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レッスン日記

 

合同発表会に参加しました!

毎年、必ず開いてきた発表会。OJS_kasanariaupinkbara500-thumb-186xauto-1386[1]

開かなかった年は、何十年もなかったのです。

 

ところが、このコロナ騒ぎで去年・おととしと

なんと二回も抜けてしまいました。

 

生徒さんたちにとって、発表する場がないと

いうことは、とても淋しいもの。

 

かと言って、我が教室の発表会「ウキウキコンサート」は、合奏や連弾、ダンスや合唱も

伴う大がかりなものなので、今のご時世、大勢での練習ができません。

 

今年はどうしたものか…と頭を抱えていたところ、小阪楽器主催の「合同発表会」の

案内が届きました。

たくさんの他のお教室と一緒に合同で行う発表会で、ソロ演奏のみの出演です。

 

生徒さんたちに参加の意志を問うたところ、コロナが怖いので見合わせたいという人も

たくさんいましたが、12名が「出たい!」と返事してくれました。

 

300席のホールの半分以上を減らして、感染対策をして開かれた合同発表会。

ステージに上がる直前までマスクをつけ、とても気を遣いましたが、久しぶりの

演奏会でみんなの気持ちは高揚!

全員が一曲一曲を大事に演奏し、とても素敵な一日になりました。

 

とにもかくにも、発表会ができて良かった!

入場の人数制限はあったけれど、ご家族にも喜んで頂けたのではと思います。

 

また、以前のようなウキウキコンサートができる日はいつ来るだろう…

早くコロナに別れを告げたいです。

 

 

 
 

期末テスト対策

中学生のNちゃんは、ピアノ練習に熱心な

生徒さんだけど、勉強にも余念がありません。245px-Franz_Schubert_by_Wilhelm_August_Rieder_1875[1]

 

「今度の期末では、音楽のテストでゼッタイに

90点以上とる!」

固い、固い決意です。

 

わかった!

じゃあ、期末テスト対策しよう。

 

ということで、レッスン時間の中で

音楽の教科書やプリント類の学習に取り組みました。

 

今回のテスト範囲には、シューベルト作曲「魔王」が

主な学習ポイントとして入っています。

 

「魔王」の作詞者は・・・

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

 

この歌曲で歌われている、歌詞の内容は・・・

父と子の必死のやりとりと、子の命をねらう魔王の執拗な語りかけ。

 

歌詞の内容とシューベルトの音楽が一体となって、

激しく聴く者の心を揺さぶります。

 

大丈夫、Nちゃん。

ちゃんと理解できてる。

 

学校の先生に「覚えておきなさい」と言われた

他の2曲の日本語歌詞もほとんど書けたし、

リコーダーの運指は得意だしね。

 

Nちゃん、少しほっとした表情で帰っていきました。

 

ここまで頑張ったんだもの。

90点以上、マチガイなし!

 

またやろう、期末対策。(^_-)-☆

 

 

 

 
 

平成さいごの4月、心機一転

3月21日に、ウキウキコンサート(発表会)を無事に終了しました。

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そして、時はすでに4月。

いよいよ9日から

レッスンを再スタートします。

 

第1回目のレッスン日には、それぞれ

コンサートの感想文を持参してもらい、

一緒に反省会をする予定。

 

良かったことも、文字通り「反省点」も、しっかりと見つめ直して

次へとつなげていくことが目的です。

 

これから弾いてみたい曲もたくさん書いてくれてるかな?

今から楽しみにしています。(^^♪

 

 

 
 

今年も短冊がいっぱい!

本日、教室で七夕のミニコンサートをしました。

 

生徒さんたちが、それぞれ一曲ずつ演奏する会です。

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今年は、5歳から小学四年生まで

三つのグループに分かれ、

いつにも増して和気あいあいムード。

 

3月のウキウキコンサート以来の

顔合わせなので、ドキドキしながらも

みんなうれしそう!

 

演奏のあとは、自宅であらかじめ書いてきた

たんざくを、一人ずつ笹に吊るしました。

 

「先生、恥ずかしいからワタシの読んだらあかんよ」

「ボクのも見やんといてや!」

 

なんでやねん。

一枚一枚しっかり読ませてもらいます~(^_-)-☆

 

しばらく教室に飾って、もうそろそろいいかな?

