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Artとの出会いは人生を変える

このあいだ、ふと立ち寄った書店でD157_winchik20tobira500-thumb-186xauto-2555[1]

姜 尚中さんの本を衝動買いしてしまいました。

 

ファンだったこともありますが、

タイトルに惹かれました。

『生と死についてわたしが思うこと』。

その中で、印象に残った一節があったので、

少し紹介します。

 

<わたしたちは3.11で生と死の近さを知りました。(中略)

非常に重たいテーマで昔なら宗教に向かったでしょうが、今は

必ずしもそうはいかない。たぶん、美術館は神なき時代の教会、

日本でいうと神なき時代のお寺なんでしょう。それぐらい絵との出会いは

ものすごく大きい。絵を見つめて自分を見つめなおす。そういう時間が今、

一番必要なんじゃないでしょうか。>

 

彼自身、一枚の絵(デューラーの自画像)に出会ったことで、

人生の転機を迎えたという体験があるそうです。

 

やっぱりそうか!と思いました。

 

美術でも音楽でも、Artの力には底知れぬものがある。

口で言い表すことのできない、いわゆる「ショック」。

その劇的なる出会いが、人生を変えてしまうことだってあるんです。

 

出会いは大きい。人との出会いはもちろんだけど、

Artにも、もっともっと出会うべき。

そして、こどもたちには できるだけ先人の

作品を伝えていかなければ。

大人にはそういう使命もあると思いました。

 

 

 

 
 

合唱伴奏に合格しました!

今日は、小学2年生のRちゃんのニュースです。(^^)MKJ_haibisukasunohana500-thumb-260xauto-1241[1]

 

Rちゃんの通っている私立小学校では、

毎年秋に、大々的に「音楽発表会」があります。

全学年それぞれに工夫をこらしたプログラムが

組まれ、生徒も保護者の方々も たのしみに

しているイベントのひとつだそう。

 

Rちゃんは、その音楽会の 2年生の合唱曲の

ピアノ伴奏オーディションに、去年に引き続き

今年も みごと合格したのです。

(ヤッター~!!!\(^o^)/)

 

なにせ、このRちゃんのオーディションにかける

情熱たるや、ハンパない。(^^;)

1年生だった去年もそうでしたが、自分の実力を

超えるムズかしい曲にも、おじけることなく果敢に挑戦!

いったん「やる!」と決めたら、ひたすら「やる!」

朝から晩まで、オーディションに向けて練習にはげみました。

そして、結果はちゃんと出たのです。

 

先生は、心の中で舌をまいています。

ほんまにようがんばった。(^_-)-☆

でも、これからが本当の勝負だね。

こまかいところもきちんと演奏できるように努力しよ。

みんなが歌いやすいように、ノリやすいように、

さらに伴奏にみがきをかけていこ!

Rちゃん、心から応援しているよ。(^^)

 

 

 
 

音楽in絵画㉕

Console[1]

ラウル・デュフィ(1877-1953)

≪黄色いコンソール≫

鎌倉大谷記念美術館

(渋谷のデュフィ展について、先ごろレポートしましたが、

なんと嬉しいことに、大阪にも巡回するそうですよ。

この絵も一緒に回るので、ぜひ夏休みに本物を見に行ってください!

なお、鎌倉はそのため休館になってます。(^^;)悪しからず…)

 
 

音楽のテスト97点!

去年の11月にブログで紹介した13-18-03-23_250x250[1]

中3のHくんから、うれしい報告がありました。

 

つい先ごろ行われた期末試験の「音楽」のテストが

97点だったとのこと!\(^o^)/

 

例によって、試験の前はレッスン時間を

テスト対策にあててきました。

何度も模擬テストをくり返し、書いて、空で暗唱して、答えを確かめて。

地道な努力をコツコツと続けた結果、Hくん自身の「音楽」のテスト史上

最高の点数をとることができたのです。

 

本当に彼はまじめ。

そして、目標に対してまっしぐらです。

その妥協を許さない態度には、こちらも学ばされるものがあります。

 

うれしそうなHくんでしたが、もう心は次に向かっているみたい。

だって、彼の目標はあくまで「100点」なんですから。

あと3点めざして、次の期末はさらに頑張るとのことでした。

(オマケですが、100点取ったら教室のごほうびシール

5枚ゲットできるってのもねらってるらしい。(^^;) )

 

中学のあいだに絶対満点取ろう!

先生は全面的にサポートする。

そして、クラシックの新曲もまた決めてがんばっていこな!(^_-)-☆

 

 

 
 

「疲れた~」は「がんばった~」

梅雨どき、体調はいかがですか?dog-123722_150[1]

 

え?めちゃくちゃしんどい?

しんどいだけじゃなくて、イライラのピーク?

 

おまけに、やらなければいけないことは山積。

あれもこれもそれもどれも、みんなやりかけたままだし、

家の中はちっとも片づかないし。

 

もしかして、自分はダメだ、ダメだと思っていませんか?

