レッスン日記
ハロウィンのつどい
先回のハロウィン会から、はや2年。
今年は、1年生と未就学の生徒さんだけで
3クラス、ハロウィンのお楽しみ会をしました。
プリンセスソフィアにエルサに魔女に…
トラの着ぐるみ、ねこ、ウサギ、コウモリ。
いろとりどりの扮装をして集まってくれたみんな。
まずは記念写真の撮影です。
そのあとは、オバケの紙芝居を見て、
ジャコランタンの福笑いで大爆笑!
折り紙をしたり、歌を歌ったり、
カードゲームで盛り上がったり。
新しく入ってきたばかりの生徒さんは、
最初はちょっぴり恥ずかしそうにしていましたが、
会が始まるやいなや、すぐにうちとけて、名前を呼び合って夢中に遊んでいました。
つぎに集合するのは、12月のクリスマス会。
今度は、おたがいに1曲ずつ演奏するミニミニコンサートもやります。
まだ選曲ができていない生徒さんも、「これからガンバル!」と、
やる気満々になってくれました。(^^♪
個人レッスンだけでなく、こうした集まりを通してみんなの交流が深まるし、
〇〇ちゃんに負けないようにもっと練習したい…との思いが自然に出てくるんですね。
これからもずっと、楽しいイベント続けますよ~!(^_-)-☆
アンサンブル体験大事!
言葉にこんなものがあります。
「合奏は気楽。一人ぐらい
まちがってもわからへんから」
「独奏はごまかしがきかんから大変」
「合奏は独奏よりカンタンやから安心やわ」etc.
何気ないひとことなのでしょうが、
ああ、アンサンブルって、まだそういう認識でしか見られていないのか…
と、ちょっと淋しくなります。
ソロもアンサンブルも、それぞれの難しさがあり、面白さがあるはず。
どっちがレベルが高くてどっちが低いということではないのです。
いや、むしろ、複数の人と合わせて演奏しなければならない
アンサンブルの方が、乗り越えなければならない課題は多いかもしれませんね。
お互いの出す音をよく聴いて、それに応える…という意味では
アンサンブルにはコミュニケーション能力が絶対に必要!
ということでしょう。
音楽を通して、「相手を思う力」を伸ばせるとしたら、
それはまさしくアンサンブル体験だ!
そう信じる私は、また次回の発表会では
どんなアンサンブルをやってもらおうかな?と、
いろいろ策略を考え中なのであります。(^_-)-☆
モーツァルトの曲に歌詞をつけた
これは、一音会の
さまざまな手法を学んで、しだいに
自分で作曲ができるように
うまく導いてくれる画期的な本です。
<わたしはモーツァルト>のページでは、
まずメロディーを作曲のルールに基づいて
完成させたあと、自分で歌詞をつけてみるという
課題があるのですが、これがなかなか難しいものなのです。
曲の雰囲気やリズムをきちんととらえていなければ、
歌詞は自然な仕上がりになりません。
先日は、Mちゃんがこの難しい課題に果敢に挑戦しました!(^^)
そして、でき上がったのが…
♫ あめ、チョコ、何が食べたい? お菓子の国 わたがし船で空を行こう
アイス、ゼリー、何が食べたい? お菓子の国 お菓子でできた城がある国へ
ガムの兵隊さん アイスの執事さん なかよしのクッキーの王様とお妃さまもいる
金平糖のコック マシュマロ市民のみなさん
クッキーの王様とお妃さまの宝物は それは可愛い小さなこどもたちよ いい子たち
どんどん成長しきれいな娘になってゆく その子も大きくなって空の王子様と結婚する
そしてその子も大きくなった そして また…とつながる
ガム、わたがし、何が食べたい? お菓子の国の今のお妃さまと王様は
そしてそして…とつながった子孫たち なかよくお菓子の国を守りつづけているよ♪
茶目っ気のあるモーツァルトが、いかにも喜びそうな歌詞だと思いませんか?
