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たまごからどんぐりへ

ピアノをひくときには、指の形が大切。DSCF0912

しっかりとまげて、まるい形に

するのが基本です。

 

ところがこれ、初心者にとっては

意外に難しい。

特に小さい子の場合、まだ指がしっかりしていないので、

まあるくして弾くのは至難の技なんです。

 

以前は、たまごの形をしたオモチャを使ってレッスンしていましたが、

現在は、どんぐり型のシェイカーを使っています。

(これなら、黄身を取り出して遊ぶこともありませんし、

とっても助かっています。(^^;) )

 

レッスンの始めには、必ずこれをにぎらせて指の形の確認!

今では私が言う前に、「あ、どんぐり。これをわすれちゃいけないいけない」

などと独り言を言って、みずから手に取ってくれる子がほとんど。

 

たまご効果に続き、どんぐり効果もバツグンに出てます!\(^o^)/

 

小さいお子さんの場合は、ご家庭でもぜひこういった小道具を

取り入れてみてくださいね!(^_-)-☆

 

 

 
 

クララ・シューマン

1819年9月13日がth[6]

クララ・シューマンの生まれた日です。

 

クララについて語るとき、彼女に執着した

3人の男性の存在を抜きにすることはできません。

 

ひとりはクララのお父さん、ヴィーク。

彼女の才能を見出し、9歳からコンサートツアーに

連れ出します。ほかの子どもたちの教育には無関心、クララに人生を賭けます。

 

つぎに、夫ロベルト・シューマン

生涯の伴侶としてはもちろん、自分の作品の弾き手としても、

彼女はなくてはならない存在。

精神病に倒れたのちも、クララに頼りっぱなしでした。

 

そして、最後にヨハネス・ブラームス

ロベルトの弟子でありながら、その妻クララに惹かれ、

苦しみながらも熱烈に彼女を愛し続けます。

彼女にあてたラブレターがたくさん残っています。

 

さて、当のクララ自身は…?

 

女性の立場から彼女を見ると、まずそのたくましさに驚かされます。

8人も子どもを次々に生みながら、ヨーロッパ中を回り演奏会を

行っているんです。その実力たるや、あのリストも絶賛するくらいの腕前!

 

写真では やさしそうで物静かな美人さんですが、

なんのなんの、とても力強いイメージ!

どんな男性も彼女の周りでクルクル回ってたに過ぎないのでは?

と思ってしまうほど。(^^;)

 

ピアニストでありながら、優れた作曲家でもあったクララ・シューマン。

しかも、8人もの子どものお母さん。

まさにスーパー・ウーマンといった感じがします。

 

スケルツォ2番   作品14

 

 
 

ドヴォルザーク

ドヴォルザークといえば、250px-Dvorak[1]

まっ先に思い浮かぶのは、やはり『家路』です。

 

心は、小学5年生のときの林間学校に飛んでいきます。

 

夜、大きな大きなキャンプファイヤーを

みんなで車座になって囲んだのです。

 

めらめらと燃えさかる炎をみつめながら

全員で合唱した『遠き山に日は落ちて』。

このメロディーがドヴォルザーク作曲の『家路』だと

いうことは、担任の先生から事前に教わっていました。

 

~遠き山に日は落ちて    星は空をちりばめる

きょうのわざをなし終えて    心かろく安らえば

風はすずし   この夕べ

いざや   楽しき   まどいせん   まどいせん~

 

歌いながら、この光景は一生忘れられないだろうな、と

こども心に感じたことをはっきりとおぼえています。

 

アメリカに渡ったドヴォルザークが、その『新世界』の地から

遠い故郷・チェコを想ってきっと作ったのでしょうね。

胸をしめつける、どこまでも甘くなつかしいメロディーです。

 

1841年9月8日。

今日はドヴォルザークの生まれた日。

 

交響曲第9番『新世界』より 第2楽章『家路』

 

 
 

写真見てね!

遅くなりましたが、PP_murasakiironohana500-thumb-260xauto-170[1]

今年4月に行なった発表会の

写真&レポートをやっとやっと

掲載いたしました。(^^;)

https://matsumoto-music.com/concert.html

 

レッスン案内のページにも、

教室の雰囲気を味わってもらうために

新しく小さな写真を何枚か載せてみました。

https://matsumoto-music.com/lesson.html

ご協力いただいた生徒さん方、本当にありがとうございました!(^O^)/

 

なお、これまで要望の多かった<バンド・キーボードレッスン>を

このたび いよいよスタートすることにいたしました。

レッスン案内のページの最後のところに載せています。

https://matsumoto-music.com/lesson.html

 

軽音などの部活でバンドを始めたい方、自主的にバンドを組んで

これからバリバリ活動していきたい方…

ご質問なんでも受けつけております!

