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客観性の大切さ

NKJ56_rousokutosankirai500-thumb-186xauto-2806[1]音楽ライターで、ピアノ教室もしておられる

山本美芽先生のセミナーに行ってきました。

 

今回は ピアノ講師のためのセミナー。

『音楽ライターの視点から、<聴く力>と<書く力>の

スキルを磨く』というテーマでした。

 

<レッスンの中で、聴く力を育てるにはどうしたらよいか>

<教室ブログなどを書くとき、どんなことに留意すべきか>

さまざまなアドバイスが楽しくて ためになって、あっという間に4時間が経過。(^^)

 

一番心に残ったのは・・

<客観性の大切さ>というお話。

 

ピアノ講師は、〇〇メソッドだの△△教授法だの、

自分がこうと思った やり方を貫くことが多いです。

それを重んじるばかりに、ときに他の指導法に対して排他的になる。

それはさながら、異なった信仰を受け入れられない宗教みたいなものだ、と。

 

100人以上もの さまざまな音楽家や指導者たちにインタビューしてきた

山本先生ならではの、広く大きな視点!

ガーンときました。

本当にその通りです。

 

くれぐれも「主観」に、がんじがらめにされんようにしよう。

そう感じた、貴重な一日でした。(^^)

 

 

 
 

大人のピアノレッスン①

5[1]とにかく、好きなことをするというのが一番。

 

何も制約はありません。年齢制限ありません。

「練習しなさい」と言われてするのでも

ありません。

 

<自分がしたいからする>だけです。

 

好きなことをずっと続けていく。

それが一番大事だと思います。(^^♪

 

 

 
 

一番好きな季節は?

PP_himitsusyoukei500-thumb-186xauto-213[1]こうきくと、昔はたいてい

「春」とか「夏」という答えが返ってきました。

 

寒い冬が終わって、心がウキウキしはじめる春・・・

海へ山へプールへ。思いっきり遊べる楽しい夏・・・

 

だったはずなのに、最近は

「春は花粉症がつらいから一番苦手」

「あっつい夏だけはもう勘弁してほしい」と、みんな言う。

 

さてさて・・やっと朝晩しのぎやすくなり、待ちかねた秋の到来近し!(≧▽≦)

なんたって、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、行楽の秋・・・

食欲の秋!ですからね。

 

すぐに寒くならないで!

<ちょうどいい>感じが、できるだけ長く続いてね。(^^;)

 

 

 
 

JACO

thCA7UAW3R今はもう、知っている人が少なくなってしまった

けれど、ぜひ聴いてほしい音楽、そして

紹介したいミュージシャンがたくさんいます。

過去の遺産にしておくのはあまりにも

もったいないんですよ。(:_;)

 

というわけで、今日からミュージシャン紹介ブログスタートします!

(もうすでにROCKではZEPやりましたが・・・(^^;))

 

まずは・・

ジャコ・パストリアスいってみます!

ベーシストとして彼が在籍していた伝説のスーパーバンド、

WEATHER REPORTの演奏をお聴きくださいね。(^_-)-☆

(感想をどしどしお寄せください♪)

 

 

 
 

出会いは贈りもの

PPW_idomizunoponmupu500-thumb-186xauto-625[1]まだ保育園に通っていた ほんとに幼いころ、

ふと思ったことがありました。

 

<わたしてどっから来たんやろ>

<なんでお父さんとお母さんが

わたしのお父さんとお母さんなんやろ>

 

保育園の子が、なぜそんなことを思ったのか?

ちっちゃいなりに、親子の出会いの不思議を感じてたのかな。

 

ポンと上から降ってくる。それが出会い。

そして、それはいつも突然にやってくる。

 

その贈りものをどれだけ大事にできるか。

大人になったいま、それが ささやかな「お返し」だと思っています。

 

 

 
 

イチロー、4千安打おめでとう!

