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絶対音感について②

2013年07月18日

一音会ミュージックスクールの創始者、whippet-100331_150[1]

江口寿子先生の著書に 生理学者バッチェムの研究

についての記述があります。

 

<バッチェムの報告では、アメリカのイリノイ大学

音楽部学生146人中一人、シカゴ市アメリカ音楽院

60人中6人、シカゴ交響楽団200人中8人、

イリノイ州調律協会55人中一人が「絶対音感」をもっており、

「絶対音感」をもっていた人の割合は平均5%でした。

これがプロではないふつうの人の場合になると、(中略)

0,0005%しかいませんでした。

つまり、何もしないで放っておくと、20万人に一人しか、「絶対音感」を

もつことができません。

また、音楽を専門に学んだり、職業にするほど音楽的な訓練をたくさん

うけた人でさえ、20人に一人しか、「絶対音感」をもつことが

できないというわけです。>

(江口寿子著『音はロケットみたいにとんでくる』より)

 

「絶対音感」は、生まれつきの特別な才能なのでしょうか?

一般の私たちには無縁のものなのでしょうか?

 

そう、答えは「NO!」なのです。

 

 


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