体験レッスンも随時行なっています。お気軽にどうぞ。(^_-)-☆

 

 

 
 

Yちゃん、やる気満々

Yちゃんは5歳。4931055590_6e4c643dd4_m[1]

ピアノを習いはじめてから

ちょうど一年5か月になりました。

 

家でのピアノ練習にとても熱心なYちゃんですが、

ワークブック(楽典のドリル)にかける情熱も

すごいんです。(^^)

 

教室から出された宿題をきちんとこなすのは当たり前。

それ以上に自分のペースでどんどんやってきて、

一冊60ページあるドリルを、レッスン3回くらいで

全部仕上げてしまうのです。

 

「え?先生。Yちゃんまたドリル終わっちゃったの?」

「お母さんがたいへんや。教材代めっちゃかかるやん」

心配ありがとう。でも、お母さんうれしそうやで。

君らも負けずに がんばりや。(^^♪

 

さて、明日はYちゃんのレッスン日です。

今度は何ページ進んでるかなぁ…(*^^*)

 

 

 
 

うえどのワールド全開

おん食堂展示ピクニック わずかへ

ここは、おん食堂

(おん食堂については、先回のブログ

ご覧くださいね!)

 

壁に飾られているのは、上殿頼子さんの

ガリ版画作品の数々です。

 

素朴な線とぱきっとした色づかい。

なんのくもりもない、自由な自由な世界。

 

遊ぶことだけが仕事で

おまけに時間はたっぷりあって

一緒に はしゃげる仲間がたっくさんいて

とにかく笑いころげてばかりいた、

遠いあのころの夏休みを

思い出してしまいました。

 

おとなになっても、忘れたくないなぁ。(;_;)

 

おん食堂の空間に、上殿さんの作品って ぴったりすぎ。

作品展ラストの31日には、フリーメーソンならぬ

「フリーソーメン」大会、あるそうですよ。

マイお椀とマイお箸持参で、おなかもハートも幸せに満たされて!(^_-)-☆

 

 

 
 

恩送りの「おん食堂」

先日お伝えしたガリ版画展DSCF0902

行ってきました!

 

わが教室のホームページをデザインして

くださった上殿頼子さんの作品展です。

ここは会場の「おん食堂」、

空堀のお店です。

右が上殿さん。

左はこのお店のオーナー、西牧妙子さん。

 

友だちの家にふらっと遊びにきたような、気軽な雰囲気が魅力のお店。

炊きたてご飯のおにぎりと、具だくさんのお味噌汁がおいしい!

食欲が俄然わいて、あずきのケーキとハーブティーまでいただきました。

すっかりくつろいで長居してしまい、そろそろお勘定…と思ったら、

なんと、「お代はいりません」。

 

そう言えば、メニューには金額が書いてない。

妙子さんニッコリ。「その代わり、次に来るお客さまのために

いくらでもいいのでお気持ちだけお願いします」と、封筒を渡されました。

 

なるほど、これが『恩送り』…。

自分が受け取った善意を次の人にわたす。

そうやってみんなとつながっていく。

 

なんて素敵なコンセプトなんだろう…!

 

隣の部屋では、ギターやアコーディオンを持った子どもたちが

集まって、音楽のレッスンを受けてました。

(お店の特製ソーダを飲みながらの ゆるーい感じが、なんとも微笑ましい)

 

空堀の町、好きになっちゃった。

また来ようっと。

 

え?それで肝心の作品展はどうだったのかって?

あ…( ̄▽ ̄)

 

ハイ、それはまたこの次にきちんと報告いたします!(^^;)

 

 

 
 

ドビュッシー

1862年の今日、8月22日がthXPK1DBE6

ドビュッシーの生まれた日。

 

ドビュッシーの音楽は印象派と呼ばれ、

色彩感覚いっぱいでキラキラした

魅力にあふれています。

長調なのか短調なのか、もはや見分けがつかない。

どこまでも自由に流れていく調べ…わたしは好きです。

 

ドビュッシー研究家としても有名なピアニスト、

青柳いづみこさんのことばによれば…

 

<明るいのにほの暗く、もやもやしているのに透明で、

柔らかいのに鋭く、優しいのに意地悪で、しずかなのに激しく、

冷たいのに熱く、漂っているようなのに深い>

 

貧しい環境から才能を見いだされ、周囲の期待を受けながらも

けっこう挫折も味わっているドビュッシー。

心の中には、複雑な思いや葛藤がうず巻いていたのかもしれません。

 

彼いわく、「音楽はことばで表現できなくなったところから始まる」。

口では言えないことを、音楽に託したのでしょうか。

 

亜麻色の髪の乙女

 

 
 

舞台でアガらないために③

先回は、イメージトレーニングの7913722242_39620ebf7f_m[1]

大切さについて報告しました。

 

今回は、その成功のイメージを

支える「呼吸法」について、です。

 

<心理的エネルギーのコントロール>は、

いかにリラックスするか、ですって。(^^)

 

さて、その呼吸法の具体的なやり方です!

 

①まず、吐き切る(口から悪いものを出す、出す、出す)

②1,2,3,4 で吸う(これは鼻から。いいものがいっぱい入ってくる感じ。

または、やる気になる<色>を吸う感じで)

③5で止める

④6から10で口から吐く(これもまた、悪いものを出すイメージで!)

 

いかがですか?すごく具体的でしょう?

今日からすぐに実践してみましょう!\(^o^)/

 

 

 
 

ガリ版画「昭和レトロカー展」!

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教室のホームページデザインを担当してくれた

上殿頼子さんの個展のお知らせです!\(^o^)/

独特のセンスと魅力にあふれた上殿world

ただ今<おん食堂>にて開催中!!

夏休み最後の日までやってますので、どうぞお出かけください。

(なお、こちらのお教室のホームページも上殿さんの手に

よるものです。イラストがとっても個性的でカワイイ♡)

 

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