という頃合いを見て、近所の神社にきちんと奉納してきますよ。

 

<ピアノが、もっともっと上達しますように!>

 

はい、その願いは必ずかないます。

あなたがピアノを好きでいる限り、大丈夫です。

 

<みんなが幸せでありますように>

 

本当にそうですよね。

でも、残念なことに、大変なできごとは

まだまだこれからもたくさん起こるでしょう。

 

でも、決して希望を失わず、

未来に向かって歩んでいってほしい。

 

お互いに助け合い、支え合える、

そういう力をみんなが持てますように。

 

それが、今の私の願いごと…です。

 

 

 
 

ウキウキコンサート、無事に終わりました!

昨日、ウキウキコンサート(教室発表会)を

開催しました。

 

アクシデントに見舞われてハラハラした昨年とはモーツァルト肖像画5

異なり、今年は時間的にはゆとりがありました。

 

ただ 10時のリハーサルに始まり、14時開演から

18時半の終了まで、たいへん長丁場だった

ことは確か。(-_-;)

 

(小さなお子さんや ご高齢の方は

お疲れさまでした!)

 

第一部は、ソロ演奏とファミリー合奏。

第二部は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の

音楽と物語に挑戦しました。

 

まとまった合同練習の時間があまりとれない状況で、

いかにみなさんに楽しんでもらえる舞台にするか。

 

それが毎回の課題です。

 

たとえ素人であったとしても、

たとえ子どもであったとしても(!)

パフォーマーとしてのプライドを持って舞台にのぞむ。

 

それが教室の発表会のテーマなんです。

 

自分たちが楽しい…だけではなく、観に来て下さる

お客さまのことを常に考え、そのようにパフォーマンス

できる一人一人に育ってほしい。

 

そう思っています。

 

 

 

さて、今回のコンサートの出来はどうだったのか???

 

 

エヘヘ、このヴォルフガングのウィンク笑顔を

見てくださいまし。

 

 

来年も、素敵なコンサートになるよう、

みんなでがんばります!\(^o^)/

 

 

 

 
 

リハーサルを行いました!

今年の発表会、ウキウキコンサートは

いよいよひと月後に迫り…KIJ_ameninuretapinknoume500-thumb-186xauto-1351[1]

 

3月25日(日)の本番をむかえる前に、

教室でソロ演奏のリハーサルを行いました。

 

 

今回のコンサートでは、42人の生徒さんが

ソロ演奏で出演します。

 

一同そろってリハーサルができたらいいのですが、

とても長丁場になり 大変なので…

 

ひとクラス10人ほどに分け、二日間かけて

ほぼ全員の生徒さんが無事にリハーサルを

終えることができました。

 

緊張と不安。

でも、期待とワクワク感もたっぷり!

 

「みんな、それぞれがんばってるんやなぁ」

「自分も本番までもっと練習せなあかんわ、こら…」

 

生徒さん方の顔には、しっかりとそう書かれておりました(笑)

 

コンサートのパンフレット原稿も印刷にまわし、

いよいよ、本番に向けて本格的に始動いたします!\(^o^)/

 

 

 

 
 

次の発表会は「魔笛」に挑戦

来年の教室発表会<ウキウキコンサート>は、

二部形式で行うことにしました。

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第一部は、ソロ演奏とファミリーアンサンブル。

 

第二部は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の音楽物語に決定。

 

オリジナル版を工夫して、こどもでも理解できるように

やさしくアレンジしました。

(このアレンジが、なんとも難しかった(^^;))

 

新しい年が明けたら、すぐにみんなに合奏譜を配るので、

今のうちに楽譜作りとキャスティング決定をしていきます。

 

大掃除が気にかかる。

 

忘年会に行きたし。

 

あれもこれもいろいろ、

レッスンがお休みのあいだにしたいけど・・・

 

やはり、「魔笛」最優先でがんばります!( ̄▽ ̄)

 

(あ、写真は登場人物のひとり、全身鳥の羽根だらけの「鳥おとこ」です。

誰かにこんな衣裳を着てもらおうかな!(^^))

 

 

 

 
 

バンド・キーボードに挑戦したHくん

秋は、あちこちで音楽会が開かれるシーズンですね。

 

