ロベルト・シューマンの誕生日。
出版業を営んでいた父のもと、
裕福な家庭で育ったシューマン。
幼いころから音楽の教育もふんだんに
受けさせてもらえ、幸せいっぱいだったそう。
しかし、成長するにつれ 試練も訪れます。
分裂症で自殺した姉と同じく、シューマン自身も
精神を病み、後年ライン川に身を投じて
自殺未遂まで起こしてしまうのでした。
悩み多きシューマンを最後まで支え続けたのは、妻であり、
彼の音楽の一番の理解者でもあったピアニスト、
クララ・シューマンでした。(ブラームスの回でも登場)
夫の作品のほとんどは妻のために書かれたし、
妻は、「夫の曲を演奏すると、いつも彼が語りかけてくる。
彼のように偉大な人を夫に持つことができて、とても幸せ」と言う。
はたから見たら、「えらい困った人を旦那さんにしてかわいそうやなぁ」
となりがちですが、この夫婦には変わらぬ愛と尊敬があったようです。(*^^*)