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ピーボ・ブライソン

Black Music と出会ったのは、23-30-54-967_250x250[1]

17、8歳のころだったと思います。

それまではRock一辺倒だったのですが、

周りの影響で、JazzやFusionを聴き始めたわけです。

いろいろ聴いていくうちに、お気に入りの歌手が

たくさんできました。

ピーボ・ブライソンは、その中のひとり。(^^♪

 

BLUE NOTE の彼のライヴに、女友達と行ったことがありました。

ノリノリの16ビートナンバーの合間に、ロマンティックなバラードが

演奏され、私たちはウットリ…。

すると、間奏のところで ピーボが私たちのテーブルに

まっしぐらに近づいてきたではありませんか!

「な、なに?!」と思った瞬間、彼は、(私ではなく)女友達の手をとり、

その場で静かに二人のダンスが始まってしまい…。( ̄▽ ̄)

 

毎回サービス精神にあふれたピーボのステージ。

いい思い出になったね!と、彼女と笑い合ったのを

昨日のことのように思い出します。

 

いつ聴いてもFantastic!

ピーボの素敵な歌声をどうぞご堪能ください。(^_-)-☆

 

A Whole  New  World

Can You Stop The Rain

 

 
 

指づかいは大切②

初心者向けの楽譜はもちろん、13-02-02-280_250x250[1]

主なクラシックのピアノ曲の楽譜には、

音符のそばに、ちゃんと<指番号>が記されています。

 

どの指を使ってその音を弾いたらいいか

親切におしえてくれているわけですから、

素直にその通りに弾いてみればいいのですが、

あにはからんや、自分勝手に好きな指を使って

弾いてしまったりすることも よくあるのです。

 

特に習いたての子どもたちに多い現象ですが、

「うわっ。なんでわざわざそんな弾きにくい

めちゃくちゃな指づかいで弾くのん?!」と、

思わずツッコミを入れたくなるようなことが頻発…。(^^;)

 

指づかいは、次の音やフレージング全体にうまくつながるように

合理的に考えられています。

重ねて、指に負担がかかりにくいようにもなっているので、

なるべくその通りに弾いてみるのが おススメ。

 

手が小さかったり、指の調子が悪かったりするときは、

ケースバイケースで考えるので安心してください。

 

なので、まずは<指番号>にチャレンジしてみましょう!(^_-)-☆

 

 

 
 

指づかいは大切①

小さな子どもたちが はじめてピアノにhira85_noichigo500-thumb-260xauto-3747[1]

触れるとき、どんなふうに導入していくか

以前のブログで紹介しました

 

五本の指を動かす段階に入る前に、

<指番号>をすべて おしえてしまいます。

親指から小指に向かって順番に、1・2・3・4・5番。

 

「ゆびのかぞく」(1のゆび、とうさん。2のゆび、かあさん。

3のゆび、にいさん。4のゆび、ねえさん。5のゆび、赤ちゃん)

という歌をうたいながら一本ずつ指を立てたり、

その指だけをピコピコ動かしたりしながら、

1から5までの数字を見たら、瞬間的に指が動くように

導入していきます。

 

さて、この<指づかい>について。

続きはまた明日といたしましょう!(^_-)-☆

 

 

 
 

モーツァルト5歳の曲

200px-Wolfgang-amadeus-mozart_2[1]モーツァルトは、3歳のころから

お姉ちゃんのナンネルのまねをして、

ひとりでピアノを弾き始めたそうです。

 

4歳でナンネルの練習帳(お父さんのお手製の

練習曲集です)を弾きこなし、5歳のときには

とうとう作曲活動をスタートしてしまいました。

 

わずかな音の狂いも聴きのがさないモーツァルトは、

絶対音感があったと言われています。

「おじさんのヴァイオリンは、僕のより8分の1音低いよ」

と、しゃあしゃあと言ってのけたという逸話が。(^^;)

 

神童の初めての作品って、どんなだったんだろうって思いませんか?

ね、みなさん、興味あるでしょう?

ぜひ聴いてみてくださいね!(^_-)-☆

 

K.1a,1b,1c

 

 
 

ボブ・ディラン

ボブ・ディランをはじめてまともに聴いたのは5222106912_d30c145c8b_m[1]

(その歌ってる姿を目にしたのは)

このページの最後で紹介する、あるコンサート・

フィルムでした。

 

先ごろ、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス

という映画が、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しました。

ボブ・ディランも影響を受けたあるフォーク・シンガーが、

主人公のモデルになっています。

ギターを持って、旅から旅への音楽人生。

生活の中からつむぎ出される言葉とメロディ。

60年代のアメリカって、こういう感じだったんだなぁ…

 

なんだか急に懐かしくなって、またディランのライブを見てみたくなりました。

特に彼のファンだったわけではありません。

けれど、そのあまりの存在感に 当時圧倒されてしまったのを思い出します。

 

今の子は、こういうの聴いて どう思うんだろう?(^^♪

I   Shall  Be  Released  (from「THE LAST WALTZ」)

もうひとつ、若かりし頃のディラン。

Browing  In  The  Wind

これも、あんまり若くて微笑ましいです。(^_-)