高校生活 最後の文化祭で65893649_30c329440b_m[1]

バンド出演をねらったHくんが、

キーボード演奏にトライすべく

久々に教室にやって来ました。

 

Hくんは、小学1年から中学3年まで

教室に通っていた、もと生徒さんです。

 

 

Hくんは、ネットから自分でターゲット曲の

バンド・スコアを探し出し、キーボード・パートを

抜き出してタブレットに移し、家で自主的に練習して

バンバン弾けるようになった状態でやって来ました。

 

選曲は、仲間うちの話し合いで一転二転し、曲のキーに変更があったり、

いろいろと山あり谷ありでしたが、そのつど臨機応変に

対応しては、淡々と練習を重ねたHくんなのでした。

 

結果的に、Hくんのバンドは事前オーディションに落ちて、

文化祭で演奏することがかなわなかったのですが、

私にとっては、たのもしく成長したHくんの姿を

見ることができて、とても嬉しい日々でした。

 

大学に入っても、機会があったらまた

キーボード演奏にチャレンジしてほしいなぁ。

ずっと音楽と関わっていってくれたら最高だなぁ。

 

そう思ってしまうのですが、

ま、それは こちらの勝手なひとりごと。

たとえそうでなくても、とどのつまり

成長した姿を見られたら、それだけで大満足なんですけどね!

 

Hくん、これからもぜひ、いろんなことに挑戦してください。\(^o^)/

 

 

 

 
 

Sちゃんが、おけいこ表ゴール達成!

今日で夏休みはおしまい。

 

Sちゃんがレッスンにやって来て、

ちょっとはずかしそうに、一枚の紙を

バッグから取り出しました。

 

「え?Sちゃん、おけいこ表、ゴールまで行ったの?」

 

そのおけいこ表とは、右の写真のものです。DSCF1337

講師仲間の先生が作成して、

生徒さんの励みになるからどうぞ、と

分けてくださったのでした。

 

10分練習できたら、ひとマスごとに色をぬっていき、

最後までぬれた人は<1300分練習したことに

なる!>というものです。

 

夏休みのはじめに、小学生の生徒さんたちに

一枚ずつ配って、31日までに 誰かが

到達してくれるかなと思っていたのですが、

小学2年生のSちゃんが、ただひとりゴールしたとは…!DSCF1338

 

「最後まで行ったことをママに報告したら、

よくがんばったね!って抱っこしてくれた」

 

Sちゃんは、とってもうれしそうでした。

 

このおけいこ表を励みに、

楽しくチャレンジしてくれたSちゃん。

おかげで、レッスン曲はみんなスラスラスイスイと弾けてました。

 

先生も、とってもとってもうれしかったよ!(^^♪

 

 

 
 

自発的に練習するには

「先生、家でちっとも練習しないんですよ。

せっかくピアノ買ったのに」11-31-06-868_250x250[1]

 

Mちゃんのお母さまは、

よくそうやってこぼしておられました。

今から2年くらい前のことです。

 

そう、今では

「練習まったくしないMちゃん」は

いなくなり、

変わって、

「練習大好きMちゃん」が

毎日ピアノの前に座っています。

 

なぜ、彼女はそんなに変わったのでしょうか?

 

 

誰かが(私やご家族が)厳しく叱ったせい?

・・・否。

 

そんなに練習しないなら、ピアノを捨ててしまうよ!と言われたから?

・・・否。

 

練習しないのなら、もうピアノをやめなさい!と言われたから?

・・・それも、否。

 

 

彼女が練習を喜んでするようになったのは、

やっとピアノを弾く楽しさがわかってきたからなのです。

 

楽しいこと、おもしろいことは、誰もがすすんでやります。

はたが止めても、止まるものではありません。

 

逆に、誰かに強制されてやることの辛さったら、ありません。

地獄です。

 

楽しくなるまで、少しの時間が必要な人もいます。

何もかも、スピードが要求される世の中ですが、

人間は、マシンではありません。

誰かにコントロールされるものでもありません。

 

自らすすんで練習したい、と思えるまで、

「たまには練習しいや~」と言いながらも(笑)

長い目で見守りたいと思います。

 

これからも。

 

 

 

 

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