まつもと音楽教室 > 2014年
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ラプソディー・イン・ブルー
H君は、毎年発表会のソロ曲を自分で選びます。
いつも、どんな曲を演奏したいかが
はっきりしているので、迷いがありません。
彼のふだんのレッスンの様子を以前紹介しましたが、
今年のソロ曲は「ラプソディ・イン・ブルー」に
なりました。
手が小さいのがちょっぴりハンデ。
でも、彼はめげません。
自分にピッタリくるアレンジはどれか、あれこれ試行錯誤して、
あくまで上級アレンジにこだわりを見せて…。
最終的に、3種類のアレンジ譜のいいとこ取りをし、
うまくくっつけて、やっと先日 方向性が決定したんです。
「やったー!これで最後まで練習できるぞ!」と、本人は大喜び。
満面の笑みを浮かべて帰りました。
あの、ちっちゃかったH君がなぁ。
トライアングルを重そうに叩いてた、あのH君がなぁ。(;_:)
この感動、これが先生の原動力かな。
H君、当日は「ラプソディ~」カッコよく決めようね!(^^)v
リムスキー=コルサコフ
リムスキー=コルサコフの誕生日。
この人のファンからは、
「リムスキーと言えば、必ずと言っていいほど
『シェエラザード』ばっかり取り上げられるけど、
ほかにもいっぱいいい曲あるよ!」と
つっこまれてしまうのですが…。
この曲には、ちょっとした思い出がありまして。
昔々、ロックや黒人音楽にどっぷりと浸かっていた頃、
ある同級生が、この曲のカセットテープを貸して
くれたのです。
彼は当時、学ランにリーゼントで、永ちゃんとかが好きで、
夜中にバイクをブッ飛ばす、いわゆるヤンキー少年でした。
それがある日、「ロックもええけど、こんなんもええで」と…。
よく聞くと、中学時代は吹奏楽部に所属していて、クラシックを
たくさん聴いていたとのこと。
十代の多感な心境に、スーッと入ってきた『シェエラザード』。
千夜一夜の物語を想像しながら聴いたのを覚えています。(^^)
サウンド・オブ・ミュージック
4月におこなう教室発表会で、
音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」を
上演することになりました。
(ジュリー・アンドリュース主演の
ミュージカル映画がとても有名ですが、
ストーリーはWikipediaでどうぞ!)
この映画は何回観たことでしょうか。
(もちろんロードショウでリアルタイムに観たわけではありませんが)
テレビ番組の上映で、ビデオテープで、そしてDVDでと、
何年たっても観るたびにワクワクが止まらない。
新鮮な感動に満ちあふれている、とってもステキな映画なんです。
ところが、今はまったく知らない子どもたちが多いんですよね。(;_:)
これは大変ゆゆしきこと。伝えていくのは大人の責任だと思いました。
劇中の楽曲に触れることで、このミュージカルにどんどん
興味を持ってくれますようにと願いをこめて。(^^♪
今年は音楽物語!
毎年行なう発表会では、大きく分けて
ソロ演奏の部とアンサンブル演奏の部の
二つをプログラムにしています。
アンサンブルは、家族単位でおこなうものも
ありますが、今年はそれとはまた別に、
生徒どうしで 音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」を
上演することにしました。(^^)
絵本のイラストをバックのスクリーンに映し出しているあいだ、
ずっとおはなしを朗読します。
暗転の中、そのあいだに演奏者が楽器の前にスタンバイして待っています。
朗読がひとくぎりしたら演奏が始まって、演奏が終わったらまたおはなしの朗読。
そのあいだに次の演奏者がスタンバイしている…。
というふうに、音楽物語は進んでいきます。
さてさて・・
その「サウンド・オブ・ミュージック」の物語の中身は?
これから、少しずつ紹介していくことにしますね。
どうぞお楽しみに!\(^o^)/
Kちゃん合格おめでとう!