 

 

 
 

シューマン

1810年の今日、6月8日が250px-Robert_Schumann_1839[1]

ロベルト・シューマンの誕生日。

 

出版業を営んでいた父のもと、

裕福な家庭で育ったシューマン。

幼いころから音楽の教育もふんだんに

受けさせてもらえ、幸せいっぱいだったそう。

 

しかし、成長するにつれ 試練も訪れます。

分裂症で自殺した姉と同じく、シューマン自身も

精神を病み、後年ライン川に身を投じて

自殺未遂まで起こしてしまうのでした。

 

悩み多きシューマンを最後まで支え続けたのは、妻であり、

彼の音楽の一番の理解者でもあったピアニスト、

クララ・シューマンでした。(ブラームスの回でも登場)

 

夫の作品のほとんどは妻のために書かれたし、

妻は、「夫の曲を演奏すると、いつも彼が語りかけてくる。

彼のように偉大な人を夫に持つことができて、とても幸せ」と言う。

 

はたから見たら、「えらい困った人を旦那さんにしてかわいそうやなぁ」

となりがちですが、この夫婦には変わらぬ愛と尊敬があったようです。(*^^*)

 

子どもの情景 より  「トロイメライ(夢)」

 

 
 

Rくんは3歳

いつもニコニコして教室にやって来るRくん。PP_usagimoyouno500-thumb-260xauto-180[1]

ピアノ大好き。音楽大好き。

 

「あのね、Rくんね、おばあちゃんと いつも

ヒャッキンのおべんきょうしてるの」

 

<百均のお勉強>とは、百円ショップで売っている

間違い探しや、クイズの本のことなのだそう。

いつもおばあちゃんと競い合って問題を解いてるんです、と

お母さんがおしえてくださいました。

 

Rくんの手指はとてもしっかりしています。

ついこのあいだまで「ぐー」で弾いていたのに、

先回のレッスンでは、親指、人さし指、中指の3本を

使ってドレミを弾くことができました。

「やったね、Rくん。上手」と言うと、

顔をくちゃくちゃにして、バンザイ!\(^o^)/

 

レッスンのある日は、朝から「はやく教室に行こうよ~」って

言ってくれてるんだって?

お昼ごはん食べたらまた、「はやく行こうよ~」って

出かけようとするんだって?(*^_^*)

うれしいなぁ。

 

先生も、Rくんと一緒にレッスンするのがとても楽しみだよ。

また、来週もいっぱいピアノ弾こうね。

待ってるよ!

 

 

 
 

大人のピアノレッスン⑧

先回のこのコーナーで、指先を動かすことが15-30-23-830_250x250[1]

いかに脳の活性化によいか、お伝えしました。

 

さらにその上に…

どんどん学習活動を広げて、自分の世界を

充実させていけるのが、大人のピアノレッスンの

よいところです。

 

ひとつの曲に出会ったら、さっそくその作曲家の

CDを購入し、ほかの曲もじっくり聴いてみる方。

 

教室に置いてある音楽家の伝記を片っぱしから熟読して、

年号まで頭に入れてしまった方。

 

苦手なジャンルの音楽も、発表会でほかの人が弾いているのを

見て、自分もあえて演奏してみようと努力する方。

 

みなさん積極的で、頭が下がると同時に、

こちらも ものすごく刺激を受けます。

 

いくつになっても絶えず学び、成長しようという気持ち。

知的好奇心を持ち続け、今までとは違う自分を

開拓していこうとする気持ち。

本当にすばらしい、のひとこと。(^^♪

 

大人のピアノレッスン、イェイ!です。\(^o^)/

 

 

 
 

無印良「音」

無印良品のお店に ときどき行きます。PP_komorebi500-thumb-260xauto-100[1]

 

店内でいつも鳴っている、特徴のある音楽が

気になり始めたのは2~3年前からでしょうか。

 

今日かかっていたのは、ちいさな女の子の歌が

入っている、なんとも可愛い民族音楽でした。

それで、ふと思い立って、レジでお金を払うときに

店員さんに訊いてみたんです。

「いつもお店でかかっているBGMって、何の曲なんでしょう?」

 

店員さんの説明を聞いてびっくり。

MUJI  BGMとして、もうすでに何枚もCDが発売されているとのこと。

私が心惹かれたのは ケルト音楽の一種でした。

 

一枚買って帰って、部屋で流してみたら

たちまち異国の森をさまよっている気分に…。(*^_^*)

 

ハープやギター、たて笛の音色って とっても素敵ですよ。

みなさんもぜひ聴いてみてくださいね 。(^_-)-☆

 

ケルト音楽

 

 
 

音楽in絵画㉔

pusikin28[1]

エドガー・ドガ(1834-1917)

≪青いドレスを着た踊り子≫

プーシキン美術館、モスクワ

(バレリーナの絵で有名なドガ。56歳のこの頃は視力が

落ちていたために、時間をかけずにさっと描けるパステルを

使っています。油彩にはない軽やかさが、かえってリズム感を

生んでいるような気がして、私は好きです)

 

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