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ただいま充電中!

早いもので、ウキウキコンサートから一週間がたとうとしています。

 

投入しつくして、2,3日は放心状態で過ごしておりました。D157_winchik20tobira500-thumb-186xauto-2555[1]

 

が、そろそろ始動しなければと、

やっとこさ自らを充電器に乗せ(笑)

書物、録りためビデオ、you tube、

手当たり次第にエネルギー補給に努めているところ。

 

you tubeは、ジャンルを問わずあらゆる音楽に

接することのできる大事なツール。

みなさんと同じように、ふだんからよく利用しています。

 

有名アーチストのみならず、アマチュアの演奏も積極的に聴くようにしています。

 

プロなみにハイレベルの演奏もあれば、こんなのわざわざアップする?って

いうくらいザツなものもあって、玉石混淆は否めないですが、

いろいろと見て、学んで、今感じてること。

 

それは・・・

 

いいものに新しいも古いもないし、プロもアマもないってこと。

 

83歳の老練ジャズ・ミュージシャン。

J-POPや洋楽を歌いこなす小学6年生。

62歳のCharのギター。

若手カルテットのモーツァルト。

 

みんなちがって、みんないい。(金子みすゞの世界)

 

 

ますます刺激を受けて、私もがんばりま~す!\(^o^)/

 

 

 
 
 

わくわくどきどきウキウキコンサート報告

昨日、ウキウキコンサートが無事に終了しました!

 

しかし、実はちょっとした

ハプニング続きのスタートでした。( ̄▽ ̄)N811_chikurinnowomiageru500-thumb-260xauto-2239[1]

 

まずは、楽器を運ぶトラックの到着が

一時間も遅れてしまったこと。

 

原因は、運送屋さんの手違い。

十数年間、同じ運送屋でこんなことは一度もなし。

しかも、事前にこちらから時間を

2回も確認していたのにも関わらず、です。

 

何か意味があるんやろか?これ…

と、思わざるを得ないような事態に、一瞬動揺しました。

が、いつまでもそこにとらわれていては、あとのスケジュールに響きます。

 

とにかく頭と心の切り替えをすること。

次のことを考えること。

 

そうやって、とにかく前進。

セッティングは遅れたけど、何とかリハーサルは順調に・・・

進んだかのように思えましたが、次なる試練到来。

 

日曜参観日に当たってしまった中学生の生徒さんの到着が

予定よりも遅れたり、その他いくつかの理由でリハは長引き・・・

結局、リハがすべて終ったのは、本番スタート30分前でした。

 

それから昼食、着替えでみなさん大変でした。

 

しかし、小さな音楽教室の発表会とは言え、「こんなもんかな」

ですませたくはありません。

お客さまに来ていただく以上、ここは立派なパフォーマンスの場です。

入場料をとる、とらないの問題ではなく、プロ根性で切り抜けなくては。(^_-)

 

ともかく、病気や事故でひとりも欠けることなく、無事に全員が参加できました。

満足のいくパフォーマンスができた人も、そうでなかった人も、

みんなよくがんばってくれました。

 

最後に生徒さんたちへ。

演奏でミスをした人は、失敗に終わった、と悔やんでいませんか?

 

たしかに失敗は失敗かもしれません。

それは認めなければ。

 

でも、「失敗に終わる」ということはありえません。

失敗があってこそ、何かを学んで次の段階に挑戦できるのですから。

 

これからも、音楽をとことん楽しんでいきましょう!

そして、来年も素敵なコンサートをめざしましょう!\(^o^)/

 

 

 

 
 

最後の合同練習が終わりました

教室発表会・ウキウキコンサートは、いよいよ来週21日(日)に迫り、

今日は、最後の合同練習を行ないました。

 

母の日であり、東大阪「ふれあい祭り」でもあった一日。カーネーション

あまり練習メンバーが集まらないかなぁ、と思って

いたのですが、ふたを開けたら、けっこうな

人数が来てくれました。

 

ふだんは個人レッスン中心なので、

自分以外の人たちがどんな練習をしてるのか、

なかなか見えてきません。

 

が、今日は仲間と一緒に合奏のステップ(鍵盤ハーモニカを吹きながら

ステップをふんだり場所替えしたりする)を試したり、ダンスのときに

どうやって友だちと手をつなぐか、など、ちいさいことだけど、

ステージの動きとしては、けっこう大事なことをくりかえし練習。

 

ひとりでするときと、みんなで集まって練習するときとでは、

なんでこんなにテンションがちがうの??っていうほど、

みんな楽しく盛り上がってくれて、まぁ、当然といえば当然なのでしょうが、

やっぱり合同練習の時間を持って良かったなぁと、痛感しました。

 

恥ずかしながら、レッスンのあとはいつもヘロヘロになる私。

ご飯を食べながら、いつも舟をこいでいます。(^^;)

 

あともうひと息、とにかく本番を無事に迎えられるように全力でがんばります!