一緒に口ずさむと、メロディーにうまく乗って楽しい。
やったね!Mちゃん。(^_-)-☆
(原曲はこの曲、「そりすべり」です)
豪雨の中の発表会
無事に終了することができました。
朝から小雨…と思ったら、時間の流れとともに
どんどん降りは激しくなったようで、
見に来てくださった方々はさぞかし
大変だったと思います。
そんな激しい雨ではありましたが、負けじと熱い情熱で応戦した、
3歳から大人までの、一人一人の出演者のみなさんたちに
拍手を贈りたい気持ちで今はいっぱい!
ピアノやエレクトーンのソロ演奏はもとより、二人でするデュエット演奏、
家族そろってのアンサンブル、生徒さんどうしで、いっせいに6人で演奏する
ピアノ連弾もありましたし、9人で交代で演奏するリレー連弾もありました。
そして、いつもの全員でのフィナーレも大いに盛り上がり、いろいろな味わいがあって
とってもバラエティ豊かなコンサートになったような気がします。
わたし自身、一度はお客さんになって、最初から最後までシートに座って見ていたい
衝動にかられますが、こればっかりは裏方の宿命ですね。
とうてい果たせぬ夢のようです。
昨日も、朝から夕方までバタバタと、じっとする暇もなく走り回っておりました。
毎年、多少の舞台上のミスやハプニングはあるのですが、
大きな事故もなく、ひとりも欠けることなく参加できたこと。
これが一番の喜びであることに変わりはありません。
今度、生徒のみなさんに逢えるのは7月になってから。
発表会の感想文を読ませてもらうのが、今からとても楽しみです。
え?今?
はい。白状しますが、ヘロヘロのボロボロ。
何もかも出し尽くしたので、乾いた海綿にお水を注いで
ひたすらインプットに努めるとします。(^^;)
皆さまお疲れさまでした!
そして、本当に本当にありがとうございました!
盆踊りは日本人のリズム
教室はただいま猛練習中。
今回は、グループ合奏のひとつとして
夏祭りメドレーをすることになり、
3歳から小学2年生までが 「北海盆唄」に
取り組んでいます。
「北海盆唄」は、♪ ハァ~ァ、ほっかいめいぶつ! で始まる、有名な盆踊りの曲。
22歳のNちゃん曰く、「お母さんが、あのドリフの歌?って言ってましたけど」。
そうそう!「8時だよ、全員集合」のフィナーレのあの曲です。
Nちゃんは不思議そうな顔で、「ねぇ、先生。なんでこの曲をやろうと思ったんですか?」
そうねえ。たしかに、普通のピアノ教室では まず演奏しない曲やよねぇ。(^^;)
でもね、盆踊りっていうのは、日本人のリズム感のルーツみたいなところがあるでしょ?
子どもたちのからだの中には、盆踊りに反応する「血」がきっとあるもの。
われを忘れて、打楽器を叩いて踊りまくってくれるのを期待して選んだのよ。
本当にそうなんです。
練習中の子どもたちのノリの良さったら…
「ハァ、どうした、どうした!」「それからどうした!」
「エンヤーコーラヤ!ドッコイジャンジャンコーラヤ!」って、うるさいのなんの。
いやぁ、予想通り、ものすごく盛り上がってくれてうれしいです。
合同レッスン開始!
今年の<ウキウキコンサート>(発表会)は、
いよいよ来月に迫って来ました!
おりしもゴールデンウィークの真っ只中、
合同レッスンがスタートしたところです。
子どもの日の今日も、教室にはたくさんの
生徒さんたちが集まってきました。
今日の主なプログラムは、コンサートのフィナーレに歌う
「上を向いて歩こう」のダンス練習です。
中学生のダンスと、小学生以下の人たちのダンスは、
振り付けが違います。
振り付けを担当するのは、高校生のMさん。
ここ数年、毎年ダンスコーチを買って出てくれているのですが、
この4月に3年生になったので、大学受験をひかえて大忙し。
時間がない中での特訓です。
みんなダンスが大好き。
からだを動かして音楽にのるって、実に楽しい。
どんどん気持ちが解放されてきて、表情がイキイキしてくる。
こればかりは、理屈抜きですね。(^^♪
観客のみなさんにも歌っていただくつもりの「上を向いて歩こう」。
ステージも客席も、気持ちをひとつに通い合わせることができますように。
明日からもまた練習は続きます!