受験生だったKちゃん が、このたび志望校に
無事合格しました!!\(^o^)/
これで、晴れてなんの心配もなく、音楽にダンスに
打ち込めるね!(^^)
Kちゃん。
ともかく、まずは「GET BACK」に本格的にかかろう。
コツコツ休まず練習に取り組んできたけど、
こないだから、一番大事なところにさしかかってきたね。
そう。ジョンのギターソロと、ビリー・プレストンのエレピだ。
ここは手ぬかりなく行きたい。
エレクトーン用の楽譜は、カンタンバージョンのアレンジだった
けれど、それではプライドが許さないよね。
完全コピーで行くから、最後までついてきて!( `ー´)ノ
いやあ、それにしてもよかった、よかった。
Kちゃん、ほんまに合格おめでとう。
これからも、今まで以上に思いきり前進して行ってね。
いつでもそばにいて、応援してるから!(^_-)-☆
親子でセッション♪
来月の教室発表会~ウキウキコンサート~では、
親子出演のプログラムをたくさん組みました。
ママと二人でピアノ連弾・・・
たのしいし、一緒に音楽できるし、
ママがとなりにいるのは
なんたって安心だよね?(^_-)-☆
パパも、今回は大活躍!
カホンという打楽器で登場してくださったり、
得意のアコースティックギターでアンサンブルしてくださったり。(^^♪
今からとってもたのしみです。
みんなにとっても、きっと忘れられない
素敵なコンサートになりそう!\(^o^)/
音楽in絵画㉑
アンリ・ルソー(1844-1910)
≪眠れるジプシー女≫
ニューヨーク近代美術館
(仕事の合間に趣味で絵を描いていた、いわゆる「日曜画家」
だったルソー。けれど、その画風はものすごく個性的です。
はじめて彼の絵に出会ったのは中学2年のときでしたが、背景の
砂漠やジャングルの中に自分が取り残されるような感覚さえ
おぼえ、一時期すっかり とりこになっってしまいました)
成長を喜んだひなまつり
先日お知らせした、ひなまつりの
グループレッスンを無事に終えました。
写真のおひなさまを みんなで作りました。
千代紙を折り、白いシールにお顔を描いて、
二人寄り添うように両面テープで紙皿に
貼りつけて、でき上がり!
(お皿を立てておく ちっちゃいイーゼルは百均で。
これを見つけたときは、思わずヤッター!\(^o^)/)
一年生のRちゃん。4歳のSちゃんの折り紙の手伝い、してくれたね。
Sちゃんがトイレに行きたくなったときは、中まで一緒に入ってお世話してた。
5歳のEちゃんだって、3歳のHちゃんのために「うれしいひなまつり」の
歌詞を指さしして、ずっと一緒に歌ってくれました。
(Hちゃんの顔を見ながら、ちゃんと歌ってるか
ちくいちチェックしてたのを、私はしっかり見た)
みんな、ふだんの個人レッスンのときには目一杯甘えん坊なのに。(^^;)
小さい子に対して、お姉さんぶりを発揮してくれて…。
来月の発表会も、この調子でお姉さん役 お願いね!(^◇^)
ショパン
誕生日は、1810年の今日、3月1日。
すでにこのコーナーで紹介した作曲家は、
短命な人が多かったです。
モーツァルト35歳。シューベルト31歳。
メンデルスゾーン38歳。
そして、このショパンも、
39歳という若さで亡くなっています。
肺結核が原因だったとのこと。
幼い頃から感受性が強かったらしく、お母さんが弾いているピアノの
音を聴いて、涙をポロポロ流したというエピソードが残っています。
彼は、生涯ピアノという楽器をこよなく愛したのでしょう。
作品のほとんどが、ピアノ曲です。
祖国ポーランドへの郷愁。実らなかった恋への想い。
そして、長年わずらった病の苦しみ。
ショパンには、薄幸だったイメージがつきまといがち。
けれど、ロマンチックなワルツにも、陽気なマズルカにも、
勇壮なポロネーズにも、すべて彼の満面の笑みがあふれているみたいに感じる。
そう思うのは、私だけでしょうか?(^^)
音楽in絵画⑳
エドゥワール・マネ(1832-1883)
≪テュイルリー公園の音楽祭≫
ナショナル・ギャラリー、ロンドン
(パリにあるテュイルリー公園で開かれた音楽祭の風景。
細部までていねいに描きこむのではなく、わざとラフに
ザッザッと描いている所が、いかにも印象派のさきがけらしい
感じ。まん中に立っている男性の、すぐ右側に座っている
メガネの人が見えますか?これは作曲家のオッフェンバック
らしいですよ。オペレッタ「天国と地獄」で有名ですね!
マネ本人もいます。左はしの、からだ半分しか見えてない人。
クリックして、画面を大きくして見てくださいね!(^^))