「フィガロの結婚」が上演されました。
プラハの人たちはこのオペラに熱狂し、
<フィガロの曲以外は何も歌われない>というような
一大ブームを巻き起こしたと言われています。
その後、プラハの劇団からオペラの新作を依頼された
モーツァルトは、「ドン・ジョヴァンニ」を書き上げました。
ドン・ジョヴァンニ(イタリア語)とはドン・ファン(スペイン語)、
すなわち、プレイボーイのこと!
(当時の実在の人物、カサノヴァをモデルに脚本が書かれたとも…)
放蕩三昧の果てに、殺人まで犯しながら、
決して悔い改めることのない男、ドン・ジョヴァンニ。
最後には、殺された男の石像(亡霊)に、地獄に連れていかれてしまいます。
そのシーンの、このアリア!
激しくも恐ろしい短調。怖すぎです…。( ;∀;)
ドラマ・ジョコーゾ ≪ドン・ジョヴァンニ≫ K.527より