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チェルニー

2014年02月20日

180px-Czerny_2[1]1791年2月20日。

実に223年前の今日、ウィーンで生まれたチェルニー。

(時代背景としては、フランス革命の頃になりますね)

 

才能に恵まれた彼は、子どものときから

ベートーヴェンの弟子になりました。

14歳ともなれば、今度は自分が教える立場になり、

朝から晩まで12時間もピアノレッスンをしていたとのこと!

(あのフランツ・リストも彼の生徒だったのです)

 

さて、そのチェルニー。

日本では、バイエルとともに ピアノ教育に絶対に欠かせない

テキストとして、長い間使われ続けてきました。

が、 本当のところ、あまりチェルニーが好きな人はいないんです。

「難行苦行みたいでつまらない」「全然たのしくない」といった

声の方が圧倒的に多かった。(かくいう私もそうでした (^^;))

 

「なぜチェルニーをやらなければならないのか?」

音楽ライターの山本美芽氏は、私たちみんなの疑問を背負って立つかのように、

『21世紀へのチェルニー~訓練と楽しさと~』(株式会社ショパン)

という本を出版してくれました。

どうチェルニーとつき合うか?はもとより、

日本のピアノ教育の歴史やあり方にはじまって、そもそも

<どう音楽と向き合うべきか?>まで突き詰めて考える機会を与えてくれる、

勉強になり、なおかつとっても面白い本なんです。(^O^)

 

チェルニーの誕生日をきっかけに、本の宣伝をしてしまいましたが。(^▽^;)

ピアノ教育に情熱を傾けたチェルニーさんなら、きっとわかってくれますよね。

 

ぜひご一読を!(^_-)-☆

 

 


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