いつものように、有線の音楽が かかっていました。
<うわ、懐かしい。オフコースや>
♪あなたに逢えてーほんとうにーよかったぁ~♪
<アレ?小田さんの声に合わせて、誰かが歌ってるよ>
よおく見ると、すみっこの休憩所に小学2年生くらいの男の子がひとり。
そばには誰もいないので、聴いている人はいないと思っているのでしょう。
大声で熱唱しています。
<小さい子が、えらい古い歌知ってるなぁ・・>
熱唱。この言葉以外になんと表現したらよいでしょう。
彼は、完全に歌の中に入り切っています。
この歌が好きでたまらないんだなぁ、きっと。
♪うれしくてー、うれしくてー、ことばにーできなーいぃ♪
陶酔してる彼の姿を遠目で見ながら、なんでか知らんけどジーンときた私。
♪らーらーらー、らーらーらー、ことーばにーできなーいぃ♪
ほんま、言葉にできんもの、キミからもらったよ。
ありがとうね。(^_^)