レッスン日記
合同発表会に参加しました!
開かなかった年は、何十年もなかったのです。
ところが、このコロナ騒ぎで去年・おととしと
なんと二回も抜けてしまいました。
生徒さんたちにとって、発表する場がないと
いうことは、とても淋しいもの。
かと言って、我が教室の発表会「ウキウキコンサート」は、合奏や連弾、ダンスや合唱も
伴う大がかりなものなので、今のご時世、大勢での練習ができません。
今年はどうしたものか…と頭を抱えていたところ、小阪楽器主催の「合同発表会」の
案内が届きました。
たくさんの他のお教室と一緒に合同で行う発表会で、ソロ演奏のみの出演です。
生徒さんたちに参加の意志を問うたところ、コロナが怖いので見合わせたいという人も
たくさんいましたが、12名が「出たい!」と返事してくれました。
300席のホールの半分以上を減らして、感染対策をして開かれた合同発表会。
ステージに上がる直前までマスクをつけ、とても気を遣いましたが、久しぶりの
演奏会でみんなの気持ちは高揚!
全員が一曲一曲を大事に演奏し、とても素敵な一日になりました。
とにもかくにも、発表会ができて良かった!
入場の人数制限はあったけれど、ご家族にも喜んで頂けたのではと思います。
また、以前のようなウキウキコンサートができる日はいつ来るだろう…
早くコロナに別れを告げたいです。
期末テスト対策
中学生のNちゃんは、ピアノ練習に熱心な
「今度の期末では、音楽のテストでゼッタイに
90点以上とる!」
固い、固い決意です。
わかった!
じゃあ、期末テスト対策しよう。
ということで、レッスン時間の中で
音楽の教科書やプリント類の学習に取り組みました。
今回のテスト範囲には、シューベルト作曲「魔王」が
主な学習ポイントとして入っています。
「魔王」の作詞者は・・・
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。
この歌曲で歌われている、歌詞の内容は・・・
父と子の必死のやりとりと、子の命をねらう魔王の執拗な語りかけ。
歌詞の内容とシューベルトの音楽が一体となって、
激しく聴く者の心を揺さぶります。
大丈夫、Nちゃん。
ちゃんと理解できてる。
学校の先生に「覚えておきなさい」と言われた
他の2曲の日本語歌詞もほとんど書けたし、
リコーダーの運指は得意だしね。
Nちゃん、少しほっとした表情で帰っていきました。
ここまで頑張ったんだもの。
90点以上、マチガイなし!
またやろう、期末対策。(^_-)-☆
平成さいごの4月、心機一転
3月21日に、ウキウキコンサート(発表会)を無事に終了しました。
そして、時はすでに4月。
いよいよ9日から
レッスンを再スタートします。
第1回目のレッスン日には、それぞれ
コンサートの感想文を持参してもらい、
一緒に反省会をする予定。
良かったことも、文字通り「反省点」も、しっかりと見つめ直して
次へとつなげていくことが目的です。
これから弾いてみたい曲もたくさん書いてくれてるかな?
今から楽しみにしています。(^^♪
今年も短冊がいっぱい!
本日、教室で七夕のミニコンサートをしました。
生徒さんたちが、それぞれ一曲ずつ演奏する会です。
今年は、5歳から小学四年生まで
三つのグループに分かれ、
いつにも増して和気あいあいムード。
3月のウキウキコンサート以来の
顔合わせなので、ドキドキしながらも
みんなうれしそう!
演奏のあとは、自宅であらかじめ書いてきた
たんざくを、一人ずつ笹に吊るしました。
「先生、恥ずかしいからワタシの読んだらあかんよ」
「ボクのも見やんといてや!」
なんでやねん。
一枚一枚しっかり読ませてもらいます~(^_-)-☆
しばらく教室に飾って、もうそろそろいいかな?
という頃合いを見て、近所の神社にきちんと奉納してきますよ。
<ピアノが、もっともっと上達しますように!>
はい、その願いは必ずかないます。
あなたがピアノを好きでいる限り、大丈夫です。
<みんなが幸せでありますように>
本当にそうですよね。
でも、残念なことに、大変なできごとは
まだまだこれからもたくさん起こるでしょう。
でも、決して希望を失わず、
未来に向かって歩んでいってほしい。
お互いに助け合い、支え合える、
そういう力をみんなが持てますように。
それが、今の私の願いごと…です。
ウキウキコンサート、無事に終わりました!
昨日、ウキウキコンサート(教室発表会)を
開催しました。
異なり、今年は時間的にはゆとりがありました。
ただ 10時のリハーサルに始まり、14時開演から
18時半の終了まで、たいへん長丁場だった
ことは確か。(-_-;)
(小さなお子さんや ご高齢の方は
お疲れさまでした!)
第一部は、ソロ演奏とファミリー合奏。
第二部は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の
音楽と物語に挑戦しました。
まとまった合同練習の時間があまりとれない状況で、
いかにみなさんに楽しんでもらえる舞台にするか。
それが毎回の課題です。
たとえ素人であったとしても、
たとえ子どもであったとしても(!)
パフォーマーとしてのプライドを持って舞台にのぞむ。
それが教室の発表会のテーマなんです。
自分たちが楽しい…だけではなく、観に来て下さる
お客さまのことを常に考え、そのようにパフォーマンス
できる一人一人に育ってほしい。
そう思っています。
さて、今回のコンサートの出来はどうだったのか???
エヘヘ、このヴォルフガングのウィンク笑顔を
見てくださいまし。
来年も、素敵なコンサートになるよう、
みんなでがんばります!\(^o^)/
リハーサルを行いました!
