リムスキー=コルサコフの誕生日。
この人のファンからは、
「リムスキーと言えば、必ずと言っていいほど
『シェエラザード』ばっかり取り上げられるけど、
ほかにもいっぱいいい曲あるよ!」と
つっこまれてしまうのですが…。
この曲には、ちょっとした思い出がありまして。
昔々、ロックや黒人音楽にどっぷりと浸かっていた頃、
ある同級生が、この曲のカセットテープを貸して
くれたのです。
彼は当時、学ランにリーゼントで、永ちゃんとかが好きで、
夜中にバイクをブッ飛ばす、いわゆるヤンキー少年でした。
それがある日、「ロックもええけど、こんなんもええで」と…。
よく聞くと、中学時代は吹奏楽部に所属していて、クラシックを
たくさん聴いていたとのこと。
十代の多感な心境に、スーッと入ってきた『シェエラザード』。
千夜一夜の物語を想像しながら聴いたのを覚えています。(^^)