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哀しみのモーツァルト~幻想曲編①~

2014年01月17日

d0160581_152851[1]「幻想曲」とは、いったいどんな音楽のことなのか。

 

<伝統的な形式にとらわれず、作曲者の幻想の

おもむくままに、自由に即興的に作曲された作品>

と言われます。

 

モーツァルトの、代表的な幻想曲は二つ。

最初のは、1782年 26歳のときに作られました。

その年の夏、モーツァルトはコンスタンツェとめでたく結婚式を挙げています。

が、前年にはザルツブルクの大司教と大ゲンカして、故郷を飛び出してもいる。

人生で、ものすごく大きな変化のあった頃!(゜o゜)

(私は、個人的にはこっちの曲ほうが好きなんです。自由奔放さが魅力的)

 

この幻想曲は、ラストが失われていることで有名でもあります。(つまり未完)

97小節までで、モーツァルト自身の曲は中断されており、最後の

10小節は、誰かほかの人の手で補足されたらしい。

 

確かに、妙に明るくあっさり終わってる感じがするし、

とってつけたみたいな印象もある。

どこでどうなっているのか、解説してくれているページ

見つけたので、リンクしておきます。じっくり見てみてください。(^O^)

 

さぁ、このラストの感じ、みなさんはどう思いますか?

 

幻想曲ニ短調 K.397(385g)

 


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