ピアノの鍵盤は、小さい子どもには
けっこう重いものです。
まだふにゃふにゃしている指で、一音一音
しっかりと音を出してピアノを演奏するのは
至難のわざと言えるでしょう。
そこで、導入期のピアノレッスンでは、
ゆっくりと徐々に手指を動かす練習をします。
まず最初は、手をぐーの形にしてトントンと鍵盤を軽く
たたくことからスタート。その次に手のひらを使います。
その後、指を一本ずつ独立させていきますが、
まずは、動かしやすい親指・人差し指・中指から。
薬指と小指は一番最後です。
ときには、ピアノよりもはるかに鍵盤が軽いエレクトーンを使って、
スムーズに演奏する楽しさも感じてもらいながら、
だんだんとピアノの鍵盤に慣れていけるようにレッスンしていきます。(^^♪