言葉にこんなものがあります。
「合奏は気楽。一人ぐらい
まちがってもわからへんから」
「独奏はごまかしがきかんから大変」
「合奏は独奏よりカンタンやから安心やわ」etc.
何気ないひとことなのでしょうが、
ああ、アンサンブルって、まだそういう認識でしか見られていないのか…
と、ちょっと淋しくなります。
ソロもアンサンブルも、それぞれの難しさがあり、面白さがあるはず。
どっちがレベルが高くてどっちが低いということではないのです。
いや、むしろ、複数の人と合わせて演奏しなければならない
アンサンブルの方が、乗り越えなければならない課題は多いかもしれませんね。
お互いの出す音をよく聴いて、それに応える…という意味では
アンサンブルにはコミュニケーション能力が絶対に必要!
ということでしょう。
音楽を通して、「相手を思う力」を伸ばせるとしたら、
それはまさしくアンサンブル体験だ!
そう信じる私は、また次回の発表会では
どんなアンサンブルをやってもらおうかな?と、
いろいろ策略を考え中なのであります。(^_-)-☆