月別アーカイブ: 3月 2014
F.J.ハイドン
オーストリアで生まれました。
幼い頃から音楽の才能に恵まれていたようです。
歌声の美しさを買われて、8歳のときに聖歌隊に
入り、寄宿舎で生活を続けた少年ハイドン。
親元を離れて暮らし、さぞかし苦労も多かった
ことでしょう。
ところが、聖歌隊でがんばったにもかかわらず、
声変わりして使い物にならなくなると、もうお前はいらないと
ばかりに解雇されてしまいます。
それからは、コツコツと自分自身で音楽の勉強に勤しみ、
作曲をするようになったとのこと。ほんと、頭が下がります。
モーツァルトと親交を深めたのは、有名な話。
モーツァルトが25歳のとき、ハイドンはすでに49歳になっていました。
親子ほども歳の離れた二人でしたが、音楽を通じて魂が響き合った
ということでしょうか。
ハイドンはモーツァルトの才能を認め、モーツァルトはハイドンを
心から慕い、6つの弦楽四重奏曲(ハイドン・セット)を捧げています。(^^♪
音楽in絵画㉒
ラウル・デュフィ(1877-1953)
≪ヴァイオリンのある静物≫
(デュフィの絵は どれも色彩が美しく、見ているだけで
幸せな気持ちになれます。音楽が大好きだったので
楽器を描いた作品が多く、モーツァルトシリーズや
美術展で デュフィの絵ハガキをたくさん買いこみ、
小さな額にあれこれと入れ替えては楽しんでいます)
暗譜第一号!
発表会で弾くソロ曲を、今日暗譜で完璧に
仕上げることができました。\(^o^)/
先週の段階では、まだまだとても
仕上げには ほど遠かったはず。
なのに、この急激な進歩はいったい…?(゜o゜)
「Kちゃん、おうちでいっぱい練習したの?」ときくと、
だまってこっくり。
静かにほほえんでいるだけです。
Kちゃんは、いつも無口だね。
でも、とてもがんばりやさん。
すごいよ、暗譜第一号だ!
よく努力しました。
教室を出て、おもてに出るまでは静かなKちゃんだったけれど、
お迎えのおばあちゃんに会った瞬間、
ごほうびシール二枚貼れたこと、報告してたのかな?
ドアごしに大きな声が聞こえていたよ。(^^)
明日も合同レッスンが待ってるよ。
がんばろうね!
みんなで音楽
個人レッスンですが、発表会が近づくと
ほかの生徒さんと一緒に合同レッスンをします。
ふたりや3人でするピアノ連弾。
エレクトーンやキーボードも加えて、鍵盤楽器だけで
演奏するアンサンブル。
リコーダーやミュージックベルなど、鍵盤楽器以外のアンサンブル。
パート別にわかれて、ハーモニーに挑戦する合唱。
そして、打楽器をたたいたり、ダンスしたりの
たのしいリトミック!(≧▽≦)
練習時間が長くなればなるほど、お互いに親しくなるし、
いろいろ相談し合って工夫しようとする。
そこに連帯感が生まれ、協調性が育まれ、音楽自体もまとまっていく。
それは、大人もこどももみな同じ!(^^)
だから、毎年発表会のたびに、みんなで音楽する機会を
もっと大切にしていこうと思うのです。
J.S.バッハ
ヨハン・セバスチャン・バッハ。
バッハ一族に生まれたら
音楽家になるのは当たり前というほど、
楽師を輩出した家系だったということです。
日本でもたいへん人気のある作曲家ですが、
これほど愛されるようになったのは、意外にも
死後80年ほど経ってからのこと。
きっかけは、メンデルスゾーンやシューマンによる
バッハ作品の掘り起しでした。
幼くして両親を亡くし、最初の妻に先立たれて
男手ひとつで4人の子どもを育てたり、教会や学校など
組織の中のややこしい争いごとに巻き込まれたり、
いろいろと苦労の絶えない生涯だったバッハ。
晩年には、失明までしてしまいます。
(これは、少年時代に月明かりやろうそくの火など、
薄暗い灯りの中で写譜したことが一つの原因だったそう)
それでも、生一本、真面目一徹に生きたバッハ。
最初の妻も再婚した二度目の妻も、どちらも彼を
尊敬し、愛し、内助の功で支え続けたという話が
本当に救いに感じられます。(;_:)
ラプソディー・イン・ブルー
H君は、毎年発表会のソロ曲を自分で選びます。
いつも、どんな曲を演奏したいかが
はっきりしているので、迷いがありません。
彼のふだんのレッスンの様子を以前紹介しましたが、
今年のソロ曲は「ラプソディ・イン・ブルー」に
なりました。
手が小さいのがちょっぴりハンデ。
でも、彼はめげません。