今年の発表会、ウキウキコンサートは
3月25日(日)の本番をむかえる前に、
教室でソロ演奏のリハーサルを行いました。
今回のコンサートでは、42人の生徒さんが
ソロ演奏で出演します。
一同そろってリハーサルができたらいいのですが、
とても長丁場になり 大変なので…
ひとクラス10人ほどに分け、二日間かけて
ほぼ全員の生徒さんが無事にリハーサルを
終えることができました。
緊張と不安。
でも、期待とワクワク感もたっぷり!
「みんな、それぞれがんばってるんやなぁ」
「自分も本番までもっと練習せなあかんわ、こら…」
生徒さん方の顔には、しっかりとそう書かれておりました(笑)
コンサートのパンフレット原稿も印刷にまわし、
いよいよ、本番に向けて本格的に始動いたします!\(^o^)/
次の発表会は「魔笛」に挑戦
来年の教室発表会<ウキウキコンサート>は、
二部形式で行うことにしました。
第一部は、ソロ演奏とファミリーアンサンブル。
第二部は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の音楽物語に決定。
オリジナル版を工夫して、こどもでも理解できるように
やさしくアレンジしました。
(このアレンジが、なんとも難しかった(^^;))
新しい年が明けたら、すぐにみんなに合奏譜を配るので、
今のうちに楽譜作りとキャスティング決定をしていきます。
大掃除が気にかかる。
忘年会に行きたし。
あれもこれもいろいろ、
レッスンがお休みのあいだにしたいけど・・・
やはり、「魔笛」最優先でがんばります!( ̄▽ ̄)
(あ、写真は登場人物のひとり、全身鳥の羽根だらけの「鳥おとこ」です。
誰かにこんな衣裳を着てもらおうかな!(^^))
バンド・キーボードに挑戦したHくん
秋は、あちこちで音楽会が開かれるシーズンですね。
バンド出演をねらったHくんが、
キーボード演奏にトライすべく
久々に教室にやって来ました。
Hくんは、小学1年から中学3年まで
教室に通っていた、もと生徒さんです。
Hくんは、ネットから自分でターゲット曲の
バンド・スコアを探し出し、キーボード・パートを
抜き出してタブレットに移し、家で自主的に練習して
バンバン弾けるようになった状態でやって来ました。
選曲は、仲間うちの話し合いで一転二転し、曲のキーに変更があったり、
いろいろと山あり谷ありでしたが、そのつど臨機応変に
対応しては、淡々と練習を重ねたHくんなのでした。
結果的に、Hくんのバンドは事前オーディションに落ちて、
文化祭で演奏することがかなわなかったのですが、
私にとっては、たのもしく成長したHくんの姿を
見ることができて、とても嬉しい日々でした。
大学に入っても、機会があったらまた
キーボード演奏にチャレンジしてほしいなぁ。
ずっと音楽と関わっていってくれたら最高だなぁ。
そう思ってしまうのですが、
ま、それは こちらの勝手なひとりごと。
たとえそうでなくても、とどのつまり
成長した姿を見られたら、それだけで大満足なんですけどね!
Hくん、これからもぜひ、いろんなことに挑戦してください。\(^o^)/
Sちゃんが、おけいこ表ゴール達成!
今日で夏休みはおしまい。
Sちゃんがレッスンにやって来て、
ちょっとはずかしそうに、一枚の紙を
バッグから取り出しました。
「え?Sちゃん、おけいこ表、ゴールまで行ったの?」
講師仲間の先生が作成して、
生徒さんの励みになるからどうぞ、と
分けてくださったのでした。
10分練習できたら、ひとマスごとに色をぬっていき、
最後までぬれた人は<1300分練習したことに
なる!>というものです。
夏休みのはじめに、小学生の生徒さんたちに
一枚ずつ配って、31日までに 誰かが
到達してくれるかなと思っていたのですが、
「最後まで行ったことをママに報告したら、
よくがんばったね!って抱っこしてくれた」
Sちゃんは、とってもうれしそうでした。
このおけいこ表を励みに、
楽しくチャレンジしてくれたSちゃん。
おかげで、レッスン曲はみんなスラスラスイスイと弾けてました。
先生も、とってもとってもうれしかったよ!(^^♪
自発的に練習するには
「先生、家でちっとも練習しないんですよ。
Mちゃんのお母さまは、
よくそうやってこぼしておられました。
今から2年くらい前のことです。
そう、今では
「練習まったくしないMちゃん」は
いなくなり、
変わって、
「練習大好きMちゃん」が
毎日ピアノの前に座っています。
なぜ、彼女はそんなに変わったのでしょうか?
誰かが(私やご家族が)厳しく叱ったせい?
・・・否。
そんなに練習しないなら、ピアノを捨ててしまうよ!と言われたから?
・・・否。
練習しないのなら、もうピアノをやめなさい!と言われたから?
・・・それも、否。
彼女が練習を喜んでするようになったのは、
やっとピアノを弾く楽しさがわかってきたからなのです。
楽しいこと、おもしろいことは、誰もがすすんでやります。
はたが止めても、止まるものではありません。
逆に、誰かに強制されてやることの辛さったら、ありません。
地獄です。
楽しくなるまで、少しの時間が必要な人もいます。
何もかも、スピードが要求される世の中ですが、
人間は、マシンではありません。
誰かにコントロールされるものでもありません。
自らすすんで練習したい、と思えるまで、
「たまには練習しいや~」と言いながらも(笑)
長い目で見守りたいと思います。
これからも。