レッスン日記
クリスマスミニミニコンサート♪
教室の発表会は、毎年4月に行なっています。
来年の分のホール予約が無事に取れ、ほっとひと安心。
と思ったのもつかの間、
今度は、12月のイベントに向けてレッツラゴー!(古い・・)
クリスマスは、教室の中でほっこりと行います。
みんなでお互いの演奏を聴き合い、
和気あいあいとゲームやクイズ、紙芝居などを楽しみます。
一年のしめくくりであり、新しい年に向けて気持ちも新たにがんばっていこう!
という、みんなの決意の場&親睦会でもあるんですね。(^^)
この<ミニミニコンサート>と称するイベントは、ひなまつりと七夕にも
しているので、年間を通してけっこうスケジュールに追われているにも関わらず、
このあいだMちゃんが言いました。
「先生、ハロウィーンもしたいよぉ!」
あは、そっかぁ。(^^;) そうだよねぇ。
じゃあ、来年はハロウィーンも増やそうね!
思いっきり楽しい仮装たのむよ、Mちゃん。(^o^)/
エリーゼとは誰?
来年はYちゃんが挑戦することになり・・
この曲について、なんでもいいから
調べたことをノートに書いていき、どんなふうに
この曲を演奏したらいいか、一緒に考えていこう!と
いうことになりました。(^^)
さて、エリーゼとはいったい誰のことだったのか?
実は、ベートーヴェンの周囲には、エリーゼと言う名前の女性はいませんでした。
そこで昔から研究がさかんに行なわれてきたのですが、
<エリーゼ(Elise)は、実はテレーゼ(Therese)だった。
タイトルに書かれたベートーヴェンの字があまりに汚かったので、誤読された>
という説が一般的になっています。
しかし、近年は新しい説も出ているようです。
ベートーヴェンのオペラに出演していた男性歌手の妹の名が、「エリーザベト」。
彼女の愛称が「エリーゼ」であることと共に、ベートーヴェン自身が、
死の直前にもう一度だけ逢いたいと願い、彼女を呼び寄せたとか。
うーん。やっぱりミステリー。真相はお墓の中。(^^;)
だけど、これだけは確かです。
ベートーヴェンがひとりの女性を愛し、彼女のことを
ひたすらに想ってこの曲を書いたこと。
Yちゃんと話し合いました。
そのベートーヴェンの気持ちを考え、一音一音を大切に、心をこめて弾こうね・・と。
来年の「エリーゼのために」もとても楽しみになってきました。(^^♪
春の発表会めざしてGO!
毎年4月に、ピアノ&エレクトーンの発表会をしています。
ホールを借りて行う、年に一度の大きなイベントなので、
選曲をはじめ企画・演出をどうするかが毎年の課題。
何をおいても、まずはソロ曲!
(先日もお話ししましたが・・・)
クラシックの名曲を選ぶ人あり、ジャズ風アレンジが
いい人あり、ジブリやディズニー、ボカロも根強い人気です。
それぞれの希望や好み・レベルに合わせて選曲し、アレンジを選びます。
今年も、ようやくその作業が一段落しました。
これからは、ひたすら練習の日々。
発表会の曲が最優先になるので、ふだんの教則本は
いつものペースを落としたり、ときには思い切ってお休みしたりも。
この時期からみんなの目の色が変わってくるんです。
難しい曲をだんだん弾けるようになっていくのが
嬉しくて面白くて仕方ないんですよね。(≧▽≦)
ひとりひとりが最高に輝ける一日になれるように、
本番まで全力を尽くしていくことを誓いま~す!!(^o^)/
歌詞をつけようⅡ
曲のイメージが固まって、感情をこめやすくなる。
オリジナルを作る楽しさが得られる。
これが一番ですね。
さらに、歌詞が何番もついていると、その分くりかえし
弾くことになるので、必然的に指を動かす練習になります。
まだ短い曲しか弾けない小さな子どもたちでも、この方法なら
いやがらずに、すすんでおけいこしてくれるんです。(^O^)
「春夏秋冬」
~春、あたたかい 夏、暑い 秋、少しさぶい 冬、さぶい
いろんな季節 いろんな気候 なんでかな 不思議だな~
これは、6歳の女の子が、歌詞はおろかタイトルすらない
シンプルな練習曲に、自分で考えてつけた歌詞です。
「さぶい」というところが、大阪弁で可愛い。(≧▽≦)
いざ選曲!
