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月別アーカイブ: 2月 2014

 

音楽in絵画⑳

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エドゥワール・マネ(1832-1883)

≪テュイルリー公園の音楽祭≫

ナショナル・ギャラリー、ロンドン

(パリにあるテュイルリー公園で開かれた音楽祭の風景。

細部までていねいに描きこむのではなく、わざとラフに

ザッザッと描いている所が、いかにも印象派のさきがけらしい

感じ。まん中に立っている男性の、すぐ右側に座っている

メガネの人が見えますか?これは作曲家のオッフェンバック

らしいですよ。オペレッタ「天国と地獄」で有名ですね!

マネ本人もいます。左はしの、からだ半分しか見えてない人。

クリックして、画面を大きくして見てくださいね!(^^))

 
 

ローリング・ストーンズ

2490612774_efda40895e_m[1]ある日、ローリング・ストーンズの

ロゴピアスをして、教室にやって来た

子がいました。

「ストーンズや!好きなん?」って訊いたら、

「え、何ですか?それ」

って言われてしまいました。(^^;)

 

この舌出しロゴは、今や おおもとが何なのか わからないほど

ポピュラーになってしまったようです。

 

イメージはずっと、不良の代名詞みたいな彼らだけど、

実はものすごくマジメな人たちだねって、友人とよく話し合います。

「きっと、アスリートみたいにストイックに自分を鍛えてるんやね」

「絶対そうや。でないと、ミックなんか70であんなに走れ回れんよ」

 

半世紀以上、ローリング・ストーンズであり続けることを

自分に課してる、とまで感じてしまう。

でも、本人たちは笑ってこう答えるかも。

「ただのロックンロールさ。俺たちは好きでやってるだけ」

 

satisfaction ,  jumpin’ jack flash ,  brown sugar , tumbling dice , start me up …

おなじみのナンバーは山ほどありますが、

今日は、クリスティーナ・アギレラとの共演を。

娘(孫娘??)みたいな若い女の子と一緒に演奏しても、

ちっとも違和感を感じさせないところが、ストーンズのすごいところ!

 

来日公演にも行きたいですが、さすがに上京するのは難しく、

映像で我慢です。(^^♪

 

 

 
 

ひなまつりレッスン♪

8547923063_67e5c9259e_m[1]三月二日(日)

ひなまつりグループレッスンをします。\(^o^)/

 

今回は、3歳から小学1年生の女子…

(だけでなく、男の子も参加!)の集まりと

しました。

 

プログラムは、

①くじ引きして弾く順番を決めて、みんなでミニミニコンサート♪

②「うれしいひなまつり」を合唱♪

③4月の発表会で行う、音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」の紙芝居♪

④<おびな・めびな>の折り紙♪

(時間があったらゲーム大会できるかな?)

 

おともだちの演奏、しっかり聴こう。

そして、みんなで楽しい時間を過ごそうね。(^_-)-☆

 

 

 
 

チェルニー

180px-Czerny_2[1]1791年2月20日。

実に223年前の今日、ウィーンで生まれたチェルニー。

(時代背景としては、フランス革命の頃になりますね)

 

才能に恵まれた彼は、子どものときから

ベートーヴェンの弟子になりました。

14歳ともなれば、今度は自分が教える立場になり、

朝から晩まで12時間もピアノレッスンをしていたとのこと!

(あのフランツ・リストも彼の生徒だったのです)

 

さて、そのチェルニー。

日本では、バイエルとともに ピアノ教育に絶対に欠かせない

テキストとして、長い間使われ続けてきました。

が、 本当のところ、あまりチェルニーが好きな人はいないんです。

「難行苦行みたいでつまらない」「全然たのしくない」といった

声の方が圧倒的に多かった。(かくいう私もそうでした (^^;))

 

「なぜチェルニーをやらなければならないのか?」

音楽ライターの山本美芽氏は、私たちみんなの疑問を背負って立つかのように、

『21世紀へのチェルニー~訓練と楽しさと~』(株式会社ショパン)

という本を出版してくれました。

どうチェルニーとつき合うか?はもとより、

日本のピアノ教育の歴史やあり方にはじまって、そもそも

<どう音楽と向き合うべきか?>まで突き詰めて考える機会を与えてくれる、

勉強になり、なおかつとっても面白い本なんです。(^O^)

 

チェルニーの誕生日をきっかけに、本の宣伝をしてしまいましたが。(^▽^;)

ピアノ教育に情熱を傾けたチェルニーさんなら、きっとわかってくれますよね。

 

ぜひご一読を!(^_-)-☆

 

 

 
 

羽生選手のアノ曲は…

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ソチオリンピック、男子フィギュアスケートの

金メダリスト、羽生結弦選手の演技。

ほんとうに素敵でした!(≧▽≦)

 

一日目のショートプログラムの曲が

ちまたで評判になっているとのこと。

 

今から35年も前の、ゲイリー・ムーアのギター・ソロです。

 

「そのへんに普通にいてそうな、

しかも肥えてて不細工なオッサンが、なんでこんなにギターうまいん?

っていうところがめっちゃカッコええねんわ」

そう語った人が いたのを思い出しました。

 

羽生選手はいい選曲をしましたね!