3813159381_c3c878fbec_m[1]4000安打を成し遂げ、

ヘルメットをとって声援に応える姿は

なんだか修行僧のように見えた。

 

「失敗をたくさん重ねて ストレスを抱える。

その中で瞬間的に喜びが訪れる。

そのくりかえし」

 

「4千の安打を打つには、

8千回以上は悔しい思いをしてきた。

それと常に向き合ってきたので、誇れるとしたらそこじゃないかな」

 

「うまくいかないことと向き合うのはしんどいが、これからも続けていきたい」

 

あなたのひとことひとこと、身に染みた。

とにかく、イチローお・め・で・と・う!!!\(^o^)/

 

 

 

 
 

音楽in絵画⑦

klimt_music1[1]1[1]

グスタフ・クリムト(1862-1918)

≪音楽≫

ノイエ・ピナコテーク、ミュンヘン

(幻想的な竪琴のサウンドが響いてくるような一枚です)

 
 

ROLLYの「お話の森」

book-83643_150[1]あのロックミュージシャンのROLLY

絵本の読み聞かせをするというイベントに

行ってきましたよ!(^o^)

 

今回彼が読んだ絵本は、合計7冊。

どれもこれもユニークでおもしろくてインパクト大な

お話ばかりでしたが、中でも印象に残ったのは、

べんとうべんたろう」。(文=中川ひろたか 絵=酒井絹恵 偕成社)

 

ダダダダーン!の「運命」が急に流れ・・・

バックのスクリーンには、絵本の中の登場人物が大きく映し出されます。

それはまぎれもない、あのベートーヴェンじゃないか!

彼が、べんとうべんたろうというワケか。

(この続きは・・・ぜひ本屋さんか図書館でご覧ください。(^^;))

 

ROLLYは、絵本の読み聞かせの間に、たくさんギターと歌を

聴かせてくれました。

音楽と朗読と漫談がいっしょくたになっていて、なんとも不思議な世界です。

だけど、終わった後は ほのぼのあったかい気持ちになれました。

 

会場の高槻現代劇場では、今後もユニークな企画がいっぱいなようです。

ちょっと遠いけど、また行ってみようかな・・(^^♪

 

 

 

 
 

導入期のピアノレッスン③

C854_akacyan500-thumb-186xauto-2507[1]<楽譜が読めなくても大丈夫!>

という、うたい文句のついたピアノ教材を

最近よく見かけます。

 

そういう教材をめくると、必ずといっていいほど

音符の下にカタカナでドレミが書いてあります。(^^;)

 

なるほど、これなら楽譜をまったく読めなくても

カタカナのドレミを読んでりゃいいんですから、ラクはラク。

 

だけど、いつまでもカタカナを書かないとだめだったら、

逆に面倒くさくて、新曲にトライする気が半減しますよね。

楽譜だって自分でちゃんと読めた方が便利だし、何より楽しい!(^o^)

 

今は、小さい子でも楽譜を学んでいけるように考えられた、

『絵音符』を使った教材があるんですよ。

『絵音符』にしたがってピアノで指を動かしながら、

徐々にほんとうの音符に置きかえていくんです。

 

これだと、とてもスムーズに読譜の練習が進みます。

大人の初心者の方にも断然オススメ。(^_-)-☆

(『絵音符』についての詳しいお話はまた次回で!)

 

 

 

 
 

絶対音感について④

PPW_kiiroihaibisukasunohana500-thumb-186xauto-630[1]一時期のブームもありましたので、ともすれば

「絶対音感」という言葉が 一人歩きをしてしまいがちです。

 

しかし、本来は「絶対音感」は「相対音感」といつも

ペアで考えられなければなりません。

「絶対音感」と「相対音感」の関係について、

一音会の江口寿子先生は著書の中でこのように

語っておられます。

 

<音楽をお料理にたとえると、「絶対音感」や「相対音感」は、

さしずめ「味を感じる舌」ということになります。

「絶対音感」は、「材料の味を感じる舌」です。(中略)

それに対して、「相対音感」は、「お料理のおいしい味を感じる舌」です。(中略)

この両方の舌をもっていてはじめて、おいしいお料理がつくれる、

「名コックさん」になれるのです。>

(江口寿子著『音はロケットみたいにとんでくる』より)

 

というわけで、絶対音感がついた後は、必ず相対音感のおけいこに入ります。(^^)

 

 

 

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