来年で、デビュー30周年。
53歳になるそうです。
ソウル・ミュージックやブラック・コンテンポラリーは、
黒人ミュージシャンが演奏して歌うのがいいのであって、
日本人がやってどれだけの味が出せるん?
ずっと長いこと、そう思われ続けてきました。
生まれついてのリズム感の違い。
これはどうすることもできない、大きな壁であることは確か。
今でこそ、AIや福原美穂、Nao Yoshiokaなど、日本人離れした
センスを持つ若手ミュージシャンが続々と登場してきていますが、
かつて道は閉ざされていました。
が、ソウルミュージックが大好きで、ひたすらにそれを
自分のものにしようと、30年間歩み続けてきた久保田利伸。
右の手のひらを上げて会場全体がいっせいにヒラヒラする、
あのポーズには思わず引いてしまいそうになったけど、(^^;)
大阪城ホールを、普通のおじさんおばさんで二夜連続いっぱいに
している彼の努力と力量に、拍手を送りたくなった夜でした。
若い時より、いい感じに肩の力が抜けたかな?(^^♪