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ねばならない症候群

IUK_ookinajyumokutosarari-man500-thumb-186xauto-1332[1]現代人は忙しい。

 

○○しなくちゃ。

△△もやらなくちゃ。

気がつけば、日々追われています。

 

プラス、気持ちの上でも

自分という人間に「こうあらねばならない」という

鎖や足かせをつけて生きています。

 

ねばならない、は大事。社会に生きる私たちにとって。

 

だけど、そればかりの人生だと とてもしんどいです。

 

ひとつずつ、

「ねばならない」から、「心からしたい」に変えよう。

最近よく思います。

 

 

 
 

音楽in絵画⑥

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楊州周宜<ようしゅうちかのぶ>(1838-1912)

≪欧州管絃楽合奏之図≫

神戸市立博物館

(ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス。

混声合唱団の姿も見えますね。左上に歌詞や楽譜が描かれています。

明治時代の唱歌を合唱しているところ。

西洋文化をまるごと吸収しようとした時代ですね)

 
 

チワワくん

5156921450_860471e78c_m[1]あるお店に入っていったら、

奥から走ってきた。

 

せわしない。

目が心なしか、ロンパリ。

ひとりでくるくるくるくる。

わたしの顔を見ては、キャンキャン。

くるくるキャンキャン。くるくるキャンキャン。

 

困惑してたら、お店の人が

「かもうてほしいんですわ」。

 

あ、そうか。

じゃあ・・とばかりに背中をなでた。

すると、あのくるくるキャンキャンはどこへいったんか?

と思うくらいに急におとなしくなった。

目をつぶってる。

 

ほっとしてお店の人と話し出すと、またくるくるキャンキャンが始まる。

あ、手が止まってるっていうことね。

しゃべっててもいいから、手は止めるなってことね。ハイハイ。

 

なでると静かになる。目を閉じてる。

手が止まると吠える。

それを何回か繰り返し、買い物が終わって店を出るときが来た。

 

玄関に行くと、玄関までついてきた。

くるくるキャンキャンはピークに達する。

 

ペットショップで出会って、

即決で犬を家に連れて帰る人の気持ちが初めてわかった。

 

 

 
 

夏の夜の夢

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花火 大大大好き!

だけど、天神祭りもPLも淀川も行ったことないなぁ。(;_:)

永遠に「夏の夜の夢」です・・・

 
 

教え子に再会

PEZ82_manatuhizashitonamiki500-thumb-186xauto-3164[1]バンド練習の帰り道、向こうにいる人影が

大きく手を広げているのが見えました。

 

誰かな・・?っと、ド近眼の目をこらして凝視。

と同時に、「せんせ~い!!」と呼ぶ声。

 

それは、教え子だったユキエちゃんでした。(≧▽≦)

 

ーなつかしい!元気?

ー先生、あのね、昨日 偶然 ハルカちゃんに会うたんですよぉ!

ーえ、ほんま?どこで?

ー○○駅近くのお店で働いてる。

ーギャー。

ーそれで、はよ先生に言わなあかんて、思ってたとこ!

 

ハルカちゃんというのは、同じく教室の同窓生。

家族そろって北海道に引越したので、もう10年近く会ってないのです。

 

ー彼女だけ大阪に戻ってたんや。知らんかった・・・。

 

ユキエちゃんもハルカちゃんも、当時は小学生でした。

ひとのお世話をするのが大好きで、発表会ではスタッフとして

小さい子たちの面倒をよくみてくれてました。

その彼女たちも、もう成人して立派にやってる。

こっちが歳を取るはずです。(^▽^;)

 

ーさっそく会いに行くわ!楽しみやなあ!!

 

かつての教え子ちゃんたちよ。

いくつになっても君たちはほんとにカワイイんやで。

ワタシはいつも応援しているよ。(:_;)

 

 

 
 

親子の連獅子!

pc6401b[1]先日、歌舞伎の舞台を見に行きました。

 

今回は、中村又五郎&歌昇 親子の襲名披露公演。

親子二人揃っての「連獅子」です。

 

おとっつぁんの又五郎は、歌舞伎以外にも

時代劇の「鬼平犯科帳」に 盗賊改めの同心として

出演していておなじみですが、息子の歌昇の

舞台を見るのは今回が初めて。

 

それが・・・。

この息子がよかった !!!(^^)

 

