月別アーカイブ: 9月 2013
あと三か月
9月も最後の一日になりました。
<光陰矢のごとし>とは、よく言ったものです。
秋風が吹くと、「ああ、もう正月や。黒豆炊かなあかん」
と言う人がいました。(^^;)
しかし、今年もあと3か月か。
今日一日じっくり考える時間をもって、
新しく目標を設定しようと思います。
クリスマスのミニミニコンサートに、来年春の発表会のこと・・・
仕切りなおして、いざ出発!!(^o^)/
導入期のピアノレッスン⑤
ピアノの鍵盤は、小さい子どもには
けっこう重いものです。
まだふにゃふにゃしている指で、一音一音
しっかりと音を出してピアノを演奏するのは
至難のわざと言えるでしょう。
そこで、導入期のピアノレッスンでは、
ゆっくりと徐々に手指を動かす練習をします。
まず最初は、手をぐーの形にしてトントンと鍵盤を軽く
たたくことからスタート。その次に手のひらを使います。
その後、指を一本ずつ独立させていきますが、
まずは、動かしやすい親指・人差し指・中指から。
薬指と小指は一番最後です。
ときには、ピアノよりもはるかに鍵盤が軽いエレクトーンを使って、
スムーズに演奏する楽しさも感じてもらいながら、
だんだんとピアノの鍵盤に慣れていけるようにレッスンしていきます。(^^♪
ダリル・ホール
この人の魅力。
ロックだけどソウルでもあるところ。
(白人ではありますが)
そのブレンド加減がたまらないんです。
もちろん、純ソウル大好きです。
でも彼の歌を聴いたら、これもアリだなぁと
思いました。
いや、むしろ新鮮さが際立つ。ハイブリッドの良さと言うべきか。
素敵なライヴ映像はたくさんありますが、ピアノ弾き語りのこの一曲は
いかがでしょう。
こんな風に歌えたら幸せだなぁと、聴くたびに思います。
いざ選曲!
毎年4月に、教室の発表会をしています。
ソロ演奏のほか、グループでのアンサンブルや、
出演者全員でする大きな合奏があるので、けっこう忙しい。
秋風が吹くころになると(ちょうど今頃というわけです)
みんなソワソワ・・・本格的にソロの選曲に入ります。
(もっとも気の早い子は、前の年の発表会が終わるやいなや
「先生!来年はあの曲弾きたいから、今から予約ね!!」と宣言し、
夏にはもう練習を始めたりしますが。(^^))
さて、どういう選曲をするか。
そう、まずは本人の希望第一。ジャンルは問いません。
ただし、アレンジにはひと工夫も、ふた工夫も。
どんなイメージで弾きたいのか。何を表現するのか。どんな風に聴かせたいのか。
それが大切です。
よおく吟味し、納得のいった上で曲を決定。そしてアレンジ。
練習していく中で、構成の変更も多々アリ。時には、大胆に別の曲に変更もアリ!(^^;)
涼しくなって、やっと頭も冴え出す、この季節が勝負どき。
みんな、来年の発表会に向けてはりきっていこうね!(^◇^)/
哀しみのモーツァルト~弦楽五重奏曲編~
ときくと・・・
クラシックファンでも、
「あんまり好きじゃない」と
「すごく好き!」の二手に分かれます。
モーツァルトには、ひとつの固定されたイメージがあるようなんです。
<すごく明るくて、優雅で、楽しくて、胎教に良くて、赤ちゃんに
限らず精神衛生上とても良くて、おまけにお酒を造るときも、
植物を育てるときも、聴かせるとおいしくなる。スクスク育つ>
と、いうような。
好きでも嫌いでも、そのイメージに変わりはないようです。
その、<明るくて楽しい>イメージを払拭したくなりました!(^^)
600数十曲の作品中、19しかないと言われている
モーツァルトの「短調」(悲しい感じの調子)に出逢ってみてください。
イメージ・・変わったら、このコーナー大成功!!\(^o^)/
けいおん万歳!
いるライヴを、今年も無事に成し遂げることが
できました。
「成し遂げる」という表現は、ちょっと大げさに
聞こえるかもしれないけど、心境的にピッタリくる
ものがあります。
過去何年かの間には、突然亡くなってしまった友人がいました。
病気や環境の変化で、参加できなくなってしまった先輩もいました。
一年に一度だけ、ここに来れば必ず会える。そして一緒に音楽を
楽しめる・・・はずが、「そうではない」ことに気づいて。
時は流れ、変化はどんどん訪れる。
「絶対」という言葉はない。(日頃、絶対音感絶対音感て言うてるのにね。(^^;))
なんや私ら、七夕のおりひめひこ星みたい。
一年に一度のライヴを心待ちにして、奇跡的再会を喜び合う。
そう、当たり前のことではなく、きっと奇跡なのでしょう。
ええおっちゃんおばちゃん達が集まって、ワイワイガヤガヤ、
気分は完全にロック少年&少女・・・
また来年も、一人も欠けることなく、元気な姿で笑い合えますように。
みんな、ありがとう。愛してるよ!(≧▽≦)
音楽in絵画⑨
エドガー・ドガ(1834-1917)
≪オペラ座のオーケストラ≫
オルセー美術館、パリ
(ドガは、バレリーナが踊る姿をたくさん描いた画家ですが、
こんなオーケストラの絵もあったのですね。古典的な手法で、
まるで写真を撮るように、一瞬の情景を描ききっています)
絶対音感について⑤
さらに詳しくみていきましょう。
両者の違いについて、わかりやすい
たとえがあります。
<性能のよいカメラをもっていれば、その分、
よい写真を撮れる可能性は広がりますが、
それだけではよい写真が撮れるとは限りません。
何がよい写真か、わかるセンスが必要です。
音楽でも同じことがいえます。
カメラの性能が「絶対音感」なら、センスは「相対音感」です。>
(江口彩子著『絶対音感Q&A』より)
ズバリ言い当てた表現ですね。(^^)
両者の違いが、なんとなくわかってもらえたでしょうか?
アップライトピアノ
そうそう、三面鏡ですよ!(≧▽≦)
でもね、これは正真正銘のピアノなのです。
現代のアップライトピアノの先祖とでも言いましょうか。
キリンピアノとかピラミッドピアノと呼ばれて、
19世紀の貴婦人のサロンや家庭用にたくさん生産されました。
少しでも部屋を大きく使いたいと思う気持ちは、いつの世も
変わりないようです。場所をとらないコンパクトなピアノは大人気!
当時は、ろうそくの明かりをともすための燭台がついているものも
ありました。
ピアノの両サイドにろうそくの光がゆらめく中、
ロマンチックにノクターン・・・
いいですねぇ!(#^^#)