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魅惑のアンプラグド~ZEP①
プラグにつながない演奏スタイル、
すなわち電気楽器や電子装置を使わない
アコースティックな音楽を意味します。
究極のアンプラグドはもちろん、クラシック音楽。
が、あえて<アンプラグド>と表現する場合、
ロック・ミュージシャン等がエレキ・ギターやキーボードの
代わりに、アコースティック・ギターや生ピアノで演奏する
ケースに特化しているニュアンスがあります。
前置きが長くなりましたね。(^^;)
さて、初登場は LED ZEPPELIN !
このハードロック・バンドの<アンプラグド>はものすごく魅力的。
郷愁にさそわれ、思わず夢の世界に入りこんでしまいそう。
遠い異国を旅しているような、そんな気分になれたら
大成功なんですけど!(^_-)-☆
That’s The Way by Led Zeppelin
ママはビヨンセファン
親子で仲よくピアノレッスンに通って
下さっています。
作曲家の伝記を読むのが好きで、
テレビのクラシック番組もよくチェックしているY子さん。
「先生、五嶋みどりのドキュメンタリー見ましたか?すごくよかったですよ」
「へぇ、そうですか?よかったわぁ、録画しといて。今度の休みに絶対見ます」
そんな彼女だから、てっきりクラシック一辺倒だと思っていました。
ところが、先日のレッスンで意外な事実が判明。
「先生、実はワタシ、何を隠そうビヨンセファンなんですよ…」
「ひぇ~知らんかったー!」
道理で、リズミカルな伴奏データと合わせて演奏すると
いつもノリのいいY子さん。ヒップホップダンスも やってたこと あるって?
う~ん、それで納得だわ。
「これ聴いたら絶対元気出る!」ってオススメの一曲をおしえてもらいました。
元気出して、いってみよー!!( ̄▽ ̄)
いっぱいのさようなら
レッスンの送り迎えの時間は、とてもにぎやか。
4,5歳の生徒さんには、下に2,3歳の弟や妹が
いることが多く、教室にいっしょに入って来て
可愛いあいさつをしてくれます。
あたこてんてい、コンニチワ~~
レッスンの終わりには、
てんてい、たようならぁ~~
しーちゃんの妹のえみちゃんは、特にあいさつが大の大のとくい。
教室を出るときに、満面の笑顔で さようならぁ。
レッスン室のドアを閉めて、またあしたね~。
玄関のドアを閉めてもまだ、バイバイキ~ン。
お母さんが外で自転車に乗せるあいだも、ずっとずっと
さようならぁ…さようならぁ…が聞こえています。
えみちゃん、いつも素敵なごあいさつありがとうね。
先生の心のなか、えみちゃんのいっぱいのさようならで
ほっこり暖かくなっているよ。(≧▽≦)
羽生選手に泣いた
見ていましたか?
私は、ちょうど男子の公式練習が今から始まる
といったところから見始めました。
たくさんの選手が一度にリンクに飛び出してきて
さいごの調整をはじめました。
昨日は、ふと「ここで選手どうしがぶつかったら、
エライことになるなぁ」と思ったのです。(虫が知らせたとしか思えません)
ほんの少しうつむいて、つぎに顔をあげたときには
羽生君と中国選手がすでにリンク上に倒れていました。
ふらふらの姿といい、あごの流血といい、羽生選手はもう出られないと
みんな思ったのではないでしょうか。
でも結果として彼は出場し、みごと2位の成績をおさめました。
無理せずに棄権すべきだったのではないか。
そういう声も多かったと聞きます。
確かに、その意見もまた真なり、です。
私も、単純に「根性至上主義」的に彼を褒めたたえるつもりはありません。
ただ、彼はどうするかを自分で決めた。
自分のけがの状況、ちゃんと滑れるかどうか、何度も事前にチェック
していた姿はとても冷静だったように思えます。
「よし、いける!」
彼の中ではそれが明白になった。
そしてそれプラス、「滑りたい」という情熱がはるかに上回っていた。
それだけだったのでしょう。
たいした19歳です。
おそれいりました。
音楽in絵画㉗
ジェイムズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)
≪ピアノに向かって≫
タフト美術館、シンシナティ
(ホイッスラーはアメリカ出身ですが、パリに出て美術を学びました。
この絵は、お姉さんのデボラとその娘を描いた一枚。黒いグランドピアノと
黒い母親の服装の中に浮かび上がる少女の真っ白なドレス。まるで発表会の
衣装のように ふんわりとしたレースのスカートがとっても優雅ですね)
input が大切
第4週目、5週目は基本的にお休みです。
が、病気や学校行事などでレッスンを欠席した
生徒さんたちの振り替えレッスンを
たいてい行っています。
月3回レッスンだと、これができてとても便利!(^^♪
毎週ギッシリだと、振り替えはとても不可能なので…。
レッスン以外では、どんなふうに過ごしているかというと。
発表会をはじめ、教室のイベントが近づいているときは、
ひたすらその準備。
ノーメイクにスウェット。なりふりかまわず家じゅうをバタバタ走り回り
楽譜修正、ポスター描き、ゲームに使う小道具作り、教室の飾りつけ。
やることは無尽。時間との闘いって感じです。
くたびれてヘロヘロになったら、「もうアカン」とベッドに直行。
冬場はコタツに直行。(^^;)
イベントが一段落し、しかも元気なときは
あらかじめ入れてあったスケジュールにそって、自分のレッスンに通ったり
コンサートに行ったり。セミナーにも可能な限りどんどん行きます。
生徒さんが次に弾きたいと言っている曲をじっくり聴いたり、楽譜さがしをしたり、
ふだん見られないテレビの録りため番組をまとめて見たり…
音楽もののほかには、ドキュメンタリーものが刺激になる!
