誕生日は、1810年の今日、3月1日。
すでにこのコーナーで紹介した作曲家は、
短命な人が多かったです。
モーツァルト35歳。シューベルト31歳。
メンデルスゾーン38歳。
そして、このショパンも、
39歳という若さで亡くなっています。
肺結核が原因だったとのこと。
幼い頃から感受性が強かったらしく、お母さんが弾いているピアノの
音を聴いて、涙をポロポロ流したというエピソードが残っています。
彼は、生涯ピアノという楽器をこよなく愛したのでしょう。
作品のほとんどが、ピアノ曲です。
祖国ポーランドへの郷愁。実らなかった恋への想い。
そして、長年わずらった病の苦しみ。
ショパンには、薄幸だったイメージがつきまといがち。
けれど、ロマンチックなワルツにも、陽気なマズルカにも、
勇壮なポロネーズにも、すべて彼の満面の笑みがあふれているみたいに感じる。
そう思うのは、私だけでしょうか?(^^)