親獅子は、子供の獅子の成長を願って 崖からわざと突き落としたりします。

しかし それを物ともせず、試練に果敢に立ち向かう子獅子。

真っ赤な頭を振って振って振りまくります。(毛振りといいます)

この振り方が、勇ましい。エネルギッシュ。そこまでやるか、というくらいに振った。

見得の切り方も半端ない。お父さんを完全に食ってました。(^^;)

 

勘三郎團十郎を失って、ちょっと寂しかった歌舞伎界。

でも 体当たりの若手を見て、なんとも明るい、いい気持ちになれました。

 

円熟した芸もいいけど、はじける若さも元気出てええもんです!!(*’▽’)

 

 

 
 

導入期のピアノレッスン②

N112_kingyosukuinoyoujyo500-thumb-192xauto-1934[1]新しく始めたピアノのおけいこ。

どうやったら自分からすすんで練習し、

長く続けていくことができるでしょうか。

 

昔から、<好きこそものの上手なれ>と言いますね。

その通り、好きなことは「やめろ」と言ってもやめられません。(^^)

 

朝から晩まで、暇さえあればピアノに向かっている5歳の女の子がいます。

ピアノを弾くことが、好きで好きでしょうがないのです。

お母さんの話によると、教則本以外に 保育所で習ってる歌を楽譜なしで弾き、

テレビから流れてくるCMソングを耳コピー&アレンジして弾き・・

毎日、ピアノライフをとてもエンジョイしてるようです。(^^♪

 

この、<好きになれるかどうか>は、

確かに本人の嗜好もありますが、それだけではありません。

 

特に 習い始めの段階では、親御さんはじめ周囲の方のあたたかい協力が必要です。

それはズバリ、<褒めて褒めて褒めてあげること>!

 

それは<やる気>につながり、<練習意欲>につながり、

やがて<自信>につながっていきます。

長い道のりの、何よりも大きな原動力になるのです。(^o^)

 

 

 
 

フォルテピアノⅡ

thCA8J1JC0若き日のベートーヴェンが使っていたピアノは、

モーツァルトと同じで、小さくて軽いものでした。

 

そのピアノで、ピアノ・ソナタの31番までを

作曲したと言われています。

傑作として名高く、コンサートでもよく演奏される

<悲愴><月光><テンペスト>といった作品があります。

 

1803年に、ベートーヴェンは 初めてペダルのついた

68鍵のグランドピアノを持ったようです。

 

その後、73鍵、78鍵としだいに鍵盤の数が増えて音域が広がり、

作りが堅牢になって音量が増し、タッチも重いものになっていったとのこと。

 

ベートーヴェンは、まさにピアノの変革期の真っ只中に生きた作曲家でした。

フォルテ≪強く激しい音≫も、ピアノ≪弱く繊細な音≫も、

どちらも自由自在に鳴らせるフォルテピアノ(まんまの名前!)に

出逢って、ますます作曲意欲が かきたてられたんでしょうね。

 

楽器メーカーさんにも感謝しなくっちゃ!(#^^#)

 

 

 
 

暑い夏に熱いダンス!

children-117275_150[1]生徒の Kちゃんが出演する ダンスの発表会を

見に行きました。

 

いつもピアノレッスンで逢ってるのに、

こうやって舞台の姿を見ると あらためて思います。

<大きなったなぁ!(゜o゜)>

<もう大人とかわらんやん・・>

 

3歳のときからピアノと絶対音感の練習をスタートし、

11年経った今、ジャズやブルースを弾きこなすようになった Kちゃん。

同時進行で、ずっとダンスも続けてきました。

今では ピアノ発表会のフィナーレの振り付けを担当してくれるほどに。

 

夏の暑さを吹き飛ばす勢いの、さらに熱いダンスのオンパレード・・・

ひとりの少女の成長が胸に迫って、感無量の一日でした。(*´▽`*)

 

 

 
 

絶対音感について③

Image008絶対音感は 練習によって身につけることができます。

これはとても画期的なことです!

 

ただし、

いつ練習を始めるか。

どんなふうに練習するのか。

それがとても重要になってきます。

 

始める年齢は できるだけ小さいうちがいいのですが、

ある程度、自ら練習する意識を持てるようになってからでないと、

実際のおけいこは難しいのです。

スタートは遅くてもいけないし、また早すぎてもうまくいきません。

 

一音会のデータによると、2歳半ぐらいに始めるのがよいとされています。

ただ、やはり多少の個人差はあります。

 

 

 

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