久しぶりに宝塚歌劇を
見に行ってきました。
今回は、ヅカファンのいとこが
チケットを取ってくれた
月組の『PUCK(パック)』でした。
現実にはありえないファンタジーが魅力です。
それは、ディズニー・アニメでもオペラでもほかのミュージカルでも
じゅうぶん味わえるはずなのですが、宝塚は決定的に何かが違う。
なんでやろう?と、舞台を見ながら一生懸命考えましたが…
やっぱり理由はコレしかありません。
役者がすべて<女性>だということ。
目の前の素敵な男性は、すべて<女性>。
みんなそれを重々わかりながら、男性を演じてる彼女らに恋をする。
いや、彼女らに恋してるわけじゃない。
彼女らの肉体を借りて出現した、この世にはありえない
架空のひとに恋をする。
現実にはありえないからこそ、夢中になる。
閉ざされた劇場のなかで、息をひそめて<彼>だけをみつめる…。
(ちなみに私は20年来の歌舞伎ファンですが、男性だけの演劇では
ここまでロマンチックにはなりません。(^^;) )
タカラヅカという特殊性は、際立っています。
100周年を迎えてなお、人気は衰えることを知りません。
さらに盛大に、ますます興隆していくばかり。
これからもときどきステージを見に行って、
ロマンチック・オーラを浴びたいなと思いました。(^^♪