ラヴェルの誕生日です。
バレエ音楽『ボレロ』は ラヴェルの代表作ですが、
ものすごく個性的な曲!
ひとつのリズムがずっと 繰り返されるのです。
そのリズムとは、次のようなもの。(ウィキペディアより)
このリズムが、最初から最後まで同じテンポで延々と演奏されます。
小太鼓からスタート、メロディーはフルートにクラリネット、
ファゴット、オーボエ、トランペット、サックス…
たった二つのパターンのメロディーラインだけ。
小さい音で始まった音楽は だんだんに勢いを増し、エンディングでは 大音量に!
「世界一長いクレッシェンド」と呼ばれているのも うなづけます。
ラヴェル自身が、あんまり変わった曲なので 誰も演奏したがらないだろう と
思っていたらしい。意外に人気が出て、びっくりしたとか。 (^^;)
現代でも、さまざまなミュージシャンによって編曲されたり、
映画やドラマやアニメに使われたり、CMの音楽に起用されたり。
近年では、フィギュアスケートのBGMでもおなじみですね。
ちょっと長いですが、ぜひ聴いてみてください。
今日は、西本智実さんの指揮で。(^_-)-☆