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年別アーカイブ: 2013

 

光と影はペアだ

thCAEHOBL2ひと頃、「ポジティヴシンキング」という言葉が

流行りましたね。

 

物事を肯定的にとらえ、常に前向きに

進むことを目指していく。

とても素晴らしいことだと思います。

 

私なぞは割とすぐに落ち込むタイプなので、

いつも前向きにがんばっている人を見ると、

「すごいなあ」「偉いなあ」と、心から感心してしまいます。

 

そして、それと同時にこうも思うんです。

 

単純に、いつも明るけりゃそれでいいってもんでもないさ。

ときどき暗くなるから、明るさのありがたみがわかるってもんだし。

ネガティヴがあって、ポジティヴもあって、

ありのままでいいっていう考え方もあるなって。

 

あ、そうだ。そう言えば、栗原類。

あの子、割と好きなんです。(≧▽≦)

(最近あんまり見かけない気もするけど、元気かな?)

 

あの子がネガティヴキャラで出て来たとき、なぜかホッとしてましたねぇ。(^^;)

 

 

 
 

音楽in絵画⑬

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ポール・セザンヌ(1839-1906)

≪タンホイザー序曲(ピアノを弾く若い娘)≫

エルミタージュ美術館、サンクトペテルブルク

(ピアノを弾いているのはセザンヌの妹ローザ。右の人はお母さん。

ワーグナーが作曲した「タンホイザー序曲」のピアノアレンジ版を

弾いてるんですね。セザンヌも、この当時の売れっ子作曲家

ワーグナーのファンだったのでしょうか…何だか親近感わきます)

 
 

秋の夜長はバッハ♪

thCAWW2KF811月。

一日が終わり、ひとり部屋に入ると

むしょうにバッハが聴きたくなる…

 

テーブルランプの明かりだけをつけて、

静かにCDを流す。

今夜のメニューは、

『やすらぎのクラシック・シリーズ~バッハ・ベスト・セレクション』。

 

これはなんと百均で買ったシロモノ。

大きな声では言えない。

しかし、安い。

これほど価値ある百円もないかもしれない。

 

うーん…

良い。(:_;)

明日からまたがんばろう。

 

バビロン川のほとりで~18のライプツィヒ・コラール束より BWV653

 

 

 
 

導入期のピアノレッスン⑦

5557467208_6d07e12eaa_m[1]どんな楽器もそうですが、練習なしには

上達しません。

 

でも、年齢の小さい子の場合、最初からバリバリ

<練習>できるかといったら、無理がありますね。

子どもたちは、練習しなければならないと思ってするわけではなく、

「楽しいから弾きたい」「面白いから続けたい」だけだからです。

 

導入期は特に、あるていど時間をかけて見守る気持ちが大切です。

先生も保護者も、自分が願うように 子どもをコントロールして

練習させようとするのではなく、子どものありのままの姿を

受け入れつつ、少しずつ成長していけるように持っていく。

<ゆったりと構え>、<なおかつ焦点を定めて導く>ことが大切ですね。

 

子どもの数だけ、そのやり方はあると思います。

日々これ精進!! つねに模索を続けています。(^^♪

 

 

 
 

一番いい季節!

NS525_pinknobara500-thumb-186xauto-1571[1]近所のお豆腐屋さんに行きました。

お店をのぞくと、おじさんが椅子に座って

コックリコックリ・・・

 

ーおじさん、気持ちよさそうやね。

ーああ・・ええあんばいやわ・・

ー今が一番ええ季節やね。

ーほんま。暑ぅないし、寒ぅもない。

ーずっと続いてほしいねぇ。この感じ。

ーこの夏はほんまにキツかったもんなぁ・・

 

おじさんは、雨の日も風の日もお豆腐の配達に行きます。

暑さ、寒さも一番身にこたえる。

なのに、いつもニコニコお豆腐一丁120円。 頭が下がります。

 

今度の休みには、おばちゃんとどっか遊びに行ってよ。

ほんまにいい季節なんやもん。

たまには羽根のばして、いい目してな。(;_:)

 

 

 
 

「夜の女王」の聴き比べ!