 

こんだけがんばっているんですもの。

疲れて当たり前。

しんどいの、当たり前。

 

「疲れた~」は、「がんばった~!!\(^o^)/」にチェンジ。

そして、ちょっとは休みましょう。

堂々と、ね。(^_-)-☆

 

 

 
 

七夕コンサート無事終了☆

本日、「たなばたミニミニコンサート」をDSCF0883

教室にて行いました!(^O^)

 

今回は、小学5年生のYちゃんが大奮闘。

自主的に<おりひめ・ひこ星>の

貼り絵を作ってきて、笹飾りに

花をそえてくれました。

 

それのみならず、小さい子たちがよく理解できるようにと

たなばたの物語(おりひめ・ひこ星のお話)をインターネットで

詳しくしらべ、じぶんでイラストを描き、紙芝居仕立てにして、

友だちのTちゃんと一緒に披露してくれたのです。

 

これには、ほんとうに感激!ヽ(^o^)丿

みんなを喜ばせたいという、Yちゃんの気持ちがとてもうれしかったです。

 

今年も、小さな笹にたんざくがいっぱいになりました。

みんなの願いがかなうことが、先生の願い。(^^)

ハッピーな「結果報告」、今からたのしみにしてるよ!

 

 

 
 

ママのお手製レッスンバッグ

6月から<絶対音感ピアノレッスン>をDSCF0880

スタートしたばかりのYちゃん。

まだ3歳だけど、とてもしっかりした

女の子です。

 

この前のレッスン日のこと。

「こんにちは!」と元気に教室に入ってきた

Yちゃんの手には、なんとも可愛いレッスンバッグが。

おもてには、大きなト音記号。そして、ズラリ並んだ鍵盤も。

思わず、「わぁ、素敵」と叫んでしまいました。

 

きくと、なんとお母さまの手作りだとか!

月謝袋がすっぽり入るポケットまでついた力作です。

「夜中の2時までかかりましたぁ」と言って笑うママの

そばで、Yちゃんも「エヘヘ…」と、嬉しそう。(*^^*)

 

よかったね、Yちゃん。

これからこのバッグがYちゃんのお供だよ。

だんだん楽譜や教材が増えていくのがたのしみだね。

 

ずっとずっと、大切に使おうね!\(^o^)/

 

 

 
 

今年も七夕コンサート♬

来たる7月6日(日)に、今年のth92EHYN9A

七夕ミニミニコンサートを、教室で開催します。

(本当は 保護者の方も入っていただきたい

ところですが、教室のキャパの関係上

子どもたちだけの集いにさせてもらっています。

ご了承くださいませ!<(_ _)> )

 

時間帯は、

11:00~12:30      13:30~15:00      16:00~17:30

の三回に分かれていますが、毎回年齢別に

グループ分けしていたのを、今年はあえて

いろんな学年をごちゃまぜにして組んでみました!

ひとりっ子の生徒さんも、お姉ちゃんや弟と一緒に

参加してる気分になれたらなぁと思っています。(^_-)-☆

 

さて、メニューは、まずは恒例の個人演奏です。

ふだん練習している曲をみんなの前で披露するミニミニコンサート。

そのあとは、ゲーム大会をして盛り上がり、最後にたんざくに

願いごとを書いて小さな笹につるします。

 

「大きくなったらゴーバスターズになれますように」

「テストで100点とれますように」

「ピアノがもっとじょうずになりますように」…

いろんな願いごと、今年もたくさんつるそうね!\(^o^)/

 

 

 
 

歌舞伎のお囃子、最高

ふだんは 職業がら西洋音楽のことばかりth9XMTW1QP

書いている私ですが、実は何を隠そう

日本の伝統音楽ファンなのでございます。(^^)

 

特に、20年ほど前に歌舞伎に出会ってからは、

舞台にはつきものの、「お囃子(おはやし)」に

すっかり魅了されてしまいました。

三味線や笛太鼓、長唄など聴いていると、思わず

膝がガクガクし出し、踊りだしたくなるような

衝動にかられます。

「血沸き肉躍る」とは、まさしくこのことか。

日本人のDNAがしっかりと根づいてるってワケです。

 

東京・銀座の歌舞伎座がリニューアルし、海老蔵や

愛之助、獅童、松也など、若手の役者たちが話題を

ふりまく中、歌舞伎ブームがまた到来しているように感じます。

が、皆さまは 生の舞台まではご覧になる機会も少ないかと

思いまして、ここで歌舞伎音楽のおもしろさ、たのしさを

徐々に紹介していきたいと思っております。(^^♪

 

まずは、幕が開く直前の、このお囃子から。

これからはじまる芝居への期待がつのる、

ドキドキ感いっぱいのBGMをどうぞ!(^O^)/

 

長唄・着到

 

 
 

本物のデュフィ

機会があり、Bunkamura ザ・ミュージアムのRaoul-Dufy-Homage-to-Claude-Debussy[1]

「デュフィ展」に行ってきました。

 

この美術展のチラシには、

<絵筆が奏でる色彩のメロディー>

というキャッチ・コピーが。

 

そう、何度かこのブログでも紹介して

きましたが、デュフィは音楽と深いかかわりをもった画家なんです。

 

ちなみに、写真の絵は「クロード・ドビュッシーへのオマージュ」というタイトル。

楽団の演奏風景を描いたものも多く、見ているだけで音楽が流れてくるのを

感じ取れるような、魅力的な作品がいっぱい。

鮮やかな色彩のうえに、まるで踊るように重ねられた曲線の美しいこと!

ムダな線はひとつもありません。

(これって、完璧な音楽と似てる!やっぱり…)

 

いつも画集や絵はがきでしか見ることができなかったのに、

今回は 20年ぶりに正真正銘のホンモノに触れることができ、

本当にシアワセな時間を過ごすことができました。(*^_^*)

 

モーツァルトに捧ぐ

五重奏

オーケストラ

ヴァイオリンのある静物

 

 

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