月別アーカイブ: 3月 2015
ねずみのカチューシャ
春休みに入った昨日、 高学年の生徒が5人やってきました。
5月の発表会で行う <くるみ割り人形>の
音楽物語で ねずみのダンスをすることに
なっているメンバーです。
ねずみらしく見せるために 耳をつけて
踊ろうということになり、 みんなで
<ねずみカチューシャ>作り。
百円ショップで プラスチックのカチューシャ本体とフェルトを購入。
糸もねずみ色。耳の中には わたを入れてふっくらとさせます。
まえもって、手芸の得意なYちゃんが試作品を作ってくれました。
あとのメンバーに 作り方をしっかり伝授してくれて、2時間で全員完成!
あとはこれをつけて ねずみになりきって踊るだけ!
どんなふうになるか、今からとても楽しみです。(^_-)-☆
音楽in絵画㉚
ラウル・デュフィ(1877-1953)
≪サックス≫
(久しぶりのデュフィです。今にも陽気な音楽が聞こえてきそうな絵!
簡単な線で サッサと描かれているにもかかわらず、一人一人が
演奏に集中しているようすが 生き生きと伝わってくるのが見事。
いつまでもじっと見つめていたい衝動にかられます)
89歳のソナチネ
いちご大福を食べながら、CDを聴いたり
おしゃべりを楽しんだり。
そろそろおいとまを、と階下におりたら
お母様がニッコリと出てこられて
玄関わきの小部屋に招き入れて下さいました。
そこには、アップライトピアノと二台のエレクトーンが。
お教室をしておられるのは以前から知っていましたが、
もうすぐ50年経つとのこと。
今は 教える仕事は姪御さんにバトンタッチされたそうですが、
体を悪くして入院生活をしたり、いろいろ大変な日々なのに
「毎日これ弾いているんですよ」と、一冊のソナチネの本を見せて下さいました。
「え、毎日弾いてらっしゃるんですか?」
「だってボケ防止に一番ですものね」と、 笑いながら指をピラピラと動かすお母さん。
お歳をきくと、もうすぐ89歳だそう。
なんて素敵で刺激的なお言葉なんでしょう!
ボロボロになった、その古いソナチネの本が 輝いて見えた午後でした。
ラヴェル
ラヴェルの誕生日です。
バレエ音楽『ボレロ』は ラヴェルの代表作ですが、
ものすごく個性的な曲!
ひとつのリズムがずっと 繰り返されるのです。
そのリズムとは、次のようなもの。(ウィキペディアより)
このリズムが、最初から最後まで同じテンポで延々と演奏されます。
小太鼓からスタート、メロディーはフルートにクラリネット、
ファゴット、オーボエ、トランペット、サックス…
たった二つのパターンのメロディーラインだけ。
小さい音で始まった音楽は だんだんに勢いを増し、エンディングでは 大音量に!
「世界一長いクレッシェンド」と呼ばれているのも うなづけます。
ラヴェル自身が、あんまり変わった曲なので 誰も演奏したがらないだろう と
思っていたらしい。意外に人気が出て、びっくりしたとか。 (^^;)
現代でも、さまざまなミュージシャンによって編曲されたり、
映画やドラマやアニメに使われたり、CMの音楽に起用されたり。
近年では、フィギュアスケートのBGMでもおなじみですね。
ちょっと長いですが、ぜひ聴いてみてください。
今日は、西本智実さんの指揮で。(^_-)-☆
ひなまつりは大騒ぎ
無事終わりました!
幼児のクラスではちょっとした
ハプニングが。
例の小麦粉の入った風船人形。アレがとうとう破裂してしまったのです。
ひとりの生徒が 手の中で
さんざん もて遊んでいたところ、
突然 粉まみれに。 ( ̄▽ ̄)
しばし そのへんの拭き掃除に大わらわ…。
この幼児クラスは、会の盛り上がりも大変なものでした。
さながら宴会のようで、
酒ならぬ「童謡」に酔いしれたみんな。 (^^;)
4番まで そらで歌えた子が
たくさんいたのには びっくり。
くるみわり人形の紙芝居を見て、おひなさまのぬりえをして。
アナと雪の女王の絵合わせで競い合って。
いろいろと盛り上がり、楽しく過ごした一日でした。