あらためて聴いてみると、やはり名曲でした。(^^)

 

「パリの散歩道」ゲイリー・ムーア

 

 
 

この音怖い

23-41-43-136_250x250[1]今年の発表会のソロ演奏で、

「チューリップ」を弾くことになった、

5歳のMちゃん。エレクトーンで初出場です。

 

「チューリップ」は、以前からお気に入りの曲。

発表会で弾くならコレ!と、決めていました。

 

エレクトーンの音色は、とてもバラエティに富んでいます。

その曲のイメージやアレンジに合った音が、演奏が進むにつれ

自動で出てくるように、あらかじめ組み込まれているのです。

たとえば、

「咲いた、咲いた、チューリップの花が」のところは、フルート。

「どの花見ても、きれいだな」のところは キラキラ音、と言う風に。

 

イントロから、ゴキゲンでエレクトーンを弾いていた

Mちゃんでしたが、次の間奏のところでパッと顔をくもらせ、手を止めました。

「せんせい、この音こわい…」

「え?」

それは、ティンパニとコントラバスをミックスした太い音。

小さく可憐だった音色が、急にドンドン!と大きく響く音色に

変わるところなのでした。

 

「そうやね。確かにちょっとこわいね」

Mちゃんは、無言でうなづきました。

「ここはね、いろんな動物さんが出てくるところなんだ」

「ライオンやゾウさんたちも、チューリップ見たいって

みんな原っぱに出てきたから、すごい音がするんやよ」

 

その次のレッスンで、また「チューリップ」を練習したMちゃん。

また、例のところで「こわい」と言いましたが、先週とはちょっと違ってました。

「ここはトラさんが出てくるから、こわい音やねん」

ひとりごとを言いながら、演奏を続けてくれました。(^^)

 

いろんな音が出てくるよね。

いろんな音やから面白いんやね、Mちゃん!

チューリップ、最後までがんばろう。

 

 

 
 

雪のバレンタイン

3447767238_fa126fe169_m[1]14日は、朝から あたり一面雪景色でしたね。

 

関東では、雪のせいで鉄道が止まったり、

高速道路で車が立ち往生したり。

停電も多かったらしく、大変だったと

ニュースで知りましたが、

大阪の子どもたちは大はしゃぎでした。

 

「校庭で雪合戦したよ!」と、満面に笑みを浮かべて

教室にやって来る生徒たち。

銀世界に触れること自体、大阪ではあまり体験できないことなので、

新鮮な一日だったようです。

 

わざわざチョコレートを届けてくれた子たちも。

きくと、友達の家にも自転車で配達して回ったみたい。(^^)

 

いまどきの小学生は、みんなバレンタインチョコを

手作りするんですってね。

ひとつひとつデザインや包装に凝っていて、

オリジナリティが感じられ、感心!

(こういう世界、自分にはまったくなかったし、

今もない…と思い、舌を巻きました。(^▽^;))

 

雪のバレンタインデー、想い出に残りそうな気がします。(^^)

 

 

 
 

ギター発表会見学しました!

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先日、とあるギター教室の発表会を

見学してきました。

 

会場は、この春 はじめて使うことに決めた

若江岩田のイコーラムホールです。

 

発表会と言えば、開催する側となると 当日は裏方でバタバタ…!

まったく落ち着いていられません。(^^;)

 

新しい会場は、はたしてどんな雰囲気か。

お客さんとしてシートに座り、 どんなことを感じるか。

前もって、吸収できるところ、学べるところを得たいと思ったわけです。

 

ピアノの発表会は、友人の先生方のお教室の機会がありますが、

ギターのそれは、はじめての経験。いろんな意味で新鮮!(^^)

 

今回は ポップス部門に限ったライブということで、

全身黒づくめで金髪のロック兄ちゃんや、超ミニで長~い脚を出した

アコギ弾き語りの女子高生など、若い生徒さんの出演が目立っていました。

 

衣装やアクション、笑顔。パフォーマンス精神あふれた人が、やっぱり印象的。

演奏も上手に感じるから、不思議です。(^^)

「お客さんに音楽を届けたい!」という情熱が、

恥ずかしさや 尻込みする気持ちを乗り越えさせてくれ、会場も一体となる。

そんなシンプルな基本を、あらためて強く感じさせてもらった一日でした。

 

 

 
 

グルリット

Cornelius_Gurlitt[1]グルリットは、1820年の今日、 2月10日に

プロイセン(現在のドイツ)に生まれた作曲家です。

 

交響曲はじめ オペラや歌曲など、

作品数はかなり多いらしいですが、

現在 よく知られているのは、初心者用のピアノの小品。

 

教材の練習曲の中に 彼の名前を見つけるたびに、

子どもたちは

「あ、またグルリットさんの曲や。ようあるなぁ」

「おもしろい名前!これ苗字やろ?ヘン…」

「先生。この曲はグルリっと回る感じで弾いたらええんやろ?」

などと、いろんなことを言って笑わせてくれます。(^^)

 

ガヴォット イ短調

 

 
 

大人のピアノレッスン⑦

00-22-05-614_250x250[1]お子さんがピアノを始め、その練習の様子を見ている

うちに、「自分も弾きたくなってしまいました」

と、レッスンをスタートされるお母さんが

いらっしゃいます。(^^)

 

昔、すでにピアノを習った経験があるので、

少し弾いてみるだけで、すぐに勘を取り戻されます。

が、ご本人はしきりに「いやあ、全然ダメですぅ。指が動かなくて…」と謙遜。

でも、そのあとに「ボケ防止にいいですよね?これ」

 

そうなんです!

指先を動かすって、本当に脳にいいらしいですよ。(^O^)

 

脳には、<前頭葉>という、ものごとの認知・判断・記憶に

とても重要な働きをしている部分があることは、よく知られていますよね。

 

その前頭葉をきたえる方法のひとつが、<指先を動かす>こと。

さらに、<左右の指の動きがちがうものであれば、なお良し>ですって。

これって、まさしくピアノ演奏そのものではないですか。

 

音楽を楽しみながら、心もアタマもますます健康にイキイキと!

なんて素晴らしい!(^^♪

 

 

 

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