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年別アーカイブ: 2014

 

ランゲ

『花の歌』th1C9O6PZQ

『小さなさすらい人』

『荒野のばら』

『アルプスの山小屋にて』…

 

発表会でも人気のこれらのピアノ曲の作曲者。

それがランゲです。

 

1830年の今日、8月13日がランゲの誕生日。

 

生涯で400曲以上ものピアノの小品を作曲したと

言われていますが、どれも美しくてとっつきやすく、

しかも比較的弾きやすいので、レスナーに好かれるのでしょうね。

 

中でも一番人気は、やはり何といっても『花の歌』。

女の子なら誰もが一度は憧れる曲ですね!(^^♪

 

今日は、ハンガリーのピアニスト、イェネー・ヤンドーの演奏でどうぞ。

 

花の歌

 

 
 

ネット断食

「ネット依存症」の子どもが、16-14-19-73_250x250[1]

今や52万人もいるらしいです。

 

「ネット依存症」とは、

<インターネットに没頭し、ネットが使えないと

いらだちを感じたり、対人関係を煩わしく感じたり、

健康を害したりするなど、心身に支障をきたしている

状態>(読売新聞)のこと。

 

インターネットはとても便利。

もはやネットを使わない生活は考えられません。

だから ネットそのものを否定したり、それ以前の生活に

戻ろうとするのは、あまり意味のあることとは思えません。

 

問題は、どう「使う」か。

 

ネット依存症にかかった人は、いったんそこから距離をおき、

生活のリズムを正す必要があります。

この「ネット断食」が、ちまたで広がっていってるとのこと。

いかに自分がネット社会に振り回されていたか、断食して

初めてわかったと言う人も少なくないらしいです。

 

夏休みは、子どもたちにとっても いろんな体験ができる絶好のチャンス。

花火を見たり、海で泳いだり、友だちとキャンプファイヤーしたり…。

スマホやゲーム機はちょっとおいといて、リアルな世界での

感動をたくさん味わってほしいですね。

 

そうそう、当然のことながら、楽器を弾いたり歌を歌ったり…も

バツグンに心と体にいいんですよ!

この夏、ぜひ没頭してみてください。\(^o^)/

 

 

 
 

Earth,Wind&Fire

ロックばかり聴いていた中・高生時代を経て、4780158062_899d54e926_m[1]

フュージョン、ジャズ、そしてソウル、

ブラック・コンテンポラリー・ミュージック

へと、興味が移っていった時期がありました。

 

そのころに一番聴きこんでいたのが、この

アース、ウィンド&ファイアーです。

 

ライヴが始まる直前にメンバー全員が円陣を作って肩を組み、

「One,one,one,one!(一つになろう、一つになろう)」と

大声で唱和しているらしい。

そういう噂に、「なるほど」と妙に納得したのを思い出します。

 

ステージはとっても楽しくて、自然に笑顔がこぼれてくる。

音楽っていいなぁ。仲間っていいなぁ。

人種差別なんてぶっ飛ばせ!

これこそ、ロックができなかったラブ&ピースの世界や。

そんなふうに感動して、当時かなりハマりました。

 

今聴いても、アースの世界には惹きつけられるものがあります。

魂が純粋って、やっぱり大事。

こればっかりは理屈ではありません。(^_-)-☆

 

That’s the way of the world

 

 
 

舞台でアガらないために②

先回の続きです。20-16-03-620_250x250[1]

 

メンタルトレーニングには5つの基本スキルが

あるのですが、中でもイメージトレーニングの

効果は大きいようです。

「イメージすると、実際に行動した時と同じ

状態になるんですよ」と、大場先生は断言。

 

実際、パフォーマンスを成功させるために大切な要因は、

「イメージ70%、体力28%、技術2%」なんだそう。

え?イメージが70もあって、技術たったの2%ォ~?!