 

 

 
 
 

発表会の予行演習

4月29日、30日の二日間、

発表会のための予行演習をしました。12-13-09-928_250x250[1]

 

ソロ演奏のリハーサルを、

今年はどうしてもしたかったのです。

 

でも、そのためにわざわざホールを借りるのは、

時間的にも金銭的にも無理があり…

 

何人かのグループに分かれてもらって、教室で行ないました。

 

本番さながらに、緊張感はりつめるなか、一発勝負で果たしてどこまでできるか。

 

現実を突きつけられます。

いろんな感情を抱きます。

 

ネガティヴになったり、自信を喪失したり。

人と自分をくらべたり。

 

それでも、それが自分のありのままです。

 

それを受け入れ、またそこから前進して行くしかありません。

 

きびしい闘いだけど、その向こうにある光が強すぎて、

こわいけど、そこに惹きつけられるようにしてただ前を向いていく。

 

そんな感じでしょうか。

 

でも、やっぱり楽しい。

楽しい方が強い。

 

そう思ってもらえたら、うれしいです。

 

リハーサルとして、二日間の結果は、大成功でした!\(^o^)/

これをバネに、また明日からこつこつと、

そして楽しく、歩んでいきましょう。

 

みなさんのサポート役として、私もがんばります!

 

 

 
 

残したい日本の古い歌曲

今年の発表会のフィナーレは、何にしようか…

 

 

と、毎年悩んでいます。(^^;)満月

 

 

フィナーレは、出演者全員で

歌って踊って、にぎやかに。

それは、だいたい定番パタンですが。

 

2017年は、 「しっとり合唱するのはどうかな」と思いました。

 

昔の歌曲には、美しいものがたくさんあります。

でも、あまり学校で習わなくなったんですね。

 

今や、運動会でも音楽会でも、アニメのテーマソングやJポップが花盛り。

もちろん、それはそれでいいのです。

ゲラゲラポーもランニングマンも恋ダンスも、わけなく楽しい。

 

でも、残しておきたい、伝えたい、「古い作品」もある。

そういうものに触れる機会がもっと欲しい。

 

というわけで、今年のフィナーレは、

日本歌曲の名作にしようと思っています!(^^)

 

 

 

 
 

Sちゃん、音にこだわる

Sちゃんがお手紙をくれる話は、以前に書きました。

 

あれから3年・・・n695_kiiroipanji-500-thumb-200xauto-17041

Sちゃんの「今」です。

 

発表会のために、ある曲を選んだSちゃん。

 

スラー(音どうしをなめらかにつないで演奏する記号)のところを

守って弾きたいのに、指が届かず、どうしても「ブチッ」と音が

切れてしまう(Sちゃん本人の表現)のが悩みなのです。

 

「ちょっと音を変えてみようか?」

今日、そう提案してみました。

「今までのと、ちょっと弾きやすく変えた音のと、両方弾いてみるからよく聴いてみて」

そう言って、何度か弾き比べをしました。

「どう、Sちゃん。違いわかる?どっちがいいかな」

 

Sちゃん、返事なし。

あれ、どこ行ったん?

よく見ると、ピアノの ま後ろで、カーペットの床に突っ伏して、頭を抱えています。

全身 耳にして、真剣に音を聴いているのです。

 

「先生。ワタシね、もとの方がいい。その方が、音楽が優しい感じがするわ」

 

そっか。

Sちゃん。それによく気がつきました。

先生もね、その意見に賛成。こっちの方が断然いいと思う。

 

「ちょっと弾きにくくても、ワタシ、がんばって練習する!」

Sちゃんは、そう言いきりました。

 

Sちゃん、ファイト!

今度のレッスン日を楽しみにしてるから。(^^)

 

 

 
 
 

Cちゃんのベートーヴェン

Cちゃんのエピソードは、以前にも紹介しました。

 

あれから、はや2年。

Cちゃんは現在、元気な3年生です。Image008

 

今年の発表会の曲を選ぶために、

Cちゃんのお母さんは一計を案じ…

 

ピアノ曲集の本を一冊買って、

そこに載っている曲を1曲ずつCちゃんに聴かせ、

どの曲にCちゃんが心惹かれるか、

反応を見てみた というのです。

 

ロマンチックな曲調のクラシック。

邦人作曲家による、現代的な作品。

さまざまな魅力にあふれた たくさんの曲の中で、Cちゃんが選んだのは…

 

ベートーヴェンの「エコセーズ」。

 

作曲者名、タイトル、いっさい伏せて聴かせたのにもかかわらず、

「これがいい。これ弾きたい」と、なったそうです。

 

そう言えば、以前もベートーヴェンの「トルコ行進曲」を選んだCちゃん。

お母さん曰く、「ベートーヴェンの曲調が好きなんだと思います」。

 

自宅での練習中に、手を止めては、

「ああ、なんてええ曲やねんやろ。好きやわぁ」

と、ため息をついているらしい。(笑)

 

そこまで惚れたエコセーズ。

ベートーヴェンはあの世できっと喜んでるよ!

思いっきり素敵に弾いてよね、Cちゃん。

心から期待しています。(^^♪

 

エコセーズ (Cちゃんの好きなキーシンで)

 

 

 

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