2472051612_3c08889d09_m[1]モーツァルトの傑作オペラ「魔笛」。

今日は、 夜の女王が歌う有名なアリア

復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え>に

スポットを当ててみます!

 

コロラトゥーラと呼ばれる華麗な超絶技巧に加えて、

ソプラノのほとんど最高音である3点ヘ音(ピアノの鍵盤で

言うと、まん中近くのファから2オクターヴ上のファ!)

まで要求される、ものすごく難しい歌です。

 

当時の初演歌手は、ヨゼーファ・ホーファーという、

モーツァルトの初恋の相手アロイジアのお姉さんでした。

(アロイジアに失恋したモーツァルトは、のちにその妹のコンスタンツェと

結婚することになり・・。3人姉妹の、このへん いろいろとフクザツ)

 

つべのこべの言うよりも、とにかく聴いてみましょう。(^o^)

まずは、グルベローヴァから。

ひたすら端正。美しい女王といった感じ。

次は、デセイ

オペラ歌手は女優でもあることを実感。この演技力!

最後はダムラウ

演技を通り越して、怖すぎる・・・。

 

いやぁ、聴き比べも面白いものですね!

くせになりそうです。(≧▽≦)

 

 

 
 

絶対音感について⑦

FSC_ranakyurasuhunndannarennji500-thumb-186xauto-1462[1]絶対音感を持っている人は、ピアノの88鍵すべての

音の高さを正確に言い当てることができます。

 

絶対音感の「絶対」とは、<絶対に良い音感>という

意味ではありません。

 

「絶対」の反対は、「相対」です。

 

ですから、絶対音感とは、耳に入ってきた音の高さを、

<ほかの音と比べることなしに>

それ自体として、言い当てられる音感のことを言います。

 

一般的に言われる「音の高低」ではなく、その音自体の性質

(たとえば、ドはドの音色の性質があるということ)をとらえる

ことができる音感だと考えられています。

 

 

 
 

保育士のためのピアノレッスン②

PP_syashinwotoriau500-thumb-186xauto-239[1]保育士をめざす方のピアノレッスンの

目的は、最初からはっきりしています。

 

とにかく試験に合格するために。

あるいは、大学や短大での音楽授業に

ついていくために。

学内の実技テスト対策のために…etc.

 

他の教科の勉強もあるし、さぞかし毎日忙しいことでしょう。

 

けれど、あえて一個人として弾いてみたい曲の練習も

入れてみることをオススメします。(^^)

 

音楽はたしかに勉強なんですが、そればかりだと

義務的になり、しんどくなってしまいます。

 

音楽の基本は楽しむこと。

ワクワクする気持ちを大切にしてくださいね!(^_-)-☆

 

 

 
 

音楽in絵画⑫

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グスタフ・クリムト(1862-1918)

≪ピアノを弾くシューベルト≫

(クリムト37歳の時の作品です。1945年の

インメンドルフ城の火災で、残念ながら消失してしまいました。

シューベルトは、イメージの姿そのまんまですね)

 
 

クリスマスミニミニコンサート♪

PPO_monnomaenikazarareuwa500-thumb-186xauto-1030[1]

教室の発表会は、毎年4月に行なっています。

来年の分のホール予約が無事に取れ、ほっとひと安心。

と思ったのもつかの間、

今度は、12月のイベントに向けてレッツラゴー!(古い・・)

 

クリスマスは、教室の中でほっこりと行います。

みんなでお互いの演奏を聴き合い、

和気あいあいとゲームやクイズ、紙芝居などを楽しみます。

一年のしめくくりであり、新しい年に向けて気持ちも新たにがんばっていこう!

という、みんなの決意の場&親睦会でもあるんですね。(^^)

 

この<ミニミニコンサート>と称するイベントは、ひなまつりと七夕にも

しているので、年間を通してけっこうスケジュールに追われているにも関わらず、

このあいだMちゃんが言いました。

「先生、ハロウィーンもしたいよぉ!」

 

あは、そっかぁ。(^^;) そうだよねぇ。

じゃあ、来年はハロウィーンも増やそうね!

思いっきり楽しい仮装たのむよ、Mちゃん。(^o^)/

 

 

 

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