(NHK「ドキュメント72時間」大好き)
いろんな世界でがんばってる人を見ると、よーし、ワタシもガンバロウ。
まだまだや!っていう気になれます。
いろんな意味で、inputってほんとうに大切。
そのためにも、この第4・5週めってホントにありがたいです。(*^^*)
パガニーニ
パガニーニの映画がさきごろ上映されました。
ストラディヴァリウス(5億円という噂)を
ひっさげて熱演していますが、
映画のキャッチコピーは
<音楽史上、最も不道徳な男が奏でる、
最も美しい旋律>というもの。( ̄▽ ̄)
パガニーニってそんなに危ない人だったの?!
って思いますよねぇ…
「あんな特殊な演奏ができるのは、とても人間技ではない。
悪魔に魂を売った代価として手に入れたのではないか」
そんな噂もまことしやかに広がるほど、パガニーニの
ヴァイオリン演奏技術はものすごいものだったようです。
あのリストも彼に影響を受け、『ラ・カンパネラ』を
ピアノ曲にアレンジしているのは有名な話ですよね。
それにしても、<悪魔的に上手い>と言われて嬉しかったのかどうか。
58歳で亡くなるまで数々の病気を患い、まちがった療法のために
水銀中毒にもなってしまったり、不幸続きも…。
今日はパガニーニの誕生日。
ヤッシャ・ハイフェッツの貴重な映像でどうぞ!\(^o^)/
ヨハン・シュトラウス2世
特別な<ジャンル>があります。
毎年元日に、全世界にライブ中継される
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートで
すっかりおなじみですよね。
色とりどりのドレスを着た女性たちがクルクルと
舞い踊る姿は華やかで見るからに縁起が良く(笑)、
よーし、今年もがんばろうっていう気持ちにさせてくれます。(^^♪
なぜ<ヨハン・シュトラウス2世>と言うかは、
この人のお父さんがまったく同じ名前だったから。
お父さんは第一人者なので、「ワルツの父」。
息子は跡を継いで「ワルツ王」ですって。(^^)
1825年の今日、10月25日が誕生日です。
リスト
1811年の今日、10月22日。
彼のピアノ演奏を聴いて、失神する
女性ファンが続出したのは有名な話。
自分自身も、演奏に熱狂したあまり
失神して譜めくりする人に倒れこんだ
こともあったとか。
オックスのアイちゃんも真っ青。
(古ぅ~(^^;) )
確かにイケメン。
しかも、バリバリ超絶技巧、ピアノうま過ぎ。
熱狂的なファンにとりかこまれ、遊びまわるリスト。
アーティストとしても、一人で最初から最後まで演奏する
<リサイタル>形式をはじめて行ないました。
ピアニストとして大成功したリストは、
当時こう言われたそうです。
「リストの前にリストなし。リストの後にリストなし」
けれど、リストは54歳の時に僧侶に転身してしまいます。
キリスト教に帰依し、信仰をテーマにした作品が増えました。
どういう心境の変化だったのか、とても興味深いですね。
9歳のころから すでにコンサート活動をしていたリストに ちなんで、
牛田智大くんの初々しい演奏でどうぞ。(^^♪
ハロウィン会大成功
ことあるごとに集まっては、グループ
レッスンの楽しさを満喫しているのですが…
今日は、教室開設以来はじめての
ハロウィン会をしました。
参加は、4歳から小学6年生までの生徒さんたち。
まずは、来年の発表会の音楽物語として
取り組むことになった「くるみわり人形」の
バレエDVDをみんなで鑑賞。
チャイコフスキーの素敵な音楽を
たっぷりと堪能。
英国ロイヤルバレエ団の、本場の踊りと
演技力にもうっとり。(^^♪
よーし来年もがんばるぞ!と、
そのあとは、お楽しみゲーム大会です。
ジャコランタンの福笑いや
迷路ゲームに初挑戦。
小さい年齢のこどもたちは、
魔女やお化け屋敷のぬり絵に一心不乱。
色とりどりのえんぴつやクーピーペンシルを
駆使してカラフルでキュートな作品が
つぎつぎに完成しました。
ハロウィンの仮装は、
それぞれ工夫をこらしてくれましたが、
新しい衣装をそろえてくださった親御さんには
ご負担をかけたなとも思いました。
発表会のステージで、またこの衣装を
着てもらおう、ということ。
ちょうどお人形さんたちの役柄にピッタリです。
さあ、みんな!来年の発表会に向けて
いよいよ動き出すとしましょうね!\(^o^)/