(ウッソ~という声が聞こえてくる)

 

それくらい、イメージトレーニングは大切だということ。

 

発表会をターゲットにするならば、まずは会場の雰囲気を思い浮かべる。

そこに自分がいる。もちろん舞台の上。

お客さんになった、もう一人の自分がそれを見つめている。

舞台の上の「自分」は、いつも通りに落ち着いて演奏している。

曲の中にみごとに入って、演奏の表現に全力を注いでいる。

演奏に夢中になっているけれど、決して冷静さを忘れてはいない。

 

そしてそのあと、舞台上の「自分」に意識はシフトし…

今度は、舞台からお客さんを見つめている。

演奏し終わっておじぎをし、笑顔で会場を見渡すところまで、

ずっと変わらない気持ちでパフォーマンスを続けることができた。

よし!大成功!

 

という風に、何度も何度も頭の中でイメージをふくらませていくのです。

それも時々ではなく、毎日、毎日。

とにかく、成功のイメージを持ち続けることが大事なのだと。

 

なるほど…!と、思いますよねぇ!!(^o^)

 

まだまだ続きます。

 

 

 
 

中田喜直

1923年(大正12年)8月1日。Nakada_Yoshinao[1]

まだ東京都が「東京市」だった頃、

中田喜直は、現在の渋谷区で生まれました。

 

中田喜直といえば、おなじみの曲がずらっと並びます。

「めだかの学校」「ちいさい秋みつけた」

「かわいいかくれんぼ」「バナナのうた」

「手をたたきましょう」「雪の降るまちを」…

数えあげたらきりがないくらい。

 

全国の小中学校の校歌を作曲したことでも有名で、

おそらく160校以上になるのではないでしょうか。

校歌って、よく似た感じの曲になりがちだろうに、

どうやって160も区別をつけて作ったのか、ひとつひとつを

じっくり比べてみたい気持ちになります。(^^)

 

小学3年生のとき、当時のピアノの先生から発表会の舞台で歌うように

言われて、歌詞をおぼえ一生懸命練習した ある曲のことを思い出しました。

ちょうど季節もピッタリです。

ひととき、遠いあの頃へ心の旅をどうぞ。

 

夏の思い出

 

 
 

舞台でアガらないために①

ヤマハ主催のメンタル・トレーニングwater-61991_150[1]

セミナーに参加してきました!

 

発表会やコンクール、グレード試験など、

人前で演奏する機会はけっこう多いもの。

 

「絶対にまちがえたくない」「今日だけは失敗できない」

と思えば思うほど、緊張はピークに達してしまい、

目はうつろ、指先は氷のように冷たくなり、

心臓バクバク、脚はガクガク、からだは宙に浮いちゃって…

その結果、ふだんの半分の力も出せなくなってしまいがちです。

 

どうしたら、アガらなくなるのか。

これは永遠のテーマです。

 

今回の講師は、武蔵野音楽大学の大場ゆかり先生

もともとは、スポーツ選手のメンタルトレーニングを

受け持っておられたとのこと。

確かに、考えてみればスポーツの世界も同じですね。

大会本番で いかに平常心を保ち、いつもの実力・成績を

発揮できるか。それに尽きるのです。

 

しかし、大場先生曰く「緊張して当たり前です」。

あぁ、じゃあ、どうすればいいんですかぁ…(;´Д`)

「それはね、イメージトレーニングなんですよ」

なるほど…

 

ということで、次回をお楽しみに!(^^)

 

 

 
 

「おいらは鳥刺し」聴き比べ!

モーツァルト晩年のオペラ「魔笛」は、220px-Papageno[1]

大人も子どもも一緒に楽しめる、

奇想天外なファンタジー作品。

 

以前、このオペラの中の人気のアリア(独唱歌曲)、

<夜の女王のアリア>にスポットを当てて紹介したことが

ありますが、今日はそれに勝るとも劣らない人気の

「おいらは鳥刺し」というアリアの聴き比べです!(^^)

 

<鳥刺し>ということば、気になりませんか?

 

鳥を刺す?なんや、それ。焼き鳥?

そう思う方は多いでしょう。

 

<鳥刺し>とは、鳥類の捕獲を仕事にしている人のこと。

「魔笛」の中では、夜の女王に鳥たちを献上している

<鳥おとこ>として、ユーモラスに登場します。

(ちなみに、教室の発表会でも「魔笛」の物語を上演したことが

何回かありますが、この曲は親しみやすく、みんなすぐに

おぼえてルンルンと歌ってくれました!)

