月別アーカイブ: 10月 2014
パガニーニ
パガニーニの映画がさきごろ上映されました。
ストラディヴァリウス(5億円という噂)を
ひっさげて熱演していますが、
映画のキャッチコピーは
<音楽史上、最も不道徳な男が奏でる、
最も美しい旋律>というもの。( ̄▽ ̄)
パガニーニってそんなに危ない人だったの?!
って思いますよねぇ…
「あんな特殊な演奏ができるのは、とても人間技ではない。
悪魔に魂を売った代価として手に入れたのではないか」
そんな噂もまことしやかに広がるほど、パガニーニの
ヴァイオリン演奏技術はものすごいものだったようです。
あのリストも彼に影響を受け、『ラ・カンパネラ』を
ピアノ曲にアレンジしているのは有名な話ですよね。
それにしても、<悪魔的に上手い>と言われて嬉しかったのかどうか。
58歳で亡くなるまで数々の病気を患い、まちがった療法のために
水銀中毒にもなってしまったり、不幸続きも…。
今日はパガニーニの誕生日。
ヤッシャ・ハイフェッツの貴重な映像でどうぞ!\(^o^)/
ヨハン・シュトラウス2世
特別な<ジャンル>があります。
毎年元日に、全世界にライブ中継される
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートで
すっかりおなじみですよね。
色とりどりのドレスを着た女性たちがクルクルと
舞い踊る姿は華やかで見るからに縁起が良く(笑)、
よーし、今年もがんばろうっていう気持ちにさせてくれます。(^^♪
なぜ<ヨハン・シュトラウス2世>と言うかは、
この人のお父さんがまったく同じ名前だったから。
お父さんは第一人者なので、「ワルツの父」。
息子は跡を継いで「ワルツ王」ですって。(^^)
1825年の今日、10月25日が誕生日です。
リスト
1811年の今日、10月22日。
彼のピアノ演奏を聴いて、失神する
女性ファンが続出したのは有名な話。
自分自身も、演奏に熱狂したあまり
失神して譜めくりする人に倒れこんだ
こともあったとか。
オックスのアイちゃんも真っ青。
(古ぅ~(^^;) )
確かにイケメン。
しかも、バリバリ超絶技巧、ピアノうま過ぎ。
熱狂的なファンにとりかこまれ、遊びまわるリスト。
アーティストとしても、一人で最初から最後まで演奏する
<リサイタル>形式をはじめて行ないました。
ピアニストとして大成功したリストは、
当時こう言われたそうです。
「リストの前にリストなし。リストの後にリストなし」
けれど、リストは54歳の時に僧侶に転身してしまいます。
キリスト教に帰依し、信仰をテーマにした作品が増えました。
どういう心境の変化だったのか、とても興味深いですね。
9歳のころから すでにコンサート活動をしていたリストに ちなんで、
牛田智大くんの初々しい演奏でどうぞ。(^^♪
ハロウィン会大成功
ことあるごとに集まっては、グループ
レッスンの楽しさを満喫しているのですが…
今日は、教室開設以来はじめての
ハロウィン会をしました。
参加は、4歳から小学6年生までの生徒さんたち。
まずは、来年の発表会の音楽物語として
取り組むことになった「くるみわり人形」の
バレエDVDをみんなで鑑賞。
チャイコフスキーの素敵な音楽を
たっぷりと堪能。
英国ロイヤルバレエ団の、本場の踊りと
演技力にもうっとり。(^^♪
よーし来年もがんばるぞ!と、
そのあとは、お楽しみゲーム大会です。
ジャコランタンの福笑いや
迷路ゲームに初挑戦。
小さい年齢のこどもたちは、
魔女やお化け屋敷のぬり絵に一心不乱。
色とりどりのえんぴつやクーピーペンシルを
駆使してカラフルでキュートな作品が
つぎつぎに完成しました。
ハロウィンの仮装は、
それぞれ工夫をこらしてくれましたが、
新しい衣装をそろえてくださった親御さんには
ご負担をかけたなとも思いました。
発表会のステージで、またこの衣装を
着てもらおう、ということ。
ちょうどお人形さんたちの役柄にピッタリです。
さあ、みんな!来年の発表会に向けて
いよいよ動き出すとしましょうね!\(^o^)/
宝塚歌劇に行きました!
久しぶりに宝塚歌劇を
見に行ってきました。
今回は、ヅカファンのいとこが
チケットを取ってくれた
月組の『PUCK(パック)』でした。
現実にはありえないファンタジーが魅力です。
それは、ディズニー・アニメでもオペラでもほかのミュージカルでも
じゅうぶん味わえるはずなのですが、宝塚は決定的に何かが違う。
なんでやろう?と、舞台を見ながら一生懸命考えましたが…
やっぱり理由はコレしかありません。
役者がすべて<女性>だということ。
目の前の素敵な男性は、すべて<女性>。
みんなそれを重々わかりながら、男性を演じてる彼女らに恋をする。
いや、彼女らに恋してるわけじゃない。
彼女らの肉体を借りて出現した、この世にはありえない
架空のひとに恋をする。
現実にはありえないからこそ、夢中になる。
閉ざされた劇場のなかで、息をひそめて<彼>だけをみつめる…。
(ちなみに私は20年来の歌舞伎ファンですが、男性だけの演劇では
ここまでロマンチックにはなりません。(^^;) )
タカラヅカという特殊性は、際立っています。
100周年を迎えてなお、人気は衰えることを知りません。
さらに盛大に、ますます興隆していくばかり。
これからもときどきステージを見に行って、
ロマンチック・オーラを浴びたいなと思いました。(^^♪
サン=サーンス
サン=サーンスの生まれた日です。
彼の代表作とも言える『動物の謝肉祭 』は、
実は遊び感覚満載の組曲!(^^)
謝肉祭(キリスト教のお祭り)のイベントで披露
されたのですが、友人たちを笑わせようとして
いろんな曲のパロディが入っていたり、
わざとヘタにピアノを弾くところがあったり。
最初から<ウケねらい>だったようで、ちゃんとした作品として
世に出す気はさらさら無かったようです。
でも、14曲ある中で唯一、『白鳥』だけは真面目に書いたらしく
きちんと楽譜が出版されて正式な演奏会も許したとのこと。
きっと彼の自信作だったのでしょうね。
チェロの音色が美しい!
どこまでもおだやかで、スーッと心にしみこんできます。(=_=)
今日は、ヨーヨー・マの演奏で。
自分の心を見つめよう
去年の暮れに、「夢がかなうノート」
についてお話をしました。
今日は、もう一冊のノートづくりの提案です。
それは、「自分の心の声を書き出すノート」。
誰にも言えないことをあらいざらい書く。
悲しかったこと。つらかったこと。淋しかったこと。
過去のことだけでなく、今の苦しい気持ちだってもちろん書く。
嬉しかったことも、これからの願いも、やりたいことも、
恥ずかしがらずに全部書くのです。
いったん言葉にして体外に<出す>と、そこに客観性が生まれ
自分の内面がはっきりしてきます。
自分はどういうタイプの人間なのか。
何をして生きていくのが幸せなのか。
人生で一番大切なものは何だと思っているのか。etc.
すべてがクリアになってきます。
ちょっとセルフ・カウンセリングみたいなものかもしれません。
少し高くても、文房具屋さんで とびきりお気に入りの一冊を
求めて、だまされたと思ってぜひ始めてみてください。
スッキリ視界が開けて新しい出発ができますよ!(^_-)-☆