まつもと音楽教室 > 2013年

年別アーカイブ: 2013

 

危険信号

thCAPZI0NJ群れるのが苦手です。

 

鵜呑みにするのが嫌いです。

 

みんながおんなじ方向にドーッと行くのを見ると、

 

とたんにドキドキしてきます。

 

 

あかんで、あかん。

 

自分の頭で考えなあかんで。

 

でないと、きっと危険なことが起こる。

 

 

 
 

エリーゼとは誰?

images[7]毎年、発表会で大人気の「エリーゼのために」。

来年はYちゃんが挑戦することになり・・

 

この曲について、なんでもいいから

調べたことをノートに書いていき、どんなふうに

この曲を演奏したらいいか、一緒に考えていこう!と

いうことになりました。(^^)

 

さて、エリーゼとはいったい誰のことだったのか?

 

実は、ベートーヴェンの周囲には、エリーゼと言う名前の女性はいませんでした。

そこで昔から研究がさかんに行なわれてきたのですが、

<エリーゼ(Elise)は、実はテレーゼ(Therese)だった。

タイトルに書かれたベートーヴェンの字があまりに汚かったので、誤読された>

という説が一般的になっています。

しかし、近年は新しい説も出ているようです。

 

ベートーヴェンのオペラに出演していた男性歌手の妹の名が、「エリーザベト」。

彼女の愛称が「エリーゼ」であることと共に、ベートーヴェン自身が、

死の直前にもう一度だけ逢いたいと願い、彼女を呼び寄せたとか。

 

うーん。やっぱりミステリー。真相はお墓の中。(^^;)

 

だけど、これだけは確かです。

ベートーヴェンがひとりの女性を愛し、彼女のことを

ひたすらに想ってこの曲を書いたこと。

 

Yちゃんと話し合いました。

そのベートーヴェンの気持ちを考え、一音一音を大切に、心をこめて弾こうね・・と。

 

来年の「エリーゼのために」もとても楽しみになってきました。(^^♪

 

 

 
 

マイケル・ジャクソン

50313515_55b67454c2_m[1]彼の歌を初めて聴いたのは、確か

ミュージカル映画「The  Wiz」を見たとき

だったと思います。

 

若き日のマイケルをはじめ、ダイアナ・ロス

クインシー・ジョーンズレナ・ホーン・・etc.

黒人アーティストばかりが出演するこのミュージカルは、

「オズの魔法使い」のブラックバージョンでした。

 

その時の彼のソロと、兄弟一緒のジャクソン5のステージです。

彼は、やっぱり小さい時からすごかったんだ・・(-_-;)

あらためて感じます。

晩年のマイコーはすっかりおなじみだけど、昔の晴れ姿もぜひ!(^_-)-☆

 

 

 
 

哀しみのモーツァルト~ピアノ協奏曲編②~

5441648668_464d082b99_m[1]モーツァルトのピアノ協奏曲は

27番までありますが、その中で

短調の作品は二つだけです。

 

なぜ長調の曲が圧倒的に多かったのか。

 

それは、モーツァルト自身の好みでもなんでもなく、

時代の風潮で そうせざるを得なかった・・と

言えるでしょう。

ソリストのテクニックを際立たせ、華やかで社交的な

雰囲気を演出するために作られたもの。

それが当時の協奏曲(コンチェルト)でした。

 

短調のピアノ協奏曲は、モーツァルトにとって、

音楽的な挑戦だったのかもしれません。

暗い激しさに満ちた この二つの協奏曲は、

のちにベートーヴェンも好んで演奏したと言われています。

(確かに、ベートーヴェン、好きそうです・・・(^^;))

 

ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466   第一楽章

ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 第一楽章

 

 

 
 

音楽in絵画⑪

201255111344oj6ti[1]

ラウル・デュフィ(1877-1953)

≪オーケストラ≫

(「天使のコンサート」と名づけられた版画集の中の一点です。

デュフィの作品は、どれも色彩が華やかですね。

見ているだけで、楽しくなってきます)

 
 

大人のピアノレッスン④

N695_bennchiniokaretaringo500-thumb-186xauto-1728[1]歳をとるごとに、からだには変化が訪れます。

 

昨日やれたことが、今日できなくなるんですよ・・

と、テレビで誰かが言ってた。

 

うん。わかる。

昨日とは言わないけど、若い頃は平気だったことが、

しんどくなってきてる。私だって。

 

お年を召した方は、どんなに大変だろう。

うちの母なんて、もうフーフーですよ、毎日。

 

しゃあけど、さんまが言うてますやん。

「生きてるだけでまるもうけ」て。

あれ、ほんまですね。

 

午後のひととき、一人ピアノ弾いて、ああいい曲だなあ・・幸せだなあ・・

生きててよかったなあ・・って感じること。

よくあります。

 

いつからだって始められますよ。

いつからだって、指は動くようになりますよ。

今のこのときを大切に。

音楽を楽しみましょう。(^_-)-☆

 

 

 
 

導入期のピアノレッスン⑥

PPW_atariwokakuninsurumi-acat500-thumb-186xauto-613[1]ある曲が上手に弾けるようになる。

とても素晴らしいことです。

 

たとえば発表会のケース。

 

年齢にしてはレベルが高いなあ!というような曲を

みんなの前で上手に弾けたら、もちろん自分自身に

満足感・達成感があるし、周囲の人たちも誉めてくれるし、

とても嬉しいですよね。

 

だけど、そこに注意点もあります。

たとえ 何か一曲を立派に完成させたとしても、

総合的な音楽の力がついているかと言ったら・・また別問題だということです。

 

打ち上げ花火のように、 コンサート用の一曲をうまく仕上げること以上に、

将来、自分一人で音楽を楽しんでいけるような力を目標にしているか。

 

地道にコツコツと階段をのぼっていくこと。

それを第一に、日々のレッスンをすることが大切だと思います。

(ごく当たり前のことですけどね・・(^^))

 

 

 
 

陶酔の歌声

3545177630_13b22b592b_m[1]いつも行くスーパー。

いつものように、有線の音楽が かかっていました。

 

<うわ、懐かしい。オフコースや>

 

♪あなたに逢えてーほんとうにーよかったぁ~♪

 

<アレ?小田さんの声に合わせて、誰かが歌ってるよ>

 

よおく見ると、すみっこの休憩所に小学2年生くらいの男の子がひとり。

そばには誰もいないので、聴いている人はいないと思っているのでしょう。

大声で熱唱しています。

 

<小さい子が、えらい古い歌知ってるなぁ・・>

 

熱唱。この言葉以外になんと表現したらよいでしょう。

彼は、完全に歌の中に入り切っています。

この歌が好きでたまらないんだなぁ、きっと。

 

♪うれしくてー、うれしくてー、ことばにーできなーいぃ♪

 

陶酔してる彼の姿を遠目で見ながら、なんでか知らんけどジーンときた私。

 

♪らーらーらー、らーらーらー、ことーばにーできなーいぃ♪

 

ほんま、言葉にできんもの、キミからもらったよ。

ありがとうね。(^_^)

 

 

 
 

春の発表会めざしてGO!

OJS_hasigonikakaruhana500-thumb-186xauto-1383[1]毎年4月に、ピアノ&エレクトーンの発表会をしています。

 

ホールを借りて行う、年に一度の大きなイベントなので、

選曲をはじめ企画・演出をどうするかが毎年の課題。

 

何をおいても、まずはソロ曲!

(先日もお話ししましたが・・・)

クラシックの名曲を選ぶ人あり、ジャズ風アレンジが

いい人あり、ジブリやディズニー、ボカロも根強い人気です。

それぞれの希望や好み・レベルに合わせて選曲し、アレンジを選びます。

 

今年も、ようやくその作業が一段落しました。

これからは、ひたすら練習の日々。

発表会の曲が最優先になるので、ふだんの教則本は

いつものペースを落としたり、ときには思い切ってお休みしたりも。

 

この時期からみんなの目の色が変わってくるんです。

難しい曲をだんだん弾けるようになっていくのが

嬉しくて面白くて仕方ないんですよね。(≧▽≦)

 

ひとりひとりが最高に輝ける一日になれるように、

本番まで全力を尽くしていくことを誓いま~す!!(^o^)/

 

 

 

 
 

保育士のためのピアノレッスン①

4198220175_34a1626f37_m[1]保育士の資格試験を受けようとする場合、

ターゲットになる課題を練習して準備するのは

一番大事なこと。

 

そして、それと同時に意識したいのは、

「保育士になってから」のことだと思います。

 

たとえば 現場で歌をおしえるとき、コードがわかればとても便利です。

メロディラインとコードだけが書かれている楽譜を見て、ぱっと伴奏が

できたら、指導がとってもスムーズにいくこと間違いなし!

 

ちょっとキーが高いかな・・などと思ったら、その場ですぐに

コードネームを書き直して、臨機応変に対応することができます。

 

楽譜が読め、その通りに弾けるようになるのはもちろんのこと、

コードの勉強は、保育士さんに とても役に立ちます。(^^♪

 

 

 

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