 

まずは、ヘルマン・プライ

そして、サイモン・キーンリーサイド

なんと、ボカロの日本語バージョンまでありましたよ!(^^;)

(You Tube本当に便利…)

 

 

 
 

バイエル

バイエル、ブルクミュラー、チェルニー…image[2]

みんな、有名なピアノの教則本です。

 

ふだんのレッスンでは、

「今日はブルクミュラーから弾こ」とか、

「チェルニーのあそこ、よく練習できた?」

などと、なにげなく口にしています。

 

だけど、よく考えればこれはみんな人の苗字。

ブルクミュラーという人が作った教則本であり、

チェルニーという人が作った教則本という意味なのです。

もし日本の苗字にあてはめたら、

「はい、松本の36番ひらいて」…と、いう感じでしょうか。(^^;)

 

バイエル(1806年の今日、7月25日誕生!)は、日本ではおそらく一番有名でしょう。

ところが、この人の伝記的なものは 現在ほとんど残されていません。

どんな人だったか、どんな生活をしていたか、全くわかっていないのです。

 

ピアノという楽器がだんだん改良されて一般に普及するようになり、

当時 先生と生徒もドッと増えたんでしょうね。

いちからピアノを指導するときに、優れたテキストが必要になりました。

バイエルさんは、一生懸命にこのテキストを作ったのだと思います。

 

今日では、タイトルもなく ときに単調に感じられる曲調が、

ともすれば敬遠されがちなバイエル教則本ですが、大人の方が

はじめてピアノを始める場合などは、とても使いやすく

練習しやすいテキストだと思います。

 

偉大な芸術作品を生むのも才能。

良い教則本を作るのも、また才能。

私たちには、どちらもありがたいことですよね!(^^)

 

 

 
 

楽器はとにかく続けること

昨日の読売新聞の夕刊に、こんなエッセイが5952398269_e3fb18233f_m[1]

載っているのを見つけました。

 

<…楽器というものは不思議なもので、ある程度

までは上達しても、それ以上の壁がなかなか乗り

越えられない。いわゆるスランプとなる。

しかし、その状態でも飽きずに続けていると、

あれ?と驚くように、ある日突然出来るようになる。

そうして、またもうひとつ高い壁に突き当たるの繰り返しである。>

(松浦弥太郎 「暮らしの手帖」編集長)

 

まさしくその通り…と思いながら読んでいると、その後が。

忙しくて、愛用のギターを弾けない状態がずっと続いたとのこと。

一年後に久しぶりに弾いてみたら、以前弾けていた曲がひとつも

弾けなくなっていて愕然とした。 そういう話でした。

 

また振り出しに戻ったけれど、今はリハビリをするごとく

出来たことを思い出すよう練習に取り組んでいるそうです。

松浦さんのエッセイは、

<継続は力なりとは本当である。週に一度でも、覚えた趣味は細々と

続けるべきだと痛感している。>

このようにしめくくられていました。

 

日々これ、鍛錬。

コツコツ地道にやっていくしかありませんよね!

でも、それが楽しいと思えることも大切。

焦らず、あわてず、楽器はとにかく続けていくこと。

それがいつしか大きな実りとなっていくのですから。(^_-)-☆

 

 

 
 

歌はなんて楽しい♡

若い頃から、いいえ、子どものときから188068463_624.v1381580338

鍵盤楽器とずっといっしょでした。

「音楽=鍵盤」みたいな人生だったんです。

 

ところが。

仲間うちで作っているバンドで、ひょんなこと

からvocalを担当することになって、気がつけば6年が経ってしまい…

これが、めちゃくちゃ楽しいんです!(≧▽≦)

 

腹式呼吸は健康に良いし、思いっきりシャウトすれば、

心のモヤモヤも たちまちスッキリ。

おまけに、体ひとつでどこでも音楽できる身軽さがこたえられない。

「これ、ホンマによろしいなぁ」って、練習のたびに大声出してます。(^^;)

 

 

 

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