教室で行なっていることの一つに、
<楽譜の改造>があります。
J・ポップやアニソンなど、アレンジしやすいものは
もちろんですが、クラシックの名曲に関しても
できるだけ演奏しやすく 楽譜を<作り変える>ことを
レッスンでは心がけています。
どこも手直ししなくても、原曲のままで弾ける。
もちろん、それが一番です。
けれど、年齢が小さい場合は特に、指の長さが足りなくて
1オクターブ届かなかったり、和音が4つ以上の音で構成
されていて全部押さえきれなかったりは、よくあること。
せっかく弾きたい曲があるのに、難しすぎて断念しなければ
ならないのはとても悔しいし、残念ですよね。
<今、この時に、その曲にどう向かうか>を最優先し、
たとえ少しばかり簡単アレンジになっても、好きな音楽を
精一杯楽しんでもらう。それを第一に考えています。
いつか、大きくなってピアノもじゅうぶん上達したあかつきには、
ぜひ原曲の素晴らしさを満喫してもらいたいと願いつつ…。(^^♪