ぐるみ、ねこ、ウサギ、コウモリ。
いろとりどりの扮装をして集まってくれたみんな。
まずは記念写真の撮影です。
そのあとは、オバケの紙芝居を見て、
ジャコランタンの福笑いで大爆笑!
折り紙をしたり、歌を歌ったり、
カードゲームで盛り上がったり。
新しく入ってきたばかりの生徒さんは、
最初はちょっぴり恥ずかしそうにしていましたが、
会が始まるやいなや、すぐにうちとけて、名前を呼び合って夢中に遊んでいました。
つぎに集合するのは、12月のクリスマス会。
今度は、おたがいに1曲ずつ演奏するミニミニコンサートもやります。
まだ選曲ができていない生徒さんも、「これからガンバル!」と、
やる気満々になってくれました。(^^♪
個人レッスンだけでなく、こうした集まりを通してみんなの交流が深まるし、
〇〇ちゃんに負けないようにもっと練習したい…との思いが自然に出てくるんですね。
これからもずっと、楽しいイベント続けますよ~!(^_-)-☆
大画面でビートルズ
先日、ある友人からメールが来ました。
「例のビートルズの映画、もう見た?まだだったら絶対行ってね」
自分でも早く行かなきゃ、とは思っていたのですが、日常の雑事や体調不良を理由に、
なかなか実行に移せずにいたのです。
でも、彼女の「コレは外せない」のひとことで心は決まり、
はい、すべてのスケジュールを後回しにして行ってきました!
結論。
これを見逃していたら、私の人生違っていたかもと思うくらいでした。(^^;)
大画面で見られて、本当に良かったです。
映画の中で、<たとえばモーツァルトは、作品すべてが名曲と言えるけれど、
彼らも同じ。音楽性がほかのバンドとは違う。傑出している>というような
表現がありました。
その意見に、私はまったく同感です。
もはや古典(クラシック)のようになってしまった彼らですが、
その偉大な古典をモーツァルトのごとく、若い世代に伝えていくことの大切さ!
これもまたマストな仕事、と感じた次第です。
あ、いえ、こちらがそんなに構えなくても、彼らのすごさが色あせることなんて、
きっとありえないでしょうけどね。(^^)
アンサンブル体験大事!
言葉にこんなものがあります。
「合奏は気楽。一人ぐらい
まちがってもわからへんから」
「独奏はごまかしがきかんから大変」
「合奏は独奏よりカンタンやから安心やわ」etc.
何気ないひとことなのでしょうが、
ああ、アンサンブルって、まだそういう認識でしか見られていないのか…
と、ちょっと淋しくなります。
ソロもアンサンブルも、それぞれの難しさがあり、面白さがあるはず。
どっちがレベルが高くてどっちが低いということではないのです。
いや、むしろ、複数の人と合わせて演奏しなければならない
アンサンブルの方が、乗り越えなければならない課題は多いかもしれませんね。
お互いの出す音をよく聴いて、それに応える…という意味では
アンサンブルにはコミュニケーション能力が絶対に必要!
ということでしょう。
音楽を通して、「相手を思う力」を伸ばせるとしたら、
それはまさしくアンサンブル体験だ!
そう信じる私は、また次回の発表会では
どんなアンサンブルをやってもらおうかな?と、
いろいろ策略を考え中なのであります。(^_-)-☆
モーツァルトの曲に歌詞をつけた
これは、一音会の
さまざまな手法を学んで、しだいに
自分で作曲ができるように
うまく導いてくれる画期的な本です。
<わたしはモーツァルト>のページでは、
まずメロディーを作曲のルールに基づいて
完成させたあと、自分で歌詞をつけてみるという
課題があるのですが、これがなかなか難しいものなのです。
曲の雰囲気やリズムをきちんととらえていなければ、
歌詞は自然な仕上がりになりません。
先日は、Mちゃんがこの難しい課題に果敢に挑戦しました!(^^)
そして、でき上がったのが…
♫ あめ、チョコ、何が食べたい? お菓子の国 わたがし船で空を行こう
アイス、ゼリー、何が食べたい? お菓子の国 お菓子でできた城がある国へ
ガムの兵隊さん アイスの執事さん なかよしのクッキーの王様とお妃さまもいる
金平糖のコック マシュマロ市民のみなさん
クッキーの王様とお妃さまの宝物は それは可愛い小さなこどもたちよ いい子たち
どんどん成長しきれいな娘になってゆく その子も大きくなって空の王子様と結婚する
そしてその子も大きくなった そして また…とつながる
ガム、わたがし、何が食べたい? お菓子の国の今のお妃さまと王様は
そしてそして…とつながった子孫たち なかよくお菓子の国を守りつづけているよ♪
茶目っ気のあるモーツァルトが、いかにも喜びそうな歌詞だと思いませんか?
一緒に口ずさむと、メロディーにうまく乗って楽しい。
やったね!Mちゃん。(^_-)-☆
(原曲はこの曲、「そりすべり」です)