自分にピッタリくるアレンジはどれか、あれこれ試行錯誤して、
あくまで上級アレンジにこだわりを見せて…。
最終的に、3種類のアレンジ譜のいいとこ取りをし、
うまくくっつけて、やっと先日 方向性が決定したんです。
「やったー!これで最後まで練習できるぞ!」と、本人は大喜び。
満面の笑みを浮かべて帰りました。
あの、ちっちゃかったH君がなぁ。
トライアングルを重そうに叩いてた、あのH君がなぁ。(;_:)
この感動、これが先生の原動力かな。
H君、当日は「ラプソディ~」カッコよく決めようね!(^^)v
リムスキー=コルサコフ
リムスキー=コルサコフの誕生日。
この人のファンからは、
「リムスキーと言えば、必ずと言っていいほど
『シェエラザード』ばっかり取り上げられるけど、
ほかにもいっぱいいい曲あるよ!」と
つっこまれてしまうのですが…。
この曲には、ちょっとした思い出がありまして。
昔々、ロックや黒人音楽にどっぷりと浸かっていた頃、
ある同級生が、この曲のカセットテープを貸して
くれたのです。
彼は当時、学ランにリーゼントで、永ちゃんとかが好きで、
夜中にバイクをブッ飛ばす、いわゆるヤンキー少年でした。
それがある日、「ロックもええけど、こんなんもええで」と…。
よく聞くと、中学時代は吹奏楽部に所属していて、クラシックを
たくさん聴いていたとのこと。
十代の多感な心境に、スーッと入ってきた『シェエラザード』。
千夜一夜の物語を想像しながら聴いたのを覚えています。(^^)
サウンド・オブ・ミュージック
4月におこなう教室発表会で、
音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」を
上演することになりました。
(ジュリー・アンドリュース主演の
ミュージカル映画がとても有名ですが、
ストーリーはWikipediaでどうぞ!)
この映画は何回観たことでしょうか。
(もちろんロードショウでリアルタイムに観たわけではありませんが)
テレビ番組の上映で、ビデオテープで、そしてDVDでと、
何年たっても観るたびにワクワクが止まらない。
新鮮な感動に満ちあふれている、とってもステキな映画なんです。
ところが、今はまったく知らない子どもたちが多いんですよね。(;_:)
これは大変ゆゆしきこと。伝えていくのは大人の責任だと思いました。
劇中の楽曲に触れることで、このミュージカルにどんどん
興味を持ってくれますようにと願いをこめて。(^^♪
今年は音楽物語!
毎年行なう発表会では、大きく分けて
ソロ演奏の部とアンサンブル演奏の部の
二つをプログラムにしています。
アンサンブルは、家族単位でおこなうものも
ありますが、今年はそれとはまた別に、
生徒どうしで 音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」を
上演することにしました。(^^)
絵本のイラストをバックのスクリーンに映し出しているあいだ、
ずっとおはなしを朗読します。
暗転の中、そのあいだに演奏者が楽器の前にスタンバイして待っています。
朗読がひとくぎりしたら演奏が始まって、演奏が終わったらまたおはなしの朗読。
そのあいだに次の演奏者がスタンバイしている…。
というふうに、音楽物語は進んでいきます。
さてさて・・
その「サウンド・オブ・ミュージック」の物語の中身は?
これから、少しずつ紹介していくことにしますね。
どうぞお楽しみに!\(^o^)/
Kちゃん合格おめでとう!
受験生だったKちゃん が、このたび志望校に
無事合格しました!!\(^o^)/
これで、晴れてなんの心配もなく、音楽にダンスに
打ち込めるね!(^^)
Kちゃん。
ともかく、まずは「GET BACK」に本格的にかかろう。
コツコツ休まず練習に取り組んできたけど、
こないだから、一番大事なところにさしかかってきたね。
そう。ジョンのギターソロと、ビリー・プレストンのエレピだ。
ここは手ぬかりなく行きたい。
エレクトーン用の楽譜は、カンタンバージョンのアレンジだった
けれど、それではプライドが許さないよね。
完全コピーで行くから、最後までついてきて!( `ー´)ノ
いやあ、それにしてもよかった、よかった。
Kちゃん、ほんまに合格おめでとう。
これからも、今まで以上に思いきり前進して行ってね。
いつでもそばにいて、応援してるから!(^_-)-☆