うれしいひなまつり♪
今年は、3歳から7歳までの
生徒さんたちが対象。
3つのグループに分かれて、
各一時間半ずつ、一緒にひなまつりの
お祝いのひとときを過ごしました。
みんなで かわりばんこに演奏する
「うれしいひなまつり」を合唱。
紙芝居を見たあとは、ゲームの時間。
最初は、毎年大好評の
キャベツむきむきゲームです。
新聞紙で作ったキャベツの皮を順番に一枚ずつむいていき、
「芯」に入っているお宝をゲットできた人が、本日のラッキー・パーソン!というワケ。
「この前も当たったし、今日も当たった~!」と、喜ぶ子もいれば、
「ずっと当たるのが夢だったけど、今日ようやく夢がかなったよ~」という子もいて。
最後は、ひな人形のぬり絵。
みんな真剣そのもの。
どの色を使おうか一生懸命考えて
ていねいに塗っていきます。
去年までの塗り方と全然ちがうやん…
て思うほど、成長してた人もいましたよ。
ふだんは個人レッスンゆえに、
めったに顔を合わせないお友だちともひさしぶりに逢えて、
大いに盛り上がったひなまつり会でした。(^^♪
和気あいあいのクリスマス!
今日は、一日かけて子どもたちのための
おたのしみクリスマス会を開きました!
メニューは、
①毎年恒例、ミニミニコンサート。
とっておきの1曲をおたがいに披露し合います。
②ひでこ先生の紙芝居。
「シュークリームのおきゃくさま」と、「わすれんぼうのサンタさん」。
これは小さいひとたち向け。
でも、お話に感動してぐすんとナミダしてしまったのは大人の私でした。(^^;)
③ゲーム大会。
これもまた恒例のキャベツむきむきゲームに、手作りカードの神経衰弱。
坊主めくり。ババ抜き。マチガイさがし。
あまりの熱狂ぶりに、圧倒されっぱなし!
④プレゼント交換。
おなじ年齢のひとどうしで、ハイ、ありがとうと、なかよく渡し合いっこ。
みんな嬉しそう。何が入っているのかな?
さいごに、先生達からもささやかなプレゼント。
ピアノを弾くときに、指のかたちをまるくするためのタマゴ型のシェイカーです。
ちっちゃなボタンを5個ずつ入れて、猫のテープで閉じました。
おうちで使ってくれると嬉しいなあ…
ともかくも、これで今年のレッスンはすべて終了です。
みんな、よくがんばりました!
風邪をひいたりしないよう、一緒に元気で新しい年を迎えましょうね!\(^o^)/
音楽のテスト100点!
ピアノの前に座り、深呼吸して、ひとこと。
「先生、今回の音楽のテスト、100点やった…!」
先週、レッスンの時間を使って試験対策をした
ところがバッチリ出たそうです。
「ありがとうございました!」と、ペコリと頭を下げるMちゃん。
100点と言う点数は、なかなか取れるものではなく、
今回は、学年でたった一人だったとのこと。
嬉しそうなMちゃんの横顔に、こちらもホッとしたり、誇らしかったり。
本当によかったね!
次の瞬間には、難しい課題曲をさらさらと弾く姿を見て、さらにじ~んと来たよ。
成長したね、Mちゃん。
ますますがんばってください。
いつもあなたを応援しています。(^^)
大切なのは自分で考えること
教室に来てレッスンを受けて、
またこれを家に持ち帰って、つぎの一週間練習して…
と、習い事をしているときは、こういうことの
くりかえしになりますね。
それはそうなんですが、それだけでは足りないとも言えます。
「先生から言われたことだけやればいい」というのでは、
いつまでたっても自分の頭で考えようとしないでしょう。
私は、どんなに小さな子にも、
「これでいいと思う?どこか自分で直したいところはある?」
と、訊くようにしています。
すると、必ずと言っていいほど、
「ここがよくないと思う」とか、「ここをもっと練習するべきだと思う」などの
答えが返ってきます。
(心の中で、思わずヨッシャー!(≧▽≦) )
そうそう、それでなくちゃ。
自分で考えて、自分で意識して、自分で自分の演奏を変えていく努力をする。
みんな、潜在的にそういう力を持っているのですから。(^^)