毎年4月に、教室の発表会をしています。
ソロ演奏のほか、グループでのアンサンブルや、
出演者全員でする大きな合奏があるので、けっこう忙しい。
秋風が吹くころになると(ちょうど今頃というわけです)
みんなソワソワ・・・本格的にソロの選曲に入ります。
(もっとも気の早い子は、前の年の発表会が終わるやいなや
「先生!来年はあの曲弾きたいから、今から予約ね!!」と宣言し、
夏にはもう練習を始めたりしますが。(^^))
さて、どういう選曲をするか。
そう、まずは本人の希望第一。ジャンルは問いません。
ただし、アレンジにはひと工夫も、ふた工夫も。
どんなイメージで弾きたいのか。何を表現するのか。どんな風に聴かせたいのか。
それが大切です。
よおく吟味し、納得のいった上で曲を決定。そしてアレンジ。
練習していく中で、構成の変更も多々アリ。時には、大胆に別の曲に変更もアリ!(^^;)
涼しくなって、やっと頭も冴え出す、この季節が勝負どき。
みんな、来年の発表会に向けてはりきっていこうね!(^◇^)/
歌詞をつけよう
簡単な練習曲を弾くときに、できるだけ
弾き歌いも兼ねて練習できるようにしています。
もともと1コーラス程度の歌詞がついている場合は、
続きを自分で考えて、二番や三番まで作ってもらいます。
歌詞がまったくついていない曲の場合は、
タイトルや曲全体の雰囲気からイメージをふくらませて、
はじめからオリジナル作詞にトライ!
曲自体を両手でスラスラ弾けるようになったところで、さあ、弾き歌いです。(^^♪
(これがケッサク!どんなのができるのか、また次回にお伝えしますね!)
エレクトーンだいすき♪の声
教室に来たらエレクトーンも触りたい!」
「断然エレクトーンが好き。
一人でオーケストラできるもん」
「めっちゃええ気持ちになれる。スターになった気分」
「リズムがいろいろあるのがいい!速いテンポの曲は
エレクトーンの方がかっこええなあ」
「AKBの曲、ピアノバージョンとエレクトーンバージョン
どっちもやりたいねん」
「ピアノより鍵盤が軽いから弾きやすい。指に力ないからやさしい」
と、いろんな声が上がりました!(^◇^)
「よっしゃ!これからもエレクトーンいっぱい弾こな!!」(^_-)-☆
たまご効力♪
実は100均で買ったおもちゃなんですよ (≧▽≦)
ピアノを弾くとき、特に小さい子は指が伸びて
しまって、なかなか まるく曲げることができません。
そこで、このたまごちゃん登場!
B子ちゃんは5歳。活発で好奇心旺盛な女の子です。
このたまごを 手の中に一生懸命入れて、「ね、先生、こう?」「 じょうず?」
それから、慎重に慎重にたまごをそおーっと取り出して、
つかんだ形のまんま 手を鍵盤に置きます。
「たまごちゃん、つぶれたらあかんから気ぃつけて!」と自分に言い聞かせながら
鼻の頭に汗をかきつつ 、ド・レ・ミ・ファ・ソ・・・
みんな、これを使い始めてから とっても指の形を意識してくれるようになりました。
と、それはいいんですが、たまごの中に入ってる白身と黄身(これがまた
ほんものそっくり)を出して遊びたがる遊びたがる ・・ (^^;)
合奏=人との出会い!
してきました。
この秋に、仲間うちのライブで
懐かしロックメドレーをすることになり、
6曲のつなぎをどうするか、演奏しながら
話し合いました。
そういう場で、自分の意見はどんどん言わなければなりません。
誰か考えて。わたしそれに従うから。ではダメ。
遠慮するってことは、音楽を愛してないってこと。どうでもいいってこと。
だけど、もし相手のアイディアを聞いて
そっちの方がいい と思ったら、すぐ「それでいこっ!」となる。
それをくりかえして、もっといい方法はないか、さらにみんなで考えていきます。
合奏(アンサンブル)の真髄は、人と人との出会い。
みんなでひとつの音楽を作っていく楽しさ、素晴らしさ。
こどもたちにも、そういう経験をたくさんして欲しいと思っています。
そんなに単純なものではない
ついついお互いに比べ合ってしまうことが
ありますよね。
あの子は上手いけど 自分はヘタだなぁとか、
〇〇ちゃんはあの曲まで進んでるのに
ウチの子はまだまだ とか。
数え上げたらキリがないくらい、いろんなことが目につくのが人間です。
だけど、本当はそんなに単純なものではないんですよ。
同じ音楽の中でも、それぞれ 得意なこと苦手なことはあるんです。
たとえば、
<リズム感はいいけど 譜読みがあまりできない>
<コツコツ丁寧に練習するのは好きだけど、人前で弾くのはできれば避けたい>
<自由に演奏したいタイプで、楽譜通り弾かなければならないクラシックは苦手>
などなど。
それでいいんです。
まるごと自分を 受け止めましょう。
まるごとお子さんを 受け止めましょう。
人はそれぞれです。
要は音楽をまず楽しむこと。
好きだったら伸びる。上手になる。 そしたら もっとやる気になる。
次のステップに 必ず行けます!
大丈夫。 一緒にロングラン、歩いていきましょうね! (^_-)-☆