モーツァルトと同じで、小さくて軽いものでした。
そのピアノで、ピアノ・ソナタの31番までを
作曲したと言われています。
傑作として名高く、コンサートでもよく演奏される
<悲愴><月光><テンペスト>といった作品があります。
1803年に、ベートーヴェンは 初めてペダルのついた
68鍵のグランドピアノを持ったようです。
その後、73鍵、78鍵としだいに鍵盤の数が増えて音域が広がり、
作りが堅牢になって音量が増し、タッチも重いものになっていったとのこと。
ベートーヴェンは、まさにピアノの変革期の真っ只中に生きた作曲家でした。
フォルテ≪強く激しい音≫も、ピアノ≪弱く繊細な音≫も、
どちらも自由自在に鳴らせるフォルテピアノ(まんまの名前!)に
出逢って、ますます作曲意欲が かきたてられたんでしょうね。
楽器メーカーさんにも感謝しなくっちゃ!(#^^#)