まつもと音楽教室 > 2014年

年別アーカイブ: 2014

 

ラプソディー・イン・ブルー

23-12-28-538_250x250[1]

H君は、毎年発表会のソロ曲を自分で選びます。

いつも、どんな曲を演奏したいかが

はっきりしているので、迷いがありません。

 

彼のふだんのレッスンの様子を以前紹介しましたが、

今年のソロ曲は「ラプソディ・イン・ブルー」に

なりました。

 

手が小さいのがちょっぴりハンデ。

でも、彼はめげません。

自分にピッタリくるアレンジはどれか、あれこれ試行錯誤して、

あくまで上級アレンジにこだわりを見せて…。

最終的に、3種類のアレンジ譜のいいとこ取りをし、

うまくくっつけて、やっと先日 方向性が決定したんです。

「やったー!これで最後まで練習できるぞ!」と、本人は大喜び。

満面の笑みを浮かべて帰りました。

 

あの、ちっちゃかったH君がなぁ。

トライアングルを重そうに叩いてた、あのH君がなぁ。(;_:)

 

この感動、これが先生の原動力かな。

 

H君、当日は「ラプソディ~」カッコよく決めようね!(^^)v

 

 

 

 
 

リムスキー=コルサコフ

250px-Walentin_Alexandrowitsch_Serow_004[1]1844年の今日が、

リムスキー=コルサコフの誕生日。

 

この人のファンからは、

「リムスキーと言えば、必ずと言っていいほど

『シェエラザード』ばっかり取り上げられるけど、

ほかにもいっぱいいい曲あるよ!」と

つっこまれてしまうのですが…。

この曲には、ちょっとした思い出がありまして。

 

昔々、ロックや黒人音楽にどっぷりと浸かっていた頃、

ある同級生が、この曲のカセットテープを貸して

くれたのです。

 

彼は当時、学ランにリーゼントで、永ちゃんとかが好きで、

夜中にバイクをブッ飛ばす、いわゆるヤンキー少年でした。

それがある日、「ロックもええけど、こんなんもええで」と…。

よく聞くと、中学時代は吹奏楽部に所属していて、クラシックを

たくさん聴いていたとのこと。

 

十代の多感な心境に、スーッと入ってきた『シェエラザード』。

千夜一夜の物語を想像しながら聴いたのを覚えています。(^^)

 

シェエラザード

 

 
 

サウンド・オブ・ミュージック

01-35-26-832_250x250[1]4月におこなう教室発表会で、

音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」を

上演することになりました。

(ジュリー・アンドリュース主演の

ミュージカル映画がとても有名ですが、

ストーリーはWikipediaでどうぞ!)

 

この映画は何回観たことでしょうか。

(もちろんロードショウでリアルタイムに観たわけではありませんが)

テレビ番組の上映で、ビデオテープで、そしてDVDでと、

何年たっても観るたびにワクワクが止まらない。

新鮮な感動に満ちあふれている、とってもステキな映画なんです。

 

ところが、今はまったく知らない子どもたちが多いんですよね。(;_:)

 

これは大変ゆゆしきこと。伝えていくのは大人の責任だと思いました。

劇中の楽曲に触れることで、このミュージカルにどんどん

興味を持ってくれますようにと願いをこめて。(^^♪

 

ドレミの歌

エーデルワイス

 

 
 

今年は音楽物語!

thCAQ9WJRR毎年行なう発表会では、大きく分けて

ソロ演奏の部とアンサンブル演奏の部の

二つをプログラムにしています。

 

アンサンブルは、家族単位でおこなうものも

ありますが、今年はそれとはまた別に、

生徒どうしで 音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」を

上演することにしました。(^^)

 

絵本のイラストをバックのスクリーンに映し出しているあいだ、

ずっとおはなしを朗読します。

暗転の中、そのあいだに演奏者が楽器の前にスタンバイして待っています。

朗読がひとくぎりしたら演奏が始まって、演奏が終わったらまたおはなしの朗読。

そのあいだに次の演奏者がスタンバイしている…。

というふうに、音楽物語は進んでいきます。

 

さてさて・・

その「サウンド・オブ・ミュージック」の物語の中身は?

 

これから、少しずつ紹介していくことにしますね。

どうぞお楽しみに!\(^o^)/

 

 

 
 

Kちゃん合格おめでとう!

music-236684_150[1]受験生だったKちゃん が、このたび志望校に

無事合格しました!!\(^o^)/

 

これで、晴れてなんの心配もなく、音楽にダンスに

打ち込めるね!(^^)

 

Kちゃん。

ともかく、まずは「GET BACK」に本格的にかかろう。

コツコツ休まず練習に取り組んできたけど、

こないだから、一番大事なところにさしかかってきたね。

そう。ジョンのギターソロと、ビリー・プレストンのエレピだ。

ここは手ぬかりなく行きたい。

エレクトーン用の楽譜は、カンタンバージョンのアレンジだった

けれど、それではプライドが許さないよね。

完全コピーで行くから、最後までついてきて!( `ー´)ノ

 

いやあ、それにしてもよかった、よかった。

Kちゃん、ほんまに合格おめでとう。

これからも、今まで以上に思いきり前進して行ってね。

いつでもそばにいて、応援してるから!(^_-)-☆

 

 

 
 

親子でセッション♪

11-49-15-593_250x250[1]来月の教室発表会~ウキウキコンサート~では、

親子出演のプログラムをたくさん組みました。

 

ママと二人でピアノ連弾・・・

たのしいし、一緒に音楽できるし、

ママがとなりにいるのは

なんたって安心だよね?(^_-)-☆

 

パパも、今回は大活躍!

カホンという打楽器で登場してくださったり、

得意のアコースティックギターでアンサンブルしてくださったり。(^^♪

 

今からとってもたのしみです。

みんなにとっても、きっと忘れられない

素敵なコンサートになりそう!\(^o^)/

 

 

 
 

音楽in絵画㉑

250px-Henri_Rousseau_010[1]

アンリ・ルソー(1844-1910)

≪眠れるジプシー女≫

ニューヨーク近代美術館

(仕事の合間に趣味で絵を描いていた、いわゆる「日曜画家」

だったルソー。けれど、その画風はものすごく個性的です。

はじめて彼の絵に出会ったのは中学2年のときでしたが、背景の

砂漠やジャングルの中に自分が取り残されるような感覚さえ

おぼえ、一時期すっかり とりこになっってしまいました)

 
 

成長を喜んだひなまつり

DSCF0873先日お知らせした、ひなまつりの

グループレッスンを無事に終えました。

 

写真のおひなさまを みんなで作りました。

千代紙を折り、白いシールにお顔を描いて、

二人寄り添うように両面テープで紙皿に

貼りつけて、でき上がり!

(お皿を立てておく ちっちゃいイーゼルは百均で。

これを見つけたときは、思わずヤッター!\(^o^)/)

 

一年生のRちゃん。4歳のSちゃんの折り紙の手伝い、してくれたね。

Sちゃんがトイレに行きたくなったときは、中まで一緒に入ってお世話してた。

5歳のEちゃんだって、3歳のHちゃんのために「うれしいひなまつり」の

歌詞を指さしして、ずっと一緒に歌ってくれました。

(Hちゃんの顔を見ながら、ちゃんと歌ってるか

ちくいちチェックしてたのを、私はしっかり見た)

 

みんな、ふだんの個人レッスンのときには目一杯甘えん坊なのに。(^^;)

小さい子に対して、お姉さんぶりを発揮してくれて…。

 

来月の発表会も、この調子でお姉さん役 お願いね!(^◇^)

 

 
 

ショパン

Chopin_1849_by_Bisson[1]<ピアノの詩人>フレデリック・ショパンの

誕生日は、1810年の今日、3月1日。

 

すでにこのコーナーで紹介した作曲家は、

短命な人が多かったです。

モーツァルト35歳。シューベルト31歳。

メンデルスゾーン38歳。

そして、このショパンも、

39歳という若さで亡くなっています。

肺結核が原因だったとのこと。

 

幼い頃から感受性が強かったらしく、お母さんが弾いているピアノの

音を聴いて、涙をポロポロ流したというエピソードが残っています。

彼は、生涯ピアノという楽器をこよなく愛したのでしょう。

作品のほとんどが、ピアノ曲です。

 

祖国ポーランドへの郷愁。実らなかった恋への想い。

そして、長年わずらった病の苦しみ。

ショパンには、薄幸だったイメージがつきまといがち。

 

けれど、ロマンチックなワルツにも、陽気なマズルカにも、

勇壮なポロネーズにも、すべて彼の満面の笑みがあふれているみたいに感じる。

そう思うのは、私だけでしょうか?(^^)

 

ノクターン Op.9-2

 

 
 

音楽in絵画⑳

manet_tuileries00[1]

エドゥワール・マネ(1832-1883)

≪テュイルリー公園の音楽祭≫

ナショナル・ギャラリー、ロンドン

(パリにあるテュイルリー公園で開かれた音楽祭の風景。

細部までていねいに描きこむのではなく、わざとラフに

ザッザッと描いている所が、いかにも印象派のさきがけらしい

感じ。まん中に立っている男性の、すぐ右側に座っている

メガネの人が見えますか?これは作曲家のオッフェンバック

らしいですよ。オペレッタ「天国と地獄」で有名ですね!

マネ本人もいます。左はしの、からだ半分しか見えてない人。

クリックして、画面を大きくして見てくださいね!(^^))

 

ページ上部へ