月別アーカイブ: 9月 2015
久保田利伸ライヴ
来年で、デビュー30周年。
53歳になるそうです。
ソウル・ミュージックやブラック・コンテンポラリーは、
黒人ミュージシャンが演奏して歌うのがいいのであって、
日本人がやってどれだけの味が出せるん?
ずっと長いこと、そう思われ続けてきました。
生まれついてのリズム感の違い。
これはどうすることもできない、大きな壁であることは確か。
今でこそ、AIや福原美穂、Nao Yoshiokaなど、日本人離れした
センスを持つ若手ミュージシャンが続々と登場してきていますが、
かつて道は閉ざされていました。
が、ソウルミュージックが大好きで、ひたすらにそれを
自分のものにしようと、30年間歩み続けてきた久保田利伸。
右の手のひらを上げて会場全体がいっせいにヒラヒラする、
あのポーズには思わず引いてしまいそうになったけど、(^^;)
大阪城ホールを、普通のおじさんおばさんで二夜連続いっぱいに
している彼の努力と力量に、拍手を送りたくなった夜でした。
若い時より、いい感じに肩の力が抜けたかな?(^^♪
ハネるビート
ロックには、何といっても3連のノリが
大事だねという話になりました。
4拍子の曲を演奏するときに
タン、タン、タン、タン…とリズムをとるのではなく、
3連符の タタタ、タタタ、タタタ、タタタ…の
まん中を休符にして、タッタ、タッタ、タッタ、タッタ…と
感じる必要があるというのです。
このリズムは、ジャズやロックを演奏するときの基礎になるもので
シャッフル、スィング、またはバウンスと呼ばれ、俗に「ハネる」と
言ったりもするのですが、単純なようでなかなか奥が深く、
それを感じて演奏するのとしないとでは、かなり「ノリ」の違いが出てくるのです。
前へ前へ回転していくような感じ…
Deep Purpleのこの曲なんか、まさしく3連のノリ。
どうぞ聴いてみてください。(^_-)-☆