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Art

 

音楽in絵画③

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エドゥワール・マネ(1832-1883)

≪笛を吹く少年≫

オルセー美術館、パリ

(フランス衛兵鼓笛隊の少年を描いたものですが、

顔だけはマネの息子レオンだと言われています。

お父さんとしての気持ちの表れでしょうね、きっと)

 
 

音楽in絵画②

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ラウル・デュフィ(1877-1953)

≪モーツァルトに捧ぐ≫

(自らもヴァイオリンの名手だったというデュフィは、

「楽器」シリーズをたくさん描いています。

これは、モーツァルトの「明るい哀しみ」を青い色彩で表現した作品です。

こうまで色彩で音楽を表せるとは!美しいのひとことです)

 
 

音楽in絵画①

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ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)

≪ピアノを弾く少女たち≫

オルセー美術館、パリ

(ルノワールは、これと同じモチーフで複数の絵を描いています。

少女たちの 楽しい会話やハミングが聞えてきそうな作品です)

 
 

小さなアートの旅Ⅱ

DSCF0664フィンセント・ファン・ゴッホ。

 

13歳のときに彼の絵に出会いました。

音楽と一緒ですね。好き嫌いに理由はありません。

なぜか惹かれる。なぜか気になる。

清志郎さんもそうだったのでしょうね。

 

ゴッホは 最初は美術商の店で働いたけれどうまくいかず、その後教師をめざしたり

伝道師になろうとしたり…

でも、何をしても駄目だった。文字通り 挫折だらけの人生。

 

そんな彼が 心機一転、 画家になる決意をしたのは27歳。

使命感を持って懸命に描いた。描いた。自分のすべてを投入した。

そして 投入しすぎて精神を病んだ。

不器用で危なっかしくて 世の中と折り合いをつけられない、馬鹿がつくくらいの

純粋さ。(まるで、昔のロックミュージシャンみたいです。)

生涯長く絵を描いていたイメージがあるけれど、実際に画家としての人生を

歩んだのはたった十年ほど。

 

どんなに壮絶な人生だったとしても、絵を描いている時だけは幸せだった。

神に出会っていた。

そう願いたくなる人でもあります。

 

 

 
 

小さなアートの旅

DSCF0661先日、ゴッホ展(京都市美術館)に行ってきました。

 

晴れわたる一日、京都は修学旅行の中学生や観光客で

大賑わい。

市バスの中は、英語や韓国語が飛び交う飛び交う!

ふと隣席の人の高速メール打ちの手元に目をやると、

何やら見慣れぬ漢字の羅列。

・・・中国語版のスマホでした。(-_-;)

 

平安神宮の紅い鳥居の前にバスが到着し、いざ美術館に入ろうとすると、

そこに派手なイデタチのお兄さんがやってきました。

 

カンカン帽。花柄のアロハ。下に着た真っ赤なTシャツのまん中には、

人の顔がプリントされています。

よおく見ると、それはあの、忌野清志郎

 

≪そう言えば 清志郎はゴッホファンで有名やった…≫

 

このお兄さんは、今は亡き清志郎と一緒にゴッホを見に来たのでしょうか。

きっとそうに違いありません!

 

急に親近感がわき、ますますゴッホ展に期待も膨らんで、ワクワクしながら

入口に向かったのでした。(続く)

 

 

 

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