月別アーカイブ: 8月 2013
客観性の大切さ
音楽ライターで、ピアノ教室もしておられる
山本美芽先生のセミナーに行ってきました。
今回は ピアノ講師のためのセミナー。
『音楽ライターの視点から、<聴く力>と<書く力>の
スキルを磨く』というテーマでした。
<レッスンの中で、聴く力を育てるにはどうしたらよいか>
<教室ブログなどを書くとき、どんなことに留意すべきか>
さまざまなアドバイスが楽しくて ためになって、あっという間に4時間が経過。(^^)
一番心に残ったのは・・
<客観性の大切さ>というお話。
ピアノ講師は、〇〇メソッドだの△△教授法だの、
自分がこうと思った やり方を貫くことが多いです。
それを重んじるばかりに、ときに他の指導法に対して排他的になる。
それはさながら、異なった信仰を受け入れられない宗教みたいなものだ、と。
100人以上もの さまざまな音楽家や指導者たちにインタビューしてきた
山本先生ならではの、広く大きな視点!
ガーンときました。
本当にその通りです。
くれぐれも「主観」に、がんじがらめにされんようにしよう。
そう感じた、貴重な一日でした。(^^)
大人のピアノレッスン①
とにかく、好きなことをするというのが一番。
何も制約はありません。年齢制限ありません。
「練習しなさい」と言われてするのでも
ありません。
<自分がしたいからする>だけです。
好きなことをずっと続けていく。
それが一番大事だと思います。(^^♪
一番好きな季節は?
「春」とか「夏」という答えが返ってきました。
寒い冬が終わって、心がウキウキしはじめる春・・・
海へ山へプールへ。思いっきり遊べる楽しい夏・・・
だったはずなのに、最近は
「春は花粉症がつらいから一番苦手」
「あっつい夏だけはもう勘弁してほしい」と、みんな言う。
さてさて・・やっと朝晩しのぎやすくなり、待ちかねた秋の到来近し!(≧▽≦)
なんたって、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、行楽の秋・・・
食欲の秋!ですからね。
すぐに寒くならないで!
<ちょうどいい>感じが、できるだけ長く続いてね。(^^;)
JACO
けれど、ぜひ聴いてほしい音楽、そして
紹介したいミュージシャンがたくさんいます。
過去の遺産にしておくのはあまりにも
もったいないんですよ。(:_;)
というわけで、今日からミュージシャン紹介ブログスタートします!
(もうすでにROCKではZEPやりましたが・・・(^^;))
まずは・・
ジャコ・パストリアスいってみます!
ベーシストとして彼が在籍していた伝説のスーパーバンド、
WEATHER REPORTの演奏をお聴きくださいね。(^_-)-☆
(感想をどしどしお寄せください♪)
出会いは贈りもの
ふと思ったことがありました。
<わたしてどっから来たんやろ>
<なんでお父さんとお母さんが
わたしのお父さんとお母さんなんやろ>
保育園の子が、なぜそんなことを思ったのか?
ちっちゃいなりに、親子の出会いの不思議を感じてたのかな。
ポンと上から降ってくる。それが出会い。
そして、それはいつも突然にやってくる。
その贈りものをどれだけ大事にできるか。
大人になったいま、それが ささやかな「お返し」だと思っています。
イチロー、4千安打おめでとう!
ヘルメットをとって声援に応える姿は
なんだか修行僧のように見えた。
「失敗をたくさん重ねて ストレスを抱える。
その中で瞬間的に喜びが訪れる。
そのくりかえし」
「4千の安打を打つには、
8千回以上は悔しい思いをしてきた。
それと常に向き合ってきたので、誇れるとしたらそこじゃないかな」
「うまくいかないことと向き合うのはしんどいが、これからも続けていきたい」
あなたのひとことひとこと、身に染みた。
とにかく、イチローお・め・で・と・う!!!\(^o^)/
ROLLYの「お話の森」
あのロックミュージシャンのROLLYが
絵本の読み聞かせをするというイベントに
行ってきましたよ!(^o^)
今回彼が読んだ絵本は、合計7冊。
どれもこれもユニークでおもしろくてインパクト大な
お話ばかりでしたが、中でも印象に残ったのは、
「べんとうべんたろう」。(文=中川ひろたか 絵=酒井絹恵 偕成社)
ダダダダーン!の「運命」が急に流れ・・・
バックのスクリーンには、絵本の中の登場人物が大きく映し出されます。
それはまぎれもない、あのベートーヴェンじゃないか!
彼が、べんとうべんたろうというワケか。
(この続きは・・・ぜひ本屋さんか図書館でご覧ください。(^^;))
ROLLYは、絵本の読み聞かせの間に、たくさんギターと歌を
聴かせてくれました。
音楽と朗読と漫談がいっしょくたになっていて、なんとも不思議な世界です。
だけど、終わった後は ほのぼのあったかい気持ちになれました。
会場の高槻現代劇場では、今後もユニークな企画がいっぱいなようです。
ちょっと遠いけど、また行ってみようかな・・(^^♪
導入期のピアノレッスン③
という、うたい文句のついたピアノ教材を
最近よく見かけます。
そういう教材をめくると、必ずといっていいほど
音符の下にカタカナでドレミが書いてあります。(^^;)
なるほど、これなら楽譜をまったく読めなくても
カタカナのドレミを読んでりゃいいんですから、ラクはラク。
だけど、いつまでもカタカナを書かないとだめだったら、
逆に面倒くさくて、新曲にトライする気が半減しますよね。
楽譜だって自分でちゃんと読めた方が便利だし、何より楽しい!(^o^)
今は、小さい子でも楽譜を学んでいけるように考えられた、
『絵音符』を使った教材があるんですよ。
『絵音符』にしたがってピアノで指を動かしながら、
徐々にほんとうの音符に置きかえていくんです。
これだと、とてもスムーズに読譜の練習が進みます。
大人の初心者の方にも断然オススメ。(^_-)-☆
(『絵音符』についての詳しいお話はまた次回で!)
絶対音感について④
「絶対音感」という言葉が 一人歩きをしてしまいがちです。
しかし、本来は「絶対音感」は「相対音感」といつも
ペアで考えられなければなりません。
「絶対音感」と「相対音感」の関係について、
一音会の江口寿子先生は著書の中でこのように
語っておられます。
<音楽をお料理にたとえると、「絶対音感」や「相対音感」は、
さしずめ「味を感じる舌」ということになります。
「絶対音感」は、「材料の味を感じる舌」です。(中略)
それに対して、「相対音感」は、「お料理のおいしい味を感じる舌」です。(中略)
この両方の舌をもっていてはじめて、おいしいお料理がつくれる、
「名コックさん」になれるのです。>
(江口寿子著『音はロケットみたいにとんでくる』より)
というわけで、絶対音感がついた後は、必ず相対音感のおけいこに入ります。(^^)