<カンタービレ>とは、イタリア語で
歌うように…という意味です。
ピアノ曲の楽譜にも、この<カンタービレ>の
指示が書いてあることが よくあります。
これは、「歌うように演奏しなさい」
という意味ですよね。
けれど、「歌うように演奏する」ってどういうこと??
どんなふうに弾いたら、「歌う」感じになるの??
イマイチ漠然としててわかりにくいなぁ。
そんなふうに感じる方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
確かに深くてむずかしい課題です。(^^)
そこで、まずはこうしましょう。
「歌うように弾く」のではなく、本当に「歌いながら弾く」のです。
実際に声を出して歌いながら弾くと、まず息継ぎをするところがわかってきます。
これは、メロディーのまとまりがはっきりした証拠。
小さく細やかに弾く方がよい部分、大きくたっぷりと流れた方がよい部分、
歌うにつれ、どんどん心に響いてきます。
ただの音符の羅列が、だんだん<音楽>になっていくのです。
気がつけば、「わたし、いま歌うように弾いてたよ!」って思えるはず。(^_-)-☆
あせらず、一歩一歩楽しんで、高みを目指していきましょうね。