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ピアノの旅

 

アップライトピアノ

301036250_601599ae43_m[1]こんな形の鏡台、昔よくありましたね。

そうそう、三面鏡ですよ!(≧▽≦)

 

でもね、これは正真正銘のピアノなのです。

現代のアップライトピアノの先祖とでも言いましょうか。

キリンピアノとかピラミッドピアノと呼ばれて、

19世紀の貴婦人のサロンや家庭用にたくさん生産されました。

 

少しでも部屋を大きく使いたいと思う気持ちは、いつの世も

変わりないようです。場所をとらないコンパクトなピアノは大人気!

当時は、ろうそくの明かりをともすための燭台がついているものも

ありました。

 

ピアノの両サイドにろうそくの光がゆらめく中、

ロマンチックにノクターン・・・

いいですねぇ!(#^^#)

 

 

 
 

フォルテピアノⅡ

thCA8J1JC0若き日のベートーヴェンが使っていたピアノは、

モーツァルトと同じで、小さくて軽いものでした。

 

そのピアノで、ピアノ・ソナタの31番までを

作曲したと言われています。

傑作として名高く、コンサートでもよく演奏される

<悲愴><月光><テンペスト>といった作品があります。

 

1803年に、ベートーヴェンは 初めてペダルのついた

68鍵のグランドピアノを持ったようです。

 

その後、73鍵、78鍵としだいに鍵盤の数が増えて音域が広がり、

作りが堅牢になって音量が増し、タッチも重いものになっていったとのこと。

 

ベートーヴェンは、まさにピアノの変革期の真っ只中に生きた作曲家でした。

フォルテ≪強く激しい音≫も、ピアノ≪弱く繊細な音≫も、

どちらも自由自在に鳴らせるフォルテピアノ(まんまの名前!)に

出逢って、ますます作曲意欲が かきたてられたんでしょうね。

 

楽器メーカーさんにも感謝しなくっちゃ!(#^^#)

 

 

 
 

フォルテピアノ(ハンマー・フリューゲル)

DSCF0724モーツァルトが使っていたピアノは、

現在のグランドピアノの形に似ていますね。

 

が、決定的に違うのは鍵盤の数。

このピアノには、61鍵しかありません。

今のピアノは88鍵だから、

ずいぶんとコンパクトな感じです。

 

それに、鍵盤の白と黒がさかさまになってる。

≪白い部分は高価だったから≫≪当時の流行だったから≫≪この方が目にやさしいから≫

と、いろんな説があるようです。

 

肝心の音色は・・・

小さくて、繊細で、軽やか!(≧▽≦)

 

今でも 当時のピアノを使って演奏されるコンサートが時々あります。

機会があったら ぜひ足を運んでみてくださいね。

モーツァルトのピアノ曲も いつもと違って聞こえますよ!(^^♪

 

 

 

 
 

チェンバロ

coques_cembalo[1]チェンバロは弦をはじいて音を出します。

だから、打弦式のピアノとは まったく

違った音色。

 

「鍵盤のついたギターやハープ」と言った方が

ぴったりくるんですね。

かろやかで、ちょっとビンビンした音。

 

バッハのメヌエットなどは、キーボードや電子ピアノに入っている

「チェンバロ」(または「ハープシコード」)のボタンを押して弾くと、

一気にバロック時代にタイムスリップ! (^^) ♪

 

 

 
 

ヴァージナル

Vermeer1[1]17世紀のオランダの画家  フェルメールの絵です。

 

ここに描かれているのは、当時よく演奏されていた

ヴァージナルという家庭用の鍵盤楽器です。

 

長い箱のふたには素敵な絵が描かれてますね。

譜面立てもちゃんとついてます。

 

この女の人は、どんな曲を弾いていたんでしょう?

 

耳を澄ますとそっと聞